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マキタ18Vバッテリーをポータブル電源で充電したい。Jackery600Plusで十分。

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Jackery(ジャクリ)のポータブル電源1500(PTB152)で、マキタの18V2個用の急速充電器「DC18RD」が使えるのか試してみました。

注意点などまとめておきます。

2024.7.20:Jackery 600 Plusを使ってみました。

マキタの急速充電器での充電について まとめ

充電したバッテリーは18V6.0Ah

今回充電したバッテリーは、18V6.0Ah「BL1860B」です。

容量が108Whですね。

定格消費電力は、690W

マキタの2口急速充電器「DC18RD」の消費電力は、690W(VA=W)となっています。

発電機、昇圧器は使用不可

発電機にバツマークがついていたので調べてみると、どうやらインバータ発電機であれば使用可能みたいです。

マキタの取扱説明書は検索できる

マキタの取扱説明書は検索できます。

以下のリンクから飛べるので、現在使用しているものがある場合は調べてみましょう。充電器の場合は、「充電器」でキーワード検索すると出てきます。

18Vマキタ充電器一覧

18V充電器口数出力電流消費電力満充電時間
DC18RD29A690W約55分
DC18RF112A330W約40分
DC18SH22.6A140W約130分
DC18SD12.6A125W約130分

他にもいろいろな充電器があるのですが、代表的なのはこの4つです。

急速充電ではない充電器(SH,SD)は消費電力が少ないのですが、18V6.0Ahを満充電するのに約2時間ちょいかかるので、草刈り機などでローテーションするには不向きです。急速の方(RD,RF)だと半分ぐらいなので、なんとかローテーションできるかなという感じです。

したがって、購入するなら急速充電できる「DC18RF」がオススメですね。Amazon.co.jpでも購入できるのですが、高いので楽天で購入したほうがいいです。

マキタの充電器は互換品が多く見つけにくいですが、必ず純正品を購入するようにしましょう。

Jackery 1500で実際に充電してみた

消費電力は、673W

充電中の消費電力は、673Wでした。

今回、それほどバッテリーが減っていない状態で充電したのでこれぐらいなのかもしれません。もっと減っていると更に消費電力が増える可能性があるので注意です。

安定せずに上下する

途中からは466Wになったりしていました。けっこう頻繁に消費電力が上下していたのでこれといった数値は言えないです。

充電が終盤になるにつれて消費電力が減っていった感じです。

充電が終わると5Wぐらい

充電が終わると5Wぐらいの消費電力でした。

Jackery 600 Plusを草刈りに持って行ってみた

Jackery 1500だと約16kgあり持ち運ぶのが大変なので、軽いJackery 600 Plusを購入してみました。Amazonプライムデーでソーラーパネルと合わせて4割引だったのでついポチってしまいました。

実際に畑に持っていって使ってみたところ、Jackery 600 Plus で問題なく使用できました。

ただ、充電する際にバッテリーの冷却に時間がかかって18V6.0Ahのバッテリー3個ではうまくローテーションできませんでした。また、80%の充電になってから満充電までに半時間ぐらいかかるので、「まだかな、まだかな」と待っている時間が長かったです。

ちょっと充電に時間がかかりすぎじゃないかと思って調べてみたところ、「DC18RD」は充電時間が長いようです。

  • DC18RD:約55分(フル充電)
  • DC18RF:約40分(フル充電)

草刈りでローテーションする場合は、一口の急速充電器「DC18RF」の方が良さそうです。

あと、Jackery 600 Plusを日陰の草の上に直接おいていたのですが、蟻の襲撃にあってしまったので、今度からはレジャーシートなど下に敷けるものを持っていこうかと思います。

Jackeryのポータブル電源性能一覧

Jackeryのポータブル電源の性能を一覧にしたものはこちらです。

Jackery本体定価
(税込)
容量
(Wh)
定格出力
(W)
UPS重量
(kg)
充電
(時間)
DC入力
(W)
充電
(サイクル)
公式サイト
24029,800円241.92003.15.560500詳細を見る
40049,300円4032004.17.560500詳細を見る
70884,500円708.185006.85180500詳細を見る
1000139,800円1002100010.67.5180500詳細を見る
1500179,800円1534.681800167.5250×2800詳細を見る
※Basicシリーズ
Jackery本体定価
(税込)
容量
(Wh)
定格出力
(W)
UPS重量
(kg)
充電
(時間)
DC入力
(W)
充電
(サイクル)
公式サイト
1000Pro149,800円1002100011.51.8400×21000詳細を見る
1500Pro199,800円15121800172700×22000詳細を見る
2000Pro285,000円2160220019.52700×21000詳細を見る
3000Pro419,000円3024300020ms292.8700×22000詳細を見る
※Proシリーズ
Jackery本体定価
(税込)
容量
(Wh)
定格出力
(W)
UPS重量
(kg)
充電
(時間)
DC入力
(W)
充電
(サイクル)
公式サイト
100Plus15,900円99.21000.9651.81002000詳細を見る
300Plus39,800円28830020ms3.7521003000詳細を見る
600Plus86,000円632.380020ms7.312004000詳細を見る
1000Plus168,000円1264.64200020ms14.51.7400×24000詳細を見る
2000Plus285,000円2048.8300020ms27.92700×24000詳細を見る
※Plusシリーズ
Jackery本体定価
(税込)
容量
(Wh)
定格出力
(W)
UPS重量
(kg)
充電
(時間)
DC入力
(W)
充電
(サイクル)
公式サイト
240new32,800円25630020ms3.61.91004000詳細を見る
1000new139,800円1070150020ms10.81.7200×24000詳細を見る
2000new239800円2042220020ms17.91.7200×24000詳細を見る
※Newシリーズ

ポータブル電源で見るべき性能を一覧にしてみるとこんな感じになります。

その他のメーカーのポータブル電源については以下のリンク先にまとめてます。

使用可能なポータブル電源

定格出力が690Wを超えているポータブル電源の中で、選ぶとしたらこれかなというものをまとめておきました。

マキタの充電器を使用する場合は、これ以上のスペックが必要になってきますので、定格出力が容量をよく見て購入するようにしましょう。

Jackery 600Plus

※引用画像:Amazon.co.jp

Jackery600Plus
本体定価(税込)86,000円
容量(Wh)632.3
定格出力(W)800
瞬間最大出力(W)1600
重量(kg)7.3
充電(時間)1
充電(サイクル)4000

Jackeryから出ている定格出力800Wのポータブル電源「Jackery 600 Plus」です。

容量が632.3Whと他の同出力のポータブル電源に比べて少なめです。

容量が少ない分、重量が軽くなっているので持ち運びやすくなってます。

また、リン酸鉄リチウムイオン電池を使用しているため、Jackery旧モデルに比べて寿命が大幅に伸びました。充電時間も更に短くなり使い勝手が上がってます。

EcoFlow RIVER2 Pro

※引用画像:Amazon.co.jp

EcoFlowRIVER2 Pro
本体定価(税込)88,000円
セール時57,200円
(35%OFF)
容量(Wh)768
定格出力(W)800
サージ(W)1600
X-Boost(W)1000
重量(kg)7.8
充電(時間)1.2
充電(サイクル)3000

EcoFlowから出ている定格出力800Wのポータブル電源「EcoFlow RIVER2 Pro」です。

X-Boost機能があり1000Wまでの消費電力の電気製品を動かすことができます。

容量については、768Whと他の同出力のポータブル電源と同じぐらいです。

重さについては、約7.8kgと片手で持つには少し重たいです。移動時に足の上に落とすことがないように注意したいですね。

リン酸鉄リチウムイオン電池を使用しているため、充電時間が短く、寿命も長いです。

また、セール時に大幅に値段が下がるため、購入する際はEcoFlow公式サイトなどをチェックしてセールのときに購入しましょう。

BLUETTI AC70

※引用画像:Amazon.co.jp

BLUETTIAC70
本体定価(税込)84,800円
セール時
早割価格
62,800円
(25%OFF)
容量(Wh)768
定格出力(W)1000
(2000)
瞬間最大出力(W)2000
簡易UPS
重量(kg)10.2
充電(時間)1.5
充電(サイクル)3000

BLUETTIから出ている定格出力1000Wのポータブル電源「BLUETTI AC70」です。BLUETTI「EB70S」の上位互換になってます。

電力リフト機能があり2000Wまでの消費電力の電気製品を動かすことができます。ただ、家庭用コンセントで使えない(消費電力が1500Wを超える)ような電気製品は普通に購入しないので、同時に電気製品を使用したときの合計消費電力が少し増えるぐらいに思っておきましょう。

容量については、768Whと他の同出力のポータブル電源と同じぐらいの容量です。

重さについては、約10.2kgと持ち運ぶには少々重たい感じになってます。

リン酸鉄リチウムイオン電池を使用しているため、充電時間が短く、寿命も長いです。

また、セール時に大幅に値段が下がるため、購入する際は公式サイトや楽天、Amazon.co.jpなどをチェックしてセールのときに購入しましょう。

PowerArQ S7

※引用画像:Amazon.co.jp

PowerArQS7
本体定価(税込)79,200円
容量(Wh)716.8
定格出力(W)700
瞬間最大出力(W)1400
重量(kg)9.5
充電時間(時間)4
充電回数(サイクル)3000

PowerArQから出ている定格出力700Wのポータブル電源「PowerArQ S7」です。

容量については、716.8Whと他の同出力のポータブル電源と同じぐらいの容量になってます。拡張バッテリーには対応していません。

重さについては、約9.5kgと持ち運ぶには少し重たいです。

リン酸鉄リチウムイオン電池を使用しているので寿命が長いです。ただ、充電時間は他のポータブル電源と比べると長めです。

他のメーカーのポタ電と違い「オリーブドラブ」「コヨーテタン」の2色が選べます。

Anker Solix C800

※引用画像:Amazon.co.jp

AnkerSolix C800
本体定価(税込)99,990円
容量(Wh)768
定格出力(W)1200
瞬間最大出力(W)1600
簡易UPS
重量(kg)10.5
コンセント入力W数1100
充電(サイクル)3000

Ankerから出ている定格出力1200Wのポータブル電源「Solix C800」です。「Solix C800 Plus」とは性能面の違いがなくて、磁石でどこでも引っ付けられるキャンプライトが2つと、最大1mまで伸縮可能なポールが付属しているかしないないかの違いです。

容量については、768Whと他の同出力のポータブル電源より少ないですが、同じ容量のポータブル電源の中では、かなり高出力になってます。

重さについては、約10.5kgと持ち運ぶには少し重たいです。

リン酸鉄リチウムイオン電池を使用しているため、充電時間が短く、寿命も長いです。

また、セール時に大幅に値段が下がるため、購入する際はAnker公式サイトや楽天、Amazon.co.jpなどをチェックしてセールのときに購入しましょう。

バッテリーよりポータブル電源?

ポータブル電源を購入するよりもマキタのバッテリーを複数台購入したほうがいいんじゃないかという意見があり、私もそのように思っていたのですが、長い目でみるとポータブル電源がお得かなと思います。理由をまとめておきます。

充電サイクル数が違う

マキタのバッテリーは三元系リチウムイオン電池なので、充電サイクル数が約500回です。

毎日使うわけではないので結構もってます。10.8Vのバッテリーの方は8年使ってますが、まだまだ使えますし、18Vのバッテリーも4年ぐらい使用しても全く問題なしです。

約500回でそれですから、JackeryのPlusシリーズの寿命が約8倍の約4000回と考えるといつまで持つのやらという感じです。

最近は、リン酸鉄リチウムイオン電池が主流になってきているので、マキタのバッテリーもあと何年かすればリン酸鉄リチウムイオン電池に変わるんじゃないのかなと密かに思ってます。あまりたくさんのバッテリーを持っていてもいずれ使いにくくなってしまうので、ポータブル電源で充電しつつ使うのがいいかなと思うわけです。

さすがに、あと何十年でコンセントの形が変わって、一般に普及するということはないだろうと思いますしね。

割引されない

マキタのバッテリーは、セールで値段が下がることとがほとんどないです。というより見たことないですね。

18V6.0Ahが約1万5000円と不動なのですが、ポータブル電源の方は毎月セールで値段が下がるし、発売されてから半年ぐらい経つと驚くほど値段が下がります。

こちらの記事で紹介している有名なメーカーのポータブル電源も、発表したときの早期割引が終わった何ヶ月だけは値段が高いですが、半年もすればセール価格になって、1年もしたら半額で購入が可能になってきてます。(Jackeryはあんまり値段が下がらない印象です。)

また、各メーカーの公式サイトでは、古いモデルの整備済み品を安く購入できるようになっているので、そちらを試しに購入してもいいと思います。

この価格より安かったら買い

マキタの18V6.0Ahのバッテリー1個の値段を15,000円として考えると以下のようになります。

個数容量
(Wh)
価格
(円)
110815,000
221630,000
332445,000
443260,000
554075,000
664890,000
7756105,000
8864120,000
9972135,000
101080150,000

4個ぐらいまでなら、マキタの18V6.0Ahバッテリーを購入し、それ以上の個数を購入するのであれば、ポータブル電源を購入したほうがお得でしょう。

私は、今回(2024.7.16)のAmazonプライムデーセールで、Jackery 600Plus(マキタバッテリー約6個分の容量)が100Wソーラーパネル付きで4割引の65,890円だったので思わず衝動買いしてしまいました。発表当初からこのサイズのが欲しかったですしね。

草刈りでローテーションできる個数というのが掴みきれてないのですが、最近はバッテリーで使える機械が驚くほど増えてこれからも増えると思うので、損をするということはあんまりないかなという感じです。

あとがき

Jackeryから定格出力800Wとちょうどいい「Jackery 600 Plus」が出たので、マキタと組み合わせるならそちらがオススメです。

「Jackery 1500」は約16kgですが、「Jackery 600 Plus」は約7.3kgと持ち運びしやすい重さになってます。草刈りが終わってヘトヘトになっているのに約16kgを持って運ぶのはしんどいですし、疲れすぎて持ち上がらないとかいう事態にもなりかねませんしね。

あと、電動の草刈り機を実際に使用してみたときのことは以下にまとめてあります。長時間の草刈りをする場合は、バッテリーの持ちがあまり良くないのでバッテリーが4個ぐらいないとローテーションできない感じです。3個じゃ無理でした。

また、以前はスプリットモーターを使用していたのですが、18V充電式草刈機「MUR195LDZ」の方が使い勝手がいいので、今は主にそちらを使用してます。軽いのは正義です。

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