BLUETTIのポータブル電源は、「LiFePO4(リン酸鉄リチウムイオン電池)」を使用しているので長寿命なことや、大容量の拡張バッテリーを使えるのが特徴です。
違いがわかりにくいので、各製品の性能をまとめておきます。
BLUETTIポータブル電源の性能 比較まとめ
本体定価
「AC300+B300」「AC500+B300S」に関しては、セットでないと使用できない特殊なポータブル電源なので、セット価格になってます。
本体価格はよく変更される(昨今の円相場が影響?)ので、公式サイトで必ず確認するようにした方がいいです。
また、セールなどで安く入手できることが多いので、購入するならセール時が狙い目です。
セールやキャンペーンなどの情報は、公式サイトでメルマガ登録するとメールで送られてきますが、Twitterをしているのであれば公式Twitterをフォローしておくとわかりやすいです。
容量
「ACシリーズ」は、拡張バッテリー「B230」「B300」に対応しているので、連結する分だけ容量を増やすことができます。
「AC500+B300S」は「B300S」に対応しており、他の「B230」「B300」にも対応しています。その場合、連結できる個数は、拡張バッテリーの同時接続台数に影響されます(B300だと4個)。ただ、わざわざ「B300S」以外を選択する意味はないです。
拡張バッテリーについては以下のとおりです。
拡張バッテリー | 本体定価 (税込) | 容量 (Wh) | 重量 (kg) | 同時接続 (台数) |
---|---|---|---|---|
B80 | 79,800円 | 806 | 10 | 2 |
B230 | 129,800円 | 2048 | 21.8 | 2 |
B300 | 239,800円 | 3072 | 36.1 | 4 |
B300S | 298,000円 | 3072 | 38 | 6 |
「B300S」が「AC200MAX」「AC300+B300」に対応しているかは記載がないのでわかりません。
出力
「AC300+B300」と「EP500」については、同じモデルを連結することで出力が倍になり200Vに対応します。
「AC60」「AC180」には、電力リフトモード(パワーリフティングモード)があり、消費電力が大きな電化製品も動かすことができるようです。EcoFlowのX-Boost機能と似ている感じですね。
充電時間
公式サイトの方に充電時間の記載がないものが多いので、ないものは自分で計算しました。充電時間の計算方法は以下のとおりです。
「ポータブル電源の容量」÷「AC充電のW数」÷0.8
ただ、実際に充電したわけではないので、コンセントだけでどれぐらい時間かかるのかはわかりませんし、明らかになんかおかしい感じもあります。
充電回数
充電回数は、80%の電池容量を保証している回数です。1サイクルは、0%→100%→0%です。
BLUETTIのポータブル電源は「LiFePO4(リン酸鉄リチウムイオン電池)」を使用しているため、寿命が圧倒的に長くなっています。
簡易UPS(無停電電源装置)付き
簡易UPS(無停電電源装置)付きのモデルについては、一覧表の「簡易UPS」をご確認ください。
BLUETTIの簡易UPSは、20ミリ秒以内での切り替えになるので、医療用やサーバー用などには使用できないので注意しましょう。また、他のポータブル電源にあるEPS(30ミリ秒)よりも少し性能が高いようです。
一覧表
BLUETTI | 本体定価 (税込) | 容量 (Wh) | 定格出力 (W) | 電力リフト (W) | 簡易 UPS | 重量 (kg) | AC入力 (W) | PV入力 (W) | 充電 (サイクル) | 公式サイト |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
EB3A | 29,800円 | 268.8 | 600 | ✕ | 20ms | 4.6 | 430 | 200 | 2500 | 詳細を見る |
EB55 | 終売 | 537 | 700 | ✕ | ✕ | 7.5 | 200 | 200 | 2500 | 詳細を見る |
EB70S | 終売 | 716 | 800 | ✕ | ✕ | 9.7 | 200 | 200 | 2500 | 詳細を見る |
EB200P | 終売 | 2048 | 2200 | ✕ | ✕ | 28.1 | 500 | 900 | 3500 | 詳細を見る |
EP500 | 終売 | 5100 | 2000 | ✕ | 0ms | 76 | 600 | 1200 | 6000 | 詳細を見る |
EP500Pro | 990,000円 | 5120 | 3000 | ✕ | 0ms | 83 | 3000 | 1200 | 3500 | 詳細を見る |
BLUETTI | 本体定価 (税込) | 容量 (Wh) | 定格出力 (W) | リフト (W) | 簡易 UPS | 重量 (kg) | AC入力 (W) | PV入力 (W) | 充電 (サイクル) | 公式サイト |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
AC2A | 29,800円 | 204.8 | 300 | 600 | 20ms | 3.6 | 270 | 200 | 3000 | リンク |
AC60 | 79,800円 | 403 | 600 | 1200 | 20ms? | 9.1 | 600 | 200 | 3000 | リンク |
AC50B | 59,800円 | 448 | 700 | 1000 | 20ms | 6.7 | 580 | 200 | 3000 | リンク |
AC70 | 84,800円 | 768 | 1000 | 2000 | 20ms | 10.2 | 900 | 500 | 3000 | リンク |
AC180 | 148,000円 | 1152 | 1800 | 2700 | 20ms | 16.4 | 1440 | 500 | 3500 | リンク |
AC180T | 199,800円 | 1433.6 | 1800 | 2700 | 20ms | 26.5 | 1440 | 500 | 3000 | リンク |
AC200P | 終売 | 2000 | 2000 | ✕ | ✕ | 27.5 | 500 | 700 | 3500 | リンク |
AC200MAX | 199,800円 | 2048 | 2200 | ✕ | ✕ | 28.1 | 500 | 900 | 3500 | リンク |
AC200L | 219,800円 | 2048 | 2000 | 3000 | 20ms | 28.3 | 2000 | 1200 | 3000 | リンク |
AC240 | 259,800円 | 1536 | 2000 | 3000 | 15ms | 33 | 2000 | 1200 | 3500 | リンク |
AC300+B300 | 399,800円 | 3072 | 3000 | ✕ | 20ms | 57 | 3000 | 1200 | 3500 | リンク |
AC500+B300S | 598,000円 | 3072 | 5000 | 6000 | 20ms? | 68 | 5000 | 3000 | 3500 | リンク |
BLUETTI | 本体定価 (税込) | 容量 (Wh) | 定格出力 (W) | 電力リフト (W) | 簡易 UPS | 重量 (kg) | AC入力 (W) | PV入力 (W) | 充電 (サイクル) | 公式サイト |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
AC2P | 42,800円 | 230.4 | 300 | 600 | 20ms | 3.6 | 270 | 200 | 3000 | リンク |
AC60P | 129,800円 | 504 | 600 | 1200 | 20ms | 9.1 | 600 | 200 | 3000 | リンク |
AC70P | 120,000円 | 864 | 1000 | 2000 | 20ms | 10.2 | 950 | 500 | 3000 | リンク |
AC180P | 198,000円 | 1440 | 1800 | 2700 | 20ms | 16.4 | 1440 | 1000 | 3500 | リンク |
AC200PL | 272,800円 | 2304 | 2000 | 3000 | 20ms | 28.8 | 2000 | 1200 | 3000 | リンク |
AC240P | 302,500円 | 1843 | 2000 | 3000 | 15ms | 33 | 2000 | 1200 | 3500 | リンク |
一覧にまとめたものはこちらです。
「EB150」に関しては、今ある在庫が売り切れ次第終了で公式サイトにも掲載されなくなったので削除しました。
各モデル名のリンクは、個別に性能をまとめたブログ内記事に飛ぶようになってます。
使用できるソーラーパネル、同じぐらいの性能の他社製ポータブル電源などをまとめてます。
あとがき
BLUETTIのポータブル電源は、「LiFePO4(リン酸鉄リチウムイオン電池)」を使用しているので長寿命なことや、大容量の拡張バッテリーを使えること、UPSに対応しているモデルがあることなど、他のポータブル電源とは大きく違うのが特徴ですね。
ただ、最近は「LiFePO4(リン酸鉄リチウムイオン電池)」を採用しているところが増えてあまり違いが無くなってきました。ただ、UPSに対応していることと大容量に拡張できること、あとは防水のポータブル電源は他にはないです。