
※引用画像:Amazon.co.jp
BLUETTIからポータブル電源「AC180」が発売されたので、性能を簡単にまとめてみました。
合わせて、同じぐらいの性能のポータブル電源も載せておきます。
BLUETTI AC180 性能まとめ
AC180 簡易スペック表
BLUETTI | AC180 |
---|---|
本体定価 (税込) | 148,000円 (早割)109,800円 |
容量(Wh) | 1152 |
定格出力(W) | 1800(2700) |
サージ(W) | 2700 |
UPS | ○ |
重量(kg) | 16 |
充電(時間) | 1.3 |
充電(サイクル) | 3500 |
容量はそれほど多いわけではないですが、定格出力1800Wと家庭で使用できる電化製品はほぼすべて使用でき、さらに電力リフトモードで2700Wまでカバーできるようです。
防水防塵性能はなし
AC60とは違って防水防塵性能はないので注意です。
防水防塵性能がほしい場合は、AC60の方を選びましょう。
UPS機能でコンセントに挿しっぱなしOK
AC180は「UPS機能」搭載です。雷など何らかのアクシデントで急に電気が供給されなくなったときでも、瞬時に「AC180」に切り替わることで、継続して電化製品を使用することができます。
ポータブル電源をコンセントに挿して、ポータブル電源に継続して使用したい電化製品を接続しましょう。普段使用する電気は、ポータブル電源のバッテリーを経由せずに直接コンセントから流れ、電気が供給されなくなった瞬間にバッテリーから供給されるように切り替わるようです。
充電モードが3種類あるっぽい
BLUETTIアプリで変更できる充電モードが3種類あるようです。
充電モード | 出力 | 充電時間 |
---|---|---|
静音 | 260W | 4.9 時間 |
標準 | 約1000W | 1.7 時間 |
高速 | 約1440W | 1.3 時間 |
早く充電したい場合などは、高速モードに設定するといいと思います。
ソーラーパネルはどれが使えるの?
ソーラーパネルで充電しようと思っている人は、ポータブル電源のソーラーパネルが関係するスペックを確認する必要があります。
- 開回路電圧:12 ~ 60 V
- 最大入力電力: 500W
- MC4 コネクター付き
電圧60Vまで対応しているので、だいたいのソーラーパネルが使用可能です。BLUETTIのソーラーパネルであれば、どれでも大丈夫です。AC60では使えなかった「BLUETTI PV350S」も使用できます。
拡張バッテリー対応
AC180は、BLUETTIの以下の拡張バッテリーに対応しているみたいです。
- B80(DC7909 ケーブルが必要)
- B230(P090D ケーブルが必要)
- B300(P090D ケーブルが必要)
使用するためには専用のケーブルが必要なので別途準備する必要があるみたいですが、どれを購入すればいいのかがよくわかりませんでした。
また、B300Sに対応しているのかについてもわかりませんでした。
他社のポータブル電源と比較
同じぐらいの性能(定格出力が2000Wないぐらい)のポータブル電源は、以下に紹介しているとおりです。
Jackery 1500Pro

※引用画像:Jackery公式サイト
Jackery | 1500Pro |
---|---|
本体定価(税込) | 199,800円 |
容量(Wh) | 1512 |
定格出力(W) | 1800 |
瞬間最大出力(W) | 3600 |
重量(kg) | 17 |
充電(時間) | 2 |
充電(サイクル) | 2000 |
UPS機能がないし、拡張バッテリーもないですが、同じぐらいの性能で、容量が1.35倍ぐらいあります。
中国製ではないという安心感がありますが、値段は高めです。
EcoFlow DELTA 2

DELTAシリーズ | DELTA 2 |
---|---|
本体定価(税込) | 143,000円 |
容量(Wh) | 1024 |
定格出力(W) | 1500 |
サージ(W) | 2250 |
X-Boost(W) | 1900 |
重量(kg) | 12 |
充電(時間) | 80分 |
充電(サイクル) | 3000 |
UPSでは無くEPS機能があり、UPSと同様の使い方ができます。ただ、完全なUPS機能ではないのでデータサーバーなどには使えません。冷蔵庫やテレビなどは問題なさそうです。
出力は少し低いですが、X-Boost機能があるので、同等程度まで対応しています。
重さも軽いので、持ち運ぶのであればこちらの方がいいと思います。
あとがき
AC60のように防水防塵性能はないですが、定格出力1800Wと家庭用のコンセントで使用が可能なものはほとんど使用可能と高性能です。
これ以上高出力(2000W以上)のポータブル電源は、値段が20万を超えてきます。さすがに高いですし家庭で使用するのであれば、それほど出力は必要ないです。
AC180は、値段が他のポータブル電源よりも安いので、ちょうどいい感じのポータブル電源だと思います。
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