\ 最大7.5%ポイントアップ! /

HiKOKI UL18DBは何W使う?ポータブル電源での実測結果

当ページのリンクには広告が含まれています。

HiKOKIの冷温庫「UL18DB」は、
AC電源・ポータブル電源・専用バッテリーのいずれにも対応した冷温庫です。

一方で、実際に使ってみると、
消費電力が一定ではなく、使用状況によって大きく変動する点が分かりました。

本記事では、
Jackeryの
ポータブル電源1500(PTB152)を中心に、

・UL18DBの実測消費電力
・冷却時と温度維持時の違い
・どれくらいの容量があれば何時間使えるか
・フェリー移動など切り替えができないケースの考え方

を、実測結果とコメントでの実例を踏まえて整理します。

2026.1.8更新:読みやすいように書き直しました。

目次

HiKOKI 冷温庫「UL18DB」の消費電力はどれぐらい?

バッテリー表記の消費電力について

UL18DBのバッテリーには「94.5W」と表記されていますが、
これはバッテリー側の仕様表記であり、
AC電源やポータブル電源使用時の実消費電力とは一致しません。

ポータブル電源で使用する場合は、
実測値を基準に考える必要があります。

温度を変更すると消費電力は大きく上下する

最初の起動時は、64Wになっていました。

冷却が開始されると、165wまで上がっています。

途中、設定温度を60℃に上げてみると、207Wまで上がりました。

-18℃に設定し直すと137Wまで下がりました。

実際に測定したのをまとめると、
消費電力は以下のように変化しました。

・起動直後:約64W
・冷却開始時:約165W
・60℃設定時:約207W
・−18℃設定時:約137W

冷却や加温が動作している間は、
一時的に200W前後まで上がる場面があります。

なお、実測では
「温度を下げる設定の方がやや低めに推移する場面」もありましたが、
温度の上げ下げどちらが必ず有利とは言い切れず、
使用環境やタイミングによって変わる
と考えたほうが無難です。

5℃設定で冷えるまでに消費した電力量

冷却開始時は、96%ありました。

5%消費して、残り91%になると庫内が両方3℃まで下がりました。

Jackery 1500(1534.68Wh)換算で、
約64Wh消費した計算になります。

設定温度に到達するまでは消費電力が高く、
温度が安定した後は、
おおむね60W前後で推移する傾向が見られました。

電源を入れていなくても電力を消費するケース

UL18DBは、
AC電源やポータブル電源に接続した状態で
バッテリーを装着していると、
冷温庫の電源を入れていなくてもバッテリーの充電が行われます。

このバッテリー充電時に、
約60W前後の消費電力が発生していました。

なお、
バッテリーを装着していない状態では、
この消費は発生しません。

バッテリーを外した方が消費電力は抑えやすい

バッテリーを入れていると167W。

そこからバッテリーを外してみると、110Wまで下がりました。

実測をまとめると、

・バッテリーあり:約167W
・バッテリーなし:約110W

という差がありました。

ポータブル電源やAC電源が使える環境では、
バッテリーを外して使用した方が、
全体の消費電力は抑えやすい
といえます。

バッテリーを入れずに電源を入れてしばらくすると150Wあたりまで上がり、庫内が冷えてくるとだんだん消費電力が下がっていきました。

小型ポータブル電源での実測例

EcoFlowのRIVER2(容量256Wh)を使用し、
HiKOKIの冷温庫「UL18DB」を−18℃設定で動かしてみました。

実験条件

  • 庫内:空の状態
  • 外気温:約31℃
  • 初期状態:RIVER2は満充電後、数日放置
  • 設定温度:−18℃

バッテリーを装着していたため、
冷却開始直後はバッテリー充電分の消費が上乗せされている印象でした。

冷却にかかった時間と消費量

冷却の進み方は以下のような流れでした。

  • 0℃付近まで:約30分
  • −18℃まで:そこから約2時間
  • 合計:約2時間30分で−18℃に到達

−18℃に到達した時点で、
バッテリー残量は約30%となっており、
約70%(約180Wh)を消費していました。

なお、0℃時点のスクリーンショットは残っていませんが、
表示残量は約75%だったため、
0℃までの消費は約60Wh前後と考えられます。

温度維持時の消費電力

−18℃に到達した後は、
消費電力は約37W前後で安定していました。

この状態で、
約1時間30分ほど温度を維持し、
最終的にバッテリー切れとなりました。

最終的に使えた時間

EcoFlow RIVER2(256Wh)での結果をまとめると、

  • 冷却(0℃まで):約30分
  • 冷却(−18℃まで):合計約2時間30分
  • 温度維持:約1時間30分

合計で約4時間使用できた計算になります。

途中の冷却時間にやや差があるため、
細かい挙動については見落としがあった可能性もあります。

補足|少しでも長く使うためのポイント

今回は庫内が空の状態で試しましたが、
冷凍食品や凍った保冷剤をあらかじめ入れておくことで、

  • 冷却にかかる時間を短縮できる
  • 立ち上げ時の消費電力を抑えられる

ため、結果としてより長時間の使用が期待できます

バッテリー容量と温度維持時の目安

バッテリー1個あたりの容量

HiKOKIのバッテリー
BSL36B18X(36V 4.0Ah / 18V 8.0Ah)は、
1個あたり144Whです。

温度維持時の消費電力の目安

公式情報と実測を踏まえると、
温度維持時の消費電力の目安は以下のとおりです。

・−18℃:約40W前後
・5℃:約15W前後
・60℃:約40W前後

※ 冷却・加温中は、この数値を大きく上回ります。

−18℃で長時間使いたい場合の考え方

−18℃で20時間維持したい場合の容量目安

−18℃を20時間維持する場合、

40W × 20時間 = 約800Wh

ただし実際には、

・冷却開始時の消費
・バッテリー充電が同時に走るケース
・外気温が高い状況

といった要素が重なるため、
1000Whクラスでは余裕が少ないと考えたほうが現実的です。

フェリー移動など「途中で切り替えできない」ケース

実際にあった相談として、

・乗船後は車に戻れない
・16〜20時間、連続して−18℃を維持したい

というケースがありました。

この条件では、
途中でバッテリーやポータブル電源を切り替えられないため、
余裕を見た容量設計が重要になります。

目安としては、

・HiKOKIバッテリー BSL36B18X ×2個
・2000Whクラス以上のポータブル電源

まで見ておくと、
条件が厳しい場合でも安心しやすい構成といえます。

少しでも長く持たせるための工夫

・乗船前に庫内を十分に冷やしておく
・凍った保冷剤や冷凍食品を多めに入れる
・無駄な開け閉めを減らす

これらを行うことで、
温度維持時の消費電力を抑えやすくなります。

まとめ|UL18DBは「立ち上げ」と「維持」で別物

・冷却・加温中は200W前後まで上がる
・温度維持は40W前後と比較的低い
・長時間・切り替え不可の運用では容量に余裕を持つ

HiKOKIの冷温庫UL18DBは、
ポータブル電源との併用は十分可能ですが、
容量の見積もりを甘くすると失敗しやすい機器です。

特に長距離移動やフェリー利用では、
事前に同条件でテストしておくことが重要といえます。

追記:性能が上がった「UL18DBA」が出ているようです。

「UL18DBA」で使用できるバッテリーはこちら「BSL36B18X」。

ポータブル電源はレンタルという選択肢もあります

ポータブル電源は価格が高く、
「たまにしか使わない」「購入するほどではない」
と感じる方も少なくありません。

そうした場合は、レンタルを利用するのもひとつの方法です。
1万円以下で借りられることもあり、
「まずは一度使ってみたい」という方にも向いています。

おすすめのレンタルサービス

Rentio[レンティオ]

Rentioでは、ポータブル電源だけでなく、
充電器などの小物から冷蔵庫・洗濯機といった大型家電まで、
幅広い製品をレンタルできます。

気に入った場合は、差額を支払ってそのまま購入できる商品もあり、
試してから選びたい方には便利です。

また、
Jackery、EcoFlow、BLUETTI、PowerArQ、Anker など、
有名メーカーのポータブル電源やソーラーパネルも取り扱われています。

利用時の注意点

月額制プランでは、
2カ月未満で解約すると手数料が発生する場合があります。
利用前に条件を確認しておきましょう。

サイト内検索で「ポータブル電源」と入力すると、
あまり知られていないメーカーの製品が見つかることもあります。
ラインアップの幅広さも、Rentioの特徴です。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメント一覧 (7件)

  • 初めまして。
    UL18DBAを購入したのですが、里帰りにカーフェリーで16時間かかるので、ポタデンを併用して18〜20時間持たせるには、ポタデンの容量はどの程度必要なのかアドバイスして頂けないでしょうか。

    • UL18DBAについているバッテリーは(BSL36B18X)と思うので、それで考えます。
      5℃設定の場合は、バッテリー1個(BSL36B18X)で9時間持つので、1000Whのポータブル電源があれば
      バッテリーのみで使用(9時間)→ポータブル電源で充電しつつ使用(5時間)→バッテリーのみで使用(9時間)の流れで23時間ぐらい持つと思います。

      -18℃設定の場合は、バッテリー1個(BSL36B18X)で3時間ぐらい持つと考えて、
      バッテリーのみで使用(3時間)→ポータブル電源で充電しつつ使用(5時間1000Wh消費)→バッテリーのみで使用(3時間)→ポータブル電源で充電しつつ使用(5時間1000Wh消費)→バッテリーのみで使用(3時間)
      の流れが必要なので、2000Wh以上のポータブル電源があるといい感じです。

      価格を考えると、5℃設定で使用する場合は、バッテリー(BSL36B18X)を1個追加購入するのが無難です。
      どれぐらい車の運転時間があるのかわかりませんが、UL18DBAは車のシガーソケットから充電が可能なので、車の運転中はシガーソケットで充電しつつ使用するとポータブル電源を購入しなくてもなんとかなるのではないかと思います。
      -18℃設定の場合は、バッテリー(BSL36B18X)を1個追加購入し、1000Whのポータブル電源を購入するのがコスパがいいかと思います。

      何℃設定で使用するつもりなのか、車の移動時間、フェリーの移動時間、フェリーに乗るときは車に置いておくのかフェリーに持っていくのかなどの条件で変わると思いますが、だいたいこんな感じだと思います。
      UL18DBAになり、バッテリー性能や充電性能が上がっていて、詳しいことはわからないので、カタログスペックからのアドバイスになります。

  • ありがとうございます。
    大阪南港〜鹿児島県志布志港迄のサンフラワーの乗船時間は、16時間になっているのですが、乗ると車に戻らないのと、 乗船から出港迄に1時間は掛かって、下船も40分ほど掛かるので -18℃で 18〜20時間は持たせたいと思っていました。

    UL18DBAとほぼ同じ大きさのクーラーボックスを部屋に持ち込んだら部屋が狭くて動くのもままならなかったので車中に置いとこうと思います。

    BSL36B18Xをもう一つと、1000Wh以上のポータブル電源も購入しようと思います。

    アドバイスありがとうございました。

    • 16時間車に戻らない場合、途中でバッテリーとポータブル電源を切り替えることができないので、BSL36B18Xをもう1つと2000Wh以上のポータブル電源が必要になります。
      設定温度まで下がったあと、温度を維持するのにどれぐらいの消費電力がかかるのか謎なので、それによってはもう少し容量が少なくても大丈夫かもしれません。
      また、凍った保冷剤も中に入れておくようにすると、バッテリーがなくなったときでも多少の時間稼ぎができると思います。(庫内の温度が維持しやすくなり消費電力が多少下がる。)
      あと、注意点ですが、車を運転せずにシガーソケットから充電するとバッテリーが上がるので気をつけてください。
      なかなか長旅なので、ぶっつけ本番ではなく、乗船するまえに一度その時間冷凍が維持されるかのテストもしておくようにしましょう。

  • 電気ケトルでカップラーメン用のお湯を沸かすと何whくらい消費しそうですか?

    • ケトルの消費電力によりますね。
      ティファールだと消費電力が1250Wあり、仮に5分でお湯が湧く場合、1250÷12≒104Wh 消費するようになりますね。
      1分で湧く場合は、21Whぐらいだと思っていいと思います。
      ただ、小型のポータブル電源では定格出力が足りないので、もう少し消費電力の少ないケトルを使用するようにしましょう。

コメントする

コメントは日本語で入力してください。(スパム対策)

CAPTCHA

目次