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【Jackery】HiKOKIの冷温庫「UL18DB」の消費電力は?結構上下する。

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Jackery(ジャクリ)のポータブル電源1500(PTB152)で、ハイコーキの冷温庫「UL18DB」を動かしてみたのでまとめておきます。

けっこう消費電力の上下が大きかったです。

ハイコーキの冷温庫「UL18DB」の使い方や注意事項についてはこちらから。

コメント欄などで記載していたことが間違っていたみたいなので、追記しました。

ハイコーキの冷温庫の消費電力はどれぐらい?

バッテリーに書かれている消費電力

バッテリーに書かれている消費電力は94.5Wと書かれています。

ただ、これはこのバッテリーから出ていく消費電力っぽいので実際には違うようです。あまり参考にならないです。

庫内の温度を変更するときに消費電力が上がる

最初の起動時は、64Wになっていました。

冷却が開始されると、165wまで上がっています。

途中、設定温度を60℃に上げてみると、207Wまで上がりました。

-18℃に設定し直すと137Wまで下がったので、温度を上げるより下げたほうが消費電力が少なそうです。

庫内を5℃設定にして冷えるまで5%ぐらい消費

冷却開始時は、96%ありました。

5%消費して、残り91%になると庫内が両方3℃まで下がりました。Jackery1500の容量が1534.68Whなので、64Wh消費したことになります。

設定温度になるまで消費電力が上がり、設定温度からは消費電力が下がるようです。

維持するときは62Wぐらいで推移するみたいですね。仮に62Wで推移した場合、10時間で620Whの消費になります。

電源を入れなくても60Wは消費

ハイコーキの冷温庫は電源を付けずにコンセントを接続するとバッテリーの充電が開始されます。

バッテリーの充電には、60Wぐらい消費しているみたいです。

バッテリーを入れない方が消費電力が少ない

バッテリーを入れていると167W。

そこからバッテリーを外してみると、110Wまで下がりました。

バッテリーの充電に約60Wほど消費されており、ポータブル電源やコンセントがあるのであればバッテリーを入れないようにすると消費電力が少ないです。

バッテリーを入れないと150Wぐらいまで上がる

バッテリーを入れずに電源を入れてしばらくすると150Wあたりまで上がり、庫内が冷えてくるとだんだん消費電力が下がっていきました。

追記:訂正しました。

EcoFlow RIVER2 で4時間使える

EcoFlowのRIVER2(容量256Wh)を使用して冷やしてみました。

中に何も入れずに、31℃から設定温度マイナス18℃にしてみたらどうなるかを調べてみた感じです。バッテリーはフル充電して何日か放置していた感じだったので、最初にバッテリー充電分消費が多い印象でした。

最初に残り2時間と表示されたので、それぐらいしか使用できないのかと思ったのですが、全然そんなことなかったです。

0℃付近までは30分ぐらいで冷えたのですが、マイナス18℃になるまではそこから2時間でトータル2時間半といった感じです。やはり外の温度が高いとなかなか冷えないんでしょうかね。

写真はマイナス18℃になった段階のスクショです。70%消費しているので、大体180Wh消費していますね。0℃のときのスクショがないですが、残量75%ぐらいだったので、大体60Whぐらい消費っぽいです。

その後は消費電力37Wぐらいで推移していたので、保温にはそれぐらいの消費電力になるみたいです。

最終的に使用できた時間ですが、EcoFlow「RIVER2(256Wh)」で4時間でした。

  • 0℃までに冷やすのに30分
  • マイナス18℃まで冷やすのにトータル2時間半
  • そこから1時間半ほど温度をキープしてバッテリー切れという感じです。

冷やすまでの時間に差がありすぎるので、もしかしたら見落としたのかもしれません。次に実験するときは30分おきぐらいの温度を測ろうと思います。

また、冷凍のものを入れたいときは保冷剤などすでに凍っているものを入れましょう。庫内を冷やすまでの時間を短縮できるので、もっと長時間使用できると思います。

バッテリー1個あたり144Wh

「BSL36B18X」は「36V 4.0Ah/18V 8.0Ah」なので、1個あたり144Whの容量です。

公式サイトに書かれている持続時間ですが、その設定温度になってからの持続時間のようで、冷やすまでの時間が考慮されていないです。自分が間違ってました。

バッテリー1個の容量144Whから公式サイトに記載されているバッテリーの持続時間を割ると、そのときの消費電力が出てきます。温度を持続させるときの消費電力はどうやらこんな感じになっているみたいですね。

  • マイナス18℃:約40W
  • 5℃:約15W
  • 60℃:約40W

バッテリーの充電や、設定温度になるまでは消費電力が上がるので、そこを考えてポータブル電源を選べばいい感じです。

ー18℃で20時間持たせるときの容量は?

マイナス18℃で20時間持たせるのに必要なポータブル電源の容量を計算します。

マイナス18℃を20時間持続させるために必要な容量は、40W×20時間の約800Whです。そこに、冷やすまでの時間を考えるとだいたい1000Whの容量のポータブル電源があれば大丈夫でしょう。

これから購入するのであれば「Jackery 1000 Plus」がオススメです。

また、あとから拡張バッテリーを購入するつもりがない場合は、「Jackery 1000 New」の方が、安くて軽くて、使い勝手がいいと思います。

バッテリーはいくつ持ってたらいいの?

HiKOKIのバッテリー「BSL36B18X」は、2個(288Wh)あると安心です。搭載しておけるので場所を考える必要がないです。そして、開け閉めしたときの消費電力を気にしなくても余裕があるのと、もしポータブル電源のバッテリーが無くなってもそこから半日カバーできます。

また、ポータブル電源を持ち運ばなくても半日ぐらいは冷やしておけるので、片道2時間ぐらいの買い物に使用できたりと使い勝手がいいです。

Jackery製ポータブル電源一覧

Jackery本体定価
(税込)
容量
(Wh)
定格出力
(W)
UPS重量
(kg)
充電
(時間)
DC入力
(W)
充電
(サイクル)
公式サイト
24029,800円241.92003.15.560500詳細を見る
40049,300円4032004.17.560500詳細を見る
70884,500円708.185006.85180500詳細を見る
1000139,800円1002100010.67.5180500詳細を見る
1500179,800円1534.681800167.5250×2800詳細を見る
※Basicシリーズ
Jackery本体定価
(税込)
容量
(Wh)
定格出力
(W)
UPS重量
(kg)
充電
(時間)
DC入力
(W)
充電
(サイクル)
公式サイト
1000Pro149,800円1002100011.51.8400×21000詳細を見る
1500Pro199,800円15121800172700×22000詳細を見る
2000Pro285,000円2160220019.52700×21000詳細を見る
3000Pro419,000円3024300020ms292.8700×22000詳細を見る
※Proシリーズ
Jackery本体定価
(税込)
容量
(Wh)
定格出力
(W)
UPS重量
(kg)
充電
(時間)
DC入力
(W)
充電
(サイクル)
公式サイト
100Plus15,900円99.21000.9651.81002000詳細を見る
300Plus39,800円28830020ms3.7521003000詳細を見る
600Plus86,000円632.380020ms7.312004000詳細を見る
1000Plus168,000円1264.64200020ms14.51.7400×24000詳細を見る
2000Plus285,000円2048.8300020ms27.92700×24000詳細を見る
※Plusシリーズ
Jackery本体定価
(税込)
容量
(Wh)
定格出力
(W)
UPS重量
(kg)
充電
(時間)
DC入力
(W)
充電
(サイクル)
公式サイト
240new32,800円25630020ms3.61.91004000詳細を見る
1000new139,800円1070150020ms10.81.7200×24000詳細を見る
2000new239800円2042220020ms17.91.7200×24000詳細を見る
※Newシリーズ

Jackery300Plusがちょうど、HiKOKIのバッテリー「BSL36B18X」2個分だと思っていいと思います。「Pro」「Plus」シリーズであれば定格出力が足りているので、どのポータブル電源も使用可能です。

あとがき

冷温庫の消費電力が200Wを超えたりすることがあるので、Jackeryのポータブル電源で使用するのであれば「Jackery708」以上のモデルを使用するようにした方がいいですね。

容量が小さければ夜間の途中で充電がなくなる場合もあるので、できるだけ容量の大きなものを選ぶか、予備のバッテリーを準備するようにしましょう。

追記:コメントで間違ったことを勧めてしまっていたので、書き直して追記しました。すいませんでした。

HiKOKIの冷温庫はこちら。(旧モデル)

追記:性能が上がった「UL18DBA」が出ているようです。

「UL18DBA」で使用できるバッテリーはこちら「BSL36B18X」。

質問やコメントはこちら

  1. きっしゃん より:

    初めまして。
    UL18DBAを購入したのですが、里帰りにカーフェリーで16時間かかるので、ポタデンを併用して18〜20時間持たせるには、ポタデンの容量はどの程度必要なのかアドバイスして頂けないでしょうか。

    • ねんごたれ より:

      UL18DBAについているバッテリーは(BSL36B18X)と思うので、それで考えます。
      5℃設定の場合は、バッテリー1個(BSL36B18X)で9時間持つので、1000Whのポータブル電源があれば
      バッテリーのみで使用(9時間)→ポータブル電源で充電しつつ使用(5時間)→バッテリーのみで使用(9時間)の流れで23時間ぐらい持つと思います。

      -18℃設定の場合は、バッテリー1個(BSL36B18X)で3時間ぐらい持つと考えて、
      バッテリーのみで使用(3時間)→ポータブル電源で充電しつつ使用(5時間1000Wh消費)→バッテリーのみで使用(3時間)→ポータブル電源で充電しつつ使用(5時間1000Wh消費)→バッテリーのみで使用(3時間)
      の流れが必要なので、2000Wh以上のポータブル電源があるといい感じです。

      価格を考えると、5℃設定で使用する場合は、バッテリー(BSL36B18X)を1個追加購入するのが無難です。
      どれぐらい車の運転時間があるのかわかりませんが、UL18DBAは車のシガーソケットから充電が可能なので、車の運転中はシガーソケットで充電しつつ使用するとポータブル電源を購入しなくてもなんとかなるのではないかと思います。
      -18℃設定の場合は、バッテリー(BSL36B18X)を1個追加購入し、1000Whのポータブル電源を購入するのがコスパがいいかと思います。

      何℃設定で使用するつもりなのか、車の移動時間、フェリーの移動時間、フェリーに乗るときは車に置いておくのかフェリーに持っていくのかなどの条件で変わると思いますが、だいたいこんな感じだと思います。
      UL18DBAになり、バッテリー性能や充電性能が上がっていて、詳しいことはわからないので、カタログスペックからのアドバイスになります。

  2. きっしゃん より:

    ありがとうございます。
    大阪南港〜鹿児島県志布志港迄のサンフラワーの乗船時間は、16時間になっているのですが、乗ると車に戻らないのと、 乗船から出港迄に1時間は掛かって、下船も40分ほど掛かるので -18℃で 18〜20時間は持たせたいと思っていました。

    UL18DBAとほぼ同じ大きさのクーラーボックスを部屋に持ち込んだら部屋が狭くて動くのもままならなかったので車中に置いとこうと思います。

    BSL36B18Xをもう一つと、1000Wh以上のポータブル電源も購入しようと思います。

    アドバイスありがとうございました。

    • ねんごたれ より:

      16時間車に戻らない場合、途中でバッテリーとポータブル電源を切り替えることができないので、BSL36B18Xをもう1つと2000Wh以上のポータブル電源が必要になります。
      設定温度まで下がったあと、温度を維持するのにどれぐらいの消費電力がかかるのか謎なので、それによってはもう少し容量が少なくても大丈夫かもしれません。
      また、凍った保冷剤も中に入れておくようにすると、バッテリーがなくなったときでも多少の時間稼ぎができると思います。(庫内の温度が維持しやすくなり消費電力が多少下がる。)
      あと、注意点ですが、車を運転せずにシガーソケットから充電するとバッテリーが上がるので気をつけてください。
      なかなか長旅なので、ぶっつけ本番ではなく、乗船するまえに一度その時間冷凍が維持されるかのテストもしておくようにしましょう。

  3. 黒田 より:

    電気ケトルでカップラーメン用のお湯を沸かすと何whくらい消費しそうですか?

    • ねんごたれ より:

      ケトルの消費電力によりますね。
      ティファールだと消費電力が1250Wあり、仮に5分でお湯が湧く場合、1250÷12≒104Wh 消費するようになりますね。
      1分で湧く場合は、21Whぐらいだと思っていいと思います。
      ただ、小型のポータブル電源では定格出力が足りないので、もう少し消費電力の少ないケトルを使用するようにしましょう。

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