
停電時にポータブル電源があれば、
ドライヤーも使えるのか気になる方は多いと思います。
特にドライヤーは、
家電の中でも消費電力が高い部類に入るため、
「本当に動くのか」「何W必要なのか」が分かりにくい家電です。
本記事では、
Jackeryのポータブル電源を使い、
実際にドライヤーを動かした際の消費電力を測定しました。
- 停電時にドライヤーは使えるのか
- どのモードで何W使うのか
- どのクラスのポータブル電源が必要か
といった点を、実測ベースで整理します。
ポータブル電源でドライヤーを使うと何Wぐらい?
使用した機材について

- ポータブル電源:Jackery ポータブル電源 1500(PTB152)
- ドライヤー:TESCOM NIB2700(プロテクトイオンドライヤー)
このドライヤーのカタログ表記上の消費電力は、
最大1200Wとされています。
ドライヤーの消費電力は1200W
ドライヤーは見た目以上に消費電力が大きく、
1200Wクラスは一般的な家庭用ドライヤーとしては標準的です。
停電時に使用する場合、
この「最大消費電力」を超えないポータブル電源を選ぶ必要があります。
DRYのHOTで、1114W

DRYモードのHOTで使用したところ、
消費電力は約1114Wでした。
Jackery 1500では、
残量91%の状態で「約1時間使用可能」という表示になります。
ただし、
実際にドライヤーを1時間連続で使うことはほぼないため、
現実的には短時間使用を前提に考えるのが妥当です。
DRYのCOOLで、56W

同じDRYモードでも、
COOLに切り替えると消費電力は約56Wまで下がりました。
HOTと比べると、
消費電力は大きく異なります。
COOLのみで髪を乾かすのは時間がかかりますが、
停電時や夏場であれば現実的な使い方といえます。
容量ごとにドライヤーは何分使える?
ここからは、
ポータブル電源の容量(Wh)ごとに、どれくらい使えるかを
目安として整理します。
※ 変換ロスを考慮し、実使用は表記よりやや短くなります。
HOT(約1100W)で使った場合の目安
- 600Whクラス
→ 約25〜30分 - 1000Whクラス
→ 約45〜50分 - 1500Whクラス
→ 約70〜75分
HOT運転は消費が激しいため、
停電時は短時間使用が前提になります。
COOL(約56W)で使った場合の目安
- 600Whクラス
→ 約9〜10時間 - 1000Whクラス
→ 約15〜17時間 - 1500Whクラス
→ 約23〜25時間
COOL運転であれば、
小型ポータブル電源でも長時間使用が可能です。
停電時にドライヤーは現実的に使えるのか
結論から整理すると、
HOT運転でドライヤーを使うには、高出力のポータブル電源が必要です。
具体的には、
- 定格出力が1200Wを超えていること
- 瞬間的な負荷に耐えられること
が前提になります。
一方で、
COOL運転であれば消費電力が低いため、
多くのポータブル電源で使用可能です。
停電時にドライヤーを使う際の注意点
- 定格出力が1200Wを超えているか確認する
- 他の家電と同時に使わない
- HOTは短時間にとどめる
特に、
電子レンジや電気ケトルとの併用は避けるべきです。
まとめ|ドライヤーは「条件付きで使える」家電
- ドライヤーのHOT運転は1100W超え
- 容量が大きいほど使用時間に余裕が出る
- 停電時はCOOL運転が現実的
ドライヤーは、
ポータブル電源で「使えない家電」ではありません。
ただし、
容量と出力の考え方を間違えると、まったく使えない家電になります。
停電対策として備える場合は、
「何分使えれば十分か」を基準に
ポータブル電源を選ぶことが大切です。

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