
RIVER2シリーズは、現在は旧モデル寄りの位置づけです。
この記事では、前シリーズRIVERから何が変わったのかと、RIVER2の3モデル(RIVER 2/RIVER 2 Max/RIVER 2 Pro)の違いを、選び分けにつながる形でまとめます。
現行モデルのRIVER3シリーズは別記事にまとめているので、購入前にあわせて読んでください

RIVER2シリーズ 特徴まとめ
RIVER2は発売当時から、充電の速さと扱いやすさが目立つシリーズでした。いまは新モデルの情報も増えていますが、RIVER2をセールや在庫で選ぶ場面はまだあります。
その場合に迷いやすいのは、3モデルの違いと、旧RIVERからどこが変わったのかです。ここから順番に確認していきます。
主要スペック
まずはRIVER2シリーズ3モデルの主要スペックです。
表の価格は記事更新時点の参考です。販売価格は時期と在庫で変わります。
| EcoFlow | 本体定価 (税込) | 容量 (Wh) | 定格出力 (W) | X-Boost (W) | UPS | 重量 (kg) | 充電時間 (時間) | 充電回数 (サイクル) | 公式サイト |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| RIVER 2 | 29,900円 | 256 | 300 | 450 | 30ms | 3.5 | 1 | 3000 | 詳細を見る |
| RIVER 2 Max | 64,900円 | 512 | 500 | 750 | 30ms | 6.1 | 1 | 3000 | 詳細を見る |
| RIVER 2 Pro | 88,000円 | 768 | 800 | 1000 | 30ms | 7.8 | 1.2 (70分) | 3000 | 詳細を見る |
容量と定格出力が上がるほど、使える家電の範囲も広がります。
一方で重量も増えるため、持ち運び頻度が高い人ほどバランスを見て選ぶほうが安心です。
リン酸鉄リチウムイオン電池に変更で長寿命
RIVER2シリーズは、バッテリーがリン酸鉄リチウムイオン電池に変わりました。
その結果、バッテリー残量が80%になるまでの使用サイクルが3000回以上となり、以前のRIVERシリーズ(800回)に比べて約4倍です。
日常的に充放電する人ほど、この差は効いてきます。
長く使う前提なら、ここはRIVER2側の分かりやすい強みです。
X-Boost出力は段階的に変更
RIVERシリーズではX-Boostが1200Wで統一されていましたが、RIVER2はモデルごとに段階的に変わりました。
X-Boostは、家電を高出力で動かすというより、電圧を下げることで消費電力の高い機器を動作させやすくする仕組みです。
そのため、単純に出力を上げた分だけ稼働時間が短くなる、という話ではありません。
一方で、電圧が下がる影響で、家電本来の性能が落ちる場合があります。
たとえば、ヒーターなら温まり方が弱くなったり、ドライヤーなら風量や温度が下がったりと、体感できる変化が出ることがあります。
X-Boostは「動けばOK」という非常用には便利ですが、通常どおりの性能を前提にするなら、定格出力と容量の範囲で使うほうが安心です。

充電時間が短縮
EcoFlow製品は、他メーカーのポータブル電源に比べて充電時間が短いことが特徴でした。
RIVER2シリーズになり、さらに充電時間が短縮された点は注目ポイントです。
出発前に急いで満充電にしたい場面では、この速さが助けになります。
充電の待ち時間が短いと、使う頻度も上げやすくなります。
ソーラー充電入力
RIVER2シリーズのソーラー充電入力はモデルごとに違います。
ここは購入後の使い勝手に直結するので、先に確認しておくほうが安心です。
| EcoFlow | 本体定価 (税込) | 容量 (Wh) | 定格出力 (W) | ソーラー充電入力 | 公式サイト |
|---|---|---|---|---|---|
| RIVER 2 | 29,900円 | 256 | 300 | 最大110W | |
| RIVER 2 Max | 64,900円 | 512 | 500 | 最大220W | |
| RIVER 2 Pro | 88,000円 | 768 | 800 | 最大220W |
特にRIVER2は最大110Wまでなので、大きなソーラーパネル前提だと噛み合いにくいです。
また、いずれも400Wソーラーパネルは使用できないため注意が必要です。
他社製ソーラーパネルを使う場合は、電圧・電流条件に加えて、DCプラグ形状の確認も必要になります。
細かな規格は専用記事で補足する形にすると、本文が長くなりすぎません。
アプリに対応
RIVER2シリーズはアプリに対応し、遠隔で使用量や充電時間などが確認できます。
屋内で使う場合でも、手元で状況を見られるのは便利です。
使い方の難しさは少なく、日常用途に馴染みやすい印象です。
電源を離れた場所に置くときほどメリットが出ます。
USB-C出力が優秀
EcoFlowの製品は、もともとUSB-C出力が優秀です。
RIVER2シリーズもUSB-C出力が強く、モデルごとに上限が異なります。
| EcoFlow | 本体定価 (税込) | 容量 (Wh) | 定格出力 (W) | USB-C出力 | 公式サイト |
|---|---|---|---|---|---|
| RIVER 2 | 29,900円 | 256 | 300 | 最大60W | |
| RIVER 2 Max | 64,900円 | 512 | 500 | 最大100W | |
| RIVER 2 Pro | 88,000円 | 768 | 800 | 最大100W |
USB-Cでも本体充電は可能ですが、時間はかかります。
基本はACで素早く充電し、USB-Cは補助と考えると運用しやすくなります。
EPS機能に対応
RIVER2シリーズは、EPS機能に対応しています。
ただし、UPS(無停電電源装置)のように0msで切り替わる仕様ではないため、データサーバーなどには使いにくいです。
一方で、30ミリ秒以下でバッテリー供給に切り替わるため、停電時でも気にならない程度で家電を動かし続けられるケースがあります。
水槽で生き物を飼っている人にとっては、停電対策として助かる機能です。

拡張バッテリーがない
RIVER2シリーズには拡張バッテリーがなく、容量をあとから増やす使い方はできません。
容量が足りないと感じるなら、最初から上位モデルにするか、用途ごとに複数台で回すほうが現実的です。
以前のRIVERシリーズにあった拡張バッテリーは容量が2倍になる程度でした。
その前提だと、上位モデルや別シリーズを選ぶほうが手間が少ない場合もあります。
性能一覧表
ここからは、旧RIVERシリーズとRIVER2シリーズを並べて確認します。
RIVER2の変化点を理解するための参考として見てください。
RIVERシリーズ
| EcoFlow | 本体定価 (税込) | 容量 (Wh) | 定格出力 (W) | X-Boost (W) | EPS | 重量 (kg) | 充電 (時間) | 充電回数 (サイクル) | 公式サイト |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 49,500円 | 360 | 600 | 1200 | ✕ | 5.4 | 1.6 | 800 | 詳細を見る | |
| 78,650円 | 720 | 600 | 1200 | ✕ | 8 | 1.6 | 800 | 詳細を見る | |
| 38,500円 | 210 | 300 | 600 | ✕ | 2.8 | 1.5 | 500 | 詳細を見る | |
| 39,600円 | 288 | 600 | 1200 | ✕ | 5 | 1.6 | 800 | 詳細を見る | |
| 63,800円 | 576 | 600 | 1200 | ✕ | 7.7 | 1.6 | 800 | 詳細を見る | |
| 79,800円 | 720 | 600 | 1200 | ✕ | 7.6 | 1.6 | 800 | 詳細を見る |
RIVER2シリーズ
| EcoFlow | 本体定価 (税込) | 容量 (Wh) | 定格出力 (W) | X-Boost (W) | UPS | 重量 (kg) | 充電時間 (時間) | 充電回数 (サイクル) | 公式サイト |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| RIVER 2 | 29,900円 | 256 | 300 | 450 | 30ms | 3.5 | 1 | 3000 | 詳細を見る |
| RIVER 2 Max | 64,900円 | 512 | 500 | 750 | 30ms | 6.1 | 1 | 3000 | 詳細を見る |
| RIVER 2 Pro | 88,000円 | 768 | 800 | 1000 | 30ms | 7.8 | 1.2 (70分) | 3000 | 詳細を見る |
まとめ
RIVER2シリーズは、リン酸鉄リチウムイオン電池による長寿命と、短い充電時間が魅力です。
また、ソーラー入力やUSB-C出力がモデルで分かれているため、使い方に合わせた選び分けもしやすくなっています。
気になった点は、RIVER 2はソーラー入力が最大110Wで構成が限られることと、拡張バッテリーがない点です。
EPSは便利ですが0msではないので、用途の線引きも必要になります。
今RIVER2シリーズが向くのは、セールや在庫品で価格が合い、短時間で満充電にしたい人や、日常的に長く使いたい人です。
一方で、容量を後から増やしたい人や、0ms切替が必要な用途、消費電力の大きい家電を長時間動かしたい人には向きにくい印象です。
現行モデルのRIVER3シリーズは別記事にまとめているので、迷う場合はあわせて確認してください


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