BLUETTIの小型のポータブル電源「AC2A」について性能を簡単にまとめてみました。
合わせて、同じぐらいの性能のポータブル電源も載せておきます。
BLUETTI AC2A 性能まとめ
AC2A 簡単スペック表
BLUETTI | AC2A |
---|---|
本体定価(税込) | 29,800円 |
セール時 | 19,800円 (33%OFF) |
容量(Wh) | 204.8 |
定格出力(W) (電力リフト) | 300 (600) |
瞬間最大出力(W) | 600 |
簡易UPS | ○ |
重量(kg) | 3.6 |
充電時間(時間) | 1 |
充電回数(サイクル) | 3000 |
BLUETTIから出ている定格出力300Wのポータブル電源「BLUETTI AC2A」です。
容量については、204.8Whと他のポータブル電源と比べて少ないです。
重さについては、約3.6kgあり、容量は少ないけれど他のポータブル電源と同じぐらいの重さになってます。
簡易UPSに対応しているので、停電時にパソコンなどをそのまま使用することもできます。
また、リン酸鉄リチウムイオン電池を使用しているので、充電時間が短く、寿命が長いです。
防水防塵性能はなし
AC60とは違って防水防塵性能はないので注意です。
防水防塵性能がほしい場合は、AC60の方を選びましょう。
UPS機能でコンセントに挿しっぱなしOK
AC2Aは「簡易UPS機能」搭載です。雷など何らかのアクシデントで急に電気が供給されなくなったときでも、瞬時に「AC2A」に切り替わることで、継続して電化製品を使用することができます。
ポータブル電源をコンセントに挿して、ポータブル電源に継続して使用したい電化製品を接続しましょう。普段使用する電気は、ポータブル電源のバッテリーを経由せずに直接コンセントから流れ、電気が供給されなくなった瞬間にバッテリーから供給されるように切り替わるようです。
電力リフトモードで600Wまで動く
電力リフトモードは、電化製品の定格電圧を下げることによって、消費電力の高い電化製品でも動かすことができる機能です。EcoFlowのX-Boost機能と同じと思っていいです。
消費電力600Wの電化製品まで動かすことができるので、扇風機やプロジェクターなど小型の電化製品を動かすことができます。
ただ、容量が少ないため持続時間は短いです。
ソーラーパネルはどれが使えるの?
ソーラーパネルで充電しようと思っている人は、ポータブル電源のソーラーパネルが関係するスペックを確認する必要があります。
- 開回路電圧:12 ~ 28 V
- 最大入力電力: 200W
- MC4 コネクター付き
電圧28Vまで対応しているので、200Wまでのソーラーパネルのものを使用しましょう。「BLUETTI PV350S」は使用できないので注意です。
防水防塵性能IP67の「BLUETTI MP200」が使用できるので、これから購入を考えている人はこちらのソーラーパネルがオススメです。
拡張バッテリー非対応
AC2Aは、拡張バッテリーに対応していません。
容量が必要になる方は、容量の大きなモデルを購入するようにしましょう。
他社のポータブル電源と比較
容量が200Wh前後の小型のポータブル電源で性能の近いものは、以下に紹介しているとおりです。
Jackery 240New
Jackery | 240new |
---|---|
本体定価(税込) | 32,800円 |
容量(Wh) | 256 |
定格出力(W) | 300 |
瞬間最大出力(W) | 600 |
重量(kg) | 3.6 |
充電(時間) | 2 |
充電(サイクル) | 4000 (70%) |
Jackeryから出ている定格出力300Wのポータブル電源「Jackery 240 New」です。旧モデル「Jackery 240」のパワーアップ版になってます。
容量については、256Whと他の同出力のポータブル電源と同じぐらいの容量になってます。
重量については、約3.6kgと片手で運べる重さです。
リン酸鉄リチウムイオン電池を使用しているため、Jackery旧モデル(Basicシリーズ)に比べて寿命が大幅に伸びました。充電時間も更に短くなり使い勝手が上がってます。
ソーラーパネルを使用する場合は、USB-typeCでの充電になっているので、「トランスジャック(DC8020→USB-C)」で変換して充電しましょう。※トランスジャックは別売りなのですが、公式サイトでは売り切れているようです。
Jackery 300Plus
Jackery | 300Plus |
---|---|
本体定価(税込) | 39,800円 |
セール時 | 33,830円 (15%OFF) |
容量(Wh) | 288 |
定格出力(W) | 300 |
瞬間最大出力(W) | 600 |
重量(kg) | 3.75 |
充電(時間) | 2 |
充電(サイクル) | 3000 (80%) |
Jackeryから出ている定格出力300Wのポータブル電源「Jackery 300 Plus」です。旧モデル「Jackery 240」のパワーアップ版になってます。
容量については、288Whと他の同出力のポータブル電源に比べて少しだけ多いです。
重量については、約3.75kgと片手で運べる重さです。
リン酸鉄リチウムイオン電池を使用しているため、Jackery旧モデル(Basicシリーズ)に比べて寿命が大幅に伸びました。充電時間も更に短くなり使い勝手が上がってます。
「Jackery 240 New」との違いですが、容量以外だと、ソーラーパネルで充電するときのトランスジャックが付属しているところです。
EcoFlow RIVER2
EcoFlow | RIVER 2 |
---|---|
本体定価(税込) | 29,900円 |
セール時 | 20,271円 (33%OFF) |
容量(Wh) | 256 |
定格出力(W) | 300 |
サージ(W) | 600 |
X-Boost(W) | 450 |
重量(kg) | 3.5 |
充電(時間) | 1 |
充電(サイクル) | 3000 |
EcoFlowから出ている定格出力300Wのポータブル電源「EcoFlow RIVER 2」です。
X-Boost機能があり、消費電力450Wまでの電化製品を動かすことができます。ただ、消費電力が400W前後の電気製品はあんまりないというか知らないので、消費電力が300Wの電気製品を使いつつスマホなどの充電もできるかなというぐらいで思っておきましょう。
容量については、256Whと他の同出力のポータブル電源と同じぐらいの容量になってます。
重さについては、約3.5kgと他のポータブル電源と同じぐらいの重さになってます。
リン酸鉄リチウムイオン電池が使われているので、充電時間が短く、寿命が長いです。
PowerArQ mini2
PowerArQ | mini 2 |
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本体定価(税込) | 44,000円 |
容量(Wh) | 307 |
定格出力(W) | 300 |
瞬間最大出力(W) | 800 |
重量(kg) | 4.7 |
充電(時間) | 5 |
充電(サイクル) | 500 |
PowerArQから出ている定格出力300Wのポータブル電源「PowerArQ mini2」です。
何W使用しているかの表記がなく、バッテリー残量が5段階表示とわかりにくいです。
容量については、307Whと他の同出力のポータブル電源より少し多いです。
重さについては、約4.7kgと片手で持ち運ぶには少々重たい感じになってます。
また、リン酸鉄リチウムイオン電池を使用しているのに充電サイクル数の表記が少ない理由は、謎です。
充電時間についてですが、5時間と他のポータブル電源に比べてかなり多いです。あまりに短時間で充電するのは負担がかかるので長くてもいいのですが、それでも少し長いです。
また、他のポータブル電源と違い「コヨーテタン」「オリーブドラブ」「レッド」と3色から色を選択することができます。
値段についてですが、公式サイトから購入するよりもAmazon.co.jpや楽天などで購入するほうが圧倒的に安いので、そちらで購入するようにしましょう。
簡易LEDランタンや停電対策BOOKなどが付属しているので、防災対策用に購入してもいいと思います。
Anker 521 Portable Power Station
Anker | Anker 521 |
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本体定価(税込) | 29,900円 |
容量(Wh) | 256 |
定格出力(W) | 200 |
瞬間最大(W) | 450 |
簡易UPS | ◯ |
重量(kg) | 3.7 |
コンセント入力W数 | 65 |
充電(時間) | 4.9 |
充電(サイクル) | 3000 |
Ankerから出ている定格出力200Wのポータブル電源「Anker 521 Portable Power Station」です。定格出力が200Wしかないため、使用できる電化製品は少ないです。電気毛布と扇風機ぐらいですね。
容量については、256Whと他の同出力のポータブル電源と同じぐらいの容量です。
重さについては、約3.7kgと他のポータブル電源と同じぐらいの重さになってます。
リン酸鉄リチウムイオン電池を使用しているため、寿命が長いですが、容量の割に充電時間が長めの4.9時間です。(充電時間は計算して出しました。容量÷入力W数÷0.8です。)
また、セール時に大幅に値段が下がるため、購入する際はAnker公式サイトや楽天、Amazon.co.jpなどをチェックしてセールのときに購入しましょう。
あとがき
他のポータブル電源と比べてみた場合、電力リフトモードで600Wまでの消費電力の電化製品を動かすことができることが一番のメリットですかね。
「Jackery 300 Plus」や「EcoFlow RIVER2」など、小型のポータブル電源で同じような性能のものがあるので、お気に入りのメーカーで選ぶのが良さそうです。
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