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【ANKER】ポータブル電源の性能比較まとめ。違いは?

ANKERのポータブル電源について、性能や注意点などを簡単にまとめておきました。

2024.3.18:大幅に書き直しました。

ANKERポータブル電源について

旧モデルはオススメしない

  • Anker PowerHouse
  • Anker PowerHouse 200
  • Anker PowerHouse II 300
  • Anker PowerHouse II 400
  • Anker PowerHouse II 400 Plus
  • Anker PowerHouse II 700
  • Anker PowerHouse II 800

これらは、現在発売されている「Portable Power Station」シリーズの旧モデルになり、寿命も短く、容量も少なく、出力も少ないのでおすすめできません。購入するのであれば、「Portable Power Station」シリーズか、他社製ポータブル電源にしましょう。

また、「Solix」シリーズの発売により、以下のモデルも購入はおすすめしません。

  • Anker 535 Portable Power Station
  • Anker 555 Portable Power Station
  • Anker 757 Portable Power Station
  • Anker 767 Portable Power Station

出力が110Wになっているので注意

「Anker 535 Portable Power Station」は、電圧が100Vとではなく110Vになっているため、普通の消費電力の1.1倍で計算する必要があります。

したがって、定格出力500Wと表記があっても実際は450Wぐらいのものしか使用できない点に注意です。

「Anker 535 Portable Power Station」以外の「Portable Power Station」シリーズでは電圧100Vでの計算になっているようなので、気にしなくても大丈夫そうですが、本当にその計算で大丈夫なのかは謎です。

リン酸鉄リチウムイオン電池使用で長寿命

「Portable Power Station」シリーズは、リン酸鉄リチウムイオン電池を使用しており、旧モデルの約6倍の3000回使用できます。(出荷時の80%のバッテリー容量)

毎日使用しても10年しようでき、とても寿命が長いです。

充電時間について

Ankerのポータブル電源の充電時間の詳しい記載がないため、入力W数から自分で計算するようにしましょう。

計算式は、「(ポータブル電源の容量)÷(ポータブル電源の入力W数)÷0.8」です。

Anker容量
(Wh)
コンセント
入力W数
充電時間
(目安)
Anker 521256654.9時間
Anker 5355121205.3時間
Anker 55510242006.4時間
Anker 757122910001.5時間
Anker 767204812002.1時間
Solix C80076811000.9時間
Solix C1000105613001時間
Solix F1500153610001.9時間
Solix F3800384015003.2時間

「Solixシリーズ」はアプリで充電時間を調節できるようです。

簡易UPS(無停電電源装置)付き

  • Anker 521 Portable Power Station
  • Anker 535 Portable Power Station
  • Anker 757 Portable Power Station
  • Anker 767 Portable Power Station
  • Solix C800
  • Solix C1000
  • Solix F1500
  • Solix F3800

停電時の予備電源として使用する場合は、以上の中から購入するようにしましょう。

20ミリ秒以内の切り替えに対応しており、完全なUPS機能の0ミリ秒の切替えには対応していません。データサーバや医療機器など、非常時に不具合が起こると人命 / 財産に重大な危険を及ぼしうる用途でのご使用はお控えください。

Anker Portable Power Station 性能まとめ

Anker 521 Portable Power Station

※引用画像:Amazon.co.jp

AnkerAnker 521
本体定価(税込)29,900円
容量(Wh)256
定格出力(W)200
瞬間最大(W)450
簡易UPS
重量(kg)3.7
コンセント入力W数65
充電(サイクル)3000

容量が少なく、充電時間が長めの4.9時間です。

定格出力が200Wしかないため、使用できる電化製品は少ないです。電気毛布と扇風機ぐらいですね。

Anker 535 Portable Power Station

※引用画像:Amazon.co.jp

AnkerAnker 535
本体定価(税込)64,900円
容量(Wh)512
定格出力(W)500
瞬間最大出力(W)750
簡易UPS
重量(kg)7.6
コンセント入力W数120
充電(サイクル)3000

定格出力が500Wになり少し使用できる電化製品が増えますが、消費電力が200~500Wの電化製品がなかなか無いため、あまりいいとは言えない感じです。

Solix C800」の方がオススメです。

Anker 555 Portable Power Station

※引用画像:Amazon.co.jp

AnkerAnker 555
本体定価(税込)149,900円
容量(Wh)1024
定格出力(W)1000
瞬間最大出力(W)1500
簡易UPS記載なし
重量(kg)13.1
コンセント入力W数200
充電(サイクル)3000

容量と出力が1000Wあるので、大体の電化製品を使用できます。

注意点ですが、「Portable Power Station」シリーズの中で、この「Anker 555 Portable Power Station」だけが簡易UPSの記載がないです。簡易UPS機能が欲しい場合は、他のモデルを購入しましょう。

また、「Solix C1000」の方がオススメです。

Anker 757 Portable Power Station

※引用画像:Amazon.co.jp

AnkerAnker 757
本体定価(税込)169,900円
容量(Wh)1229
定格出力(W)1500
瞬間最大出力(W)2400
簡易UPS
重量(kg)19.1
コンセント入力W数1000
充電(サイクル)3000

定格出力が1500Wあるので、家庭で使用できる電化製品のほとんどを使用可能です。

充電時間も約1.5時間と短いので使い勝手がいいです。ただ、重量が約19.1kgと持ち運ぶのはちょっときつい感じですね。

Solix C1000」の方がオススメです。

Anker 767 Portable Power Station

※引用画像:Amazon.co.jp

AnkerAnker 767
本体定価(税込)299,900円
容量(Wh)2048
定格出力(W)2000
瞬間最大出力(W)記載なし
簡易UPS
重量(kg)30.5
コンセント入力W数1200
充電(サイクル)3000

定格出力が2000Wと家庭で使用できる電化製品のほぼ全てを使用可能です。ただ、200Vに対応している機械や起動電力が大きいエアコンなどには使用できません。

重量が約30.5kgと持ち運ぶのは無理な重さなので、タイヤと持ち手がついています。

大容量の割に充電時間が約2時間と短いので、使い勝手はいいと思います。ただ、重いし高いですね。

Anker Solix C800 Portable Power Station

※引用画像:Amazon.co.jp

AnkerSolix C800
本体定価(税込)99,990円
容量(Wh)768
定格出力(W)1200
瞬間最大出力(W)1600
簡易UPS
重量(kg)10.5
コンセント入力W数1100
充電(サイクル)3000

定格出力1200Wと、ほとんどの電化製品を使用することができ、容量もそこそこあります。

「Anker 535」の購入を考えているのであれば、こちらのほうがおすすめです。

Anker Solix C1000 Portable Power Station

※引用画像:Amazon.co.jp

AnkerSolix C1000
本体定価(税込)139,900円
容量(Wh)1056
定格出力(W)1500
瞬間最大出力(W)2000
簡易UPS
重量(kg)12.9
コンセント入力W数1300
充電(サイクル)3000

定格出力1500Wと、ほとんどの電化製品を使用することができ、容量もそこそこあります。

「Anker 555」「Anker 757」の購入を考えているのであれば、こちらのほうがおすすめです。

Anker Solix F1500 Portable Power Station

※引用画像:Amazon.co.jp

AnkerSolix F1500
本体定価(税込)189,900円
容量(Wh)1536
定格出力(W)1500
瞬間最大出力(W)2400
簡易UPS
重量(kg)19.8
コンセント入力W数1000
充電(サイクル)3000

定格出力1500Wと、ほとんどの電化製品を使用することができます。

容量も多いです。

Anker Solix F3800 Portable Power Station

引用画像:Anker公式サイト

AnkerSolix F3800
本体定価(税込)699,900円
容量(Wh)3840
定格出力(W)5000
瞬間最大出力(W)7500
簡易UPS
重量(kg)60
コンセント入力W数1500
充電(サイクル)3000

この本体と拡張バッテリーを使用して、オフグリッドな生活をするため用のもので、持ち運びとか用ではないですね。

移動用のキャスターはついていますが、約60kgあるので相当重たいです。

また、購入は公式サイトからの購入のみ対応しているようです。

一覧表

Anker本体定価
(税込)
容量
(Wh)
定格出力
(W)
瞬間最大
(W)
簡易UPS重量
(kg)
コンセント
入力W数
充電
(サイクル)
Anker 52129,900円2562004503.7653000
Anker 53564,900円5125007507.61203000
Anker 555149,900円102410001500記載なし13.12003000
Anker 757169,900円12291500240019.110003000
Anker 767299,900円20482000240030.512003000
Solix C80099,990円7681200160010.511003000
Solix C1000139,900円10561500200012.913003000
Solix F1500189,900円15361500240019.810003000
Solix F3800699,900円3840500075006015003000

「Portable Power Station」「Solixシリーズ」の性能一覧はこちらです。

あとがき

リン酸鉄リチウムイオン電池を使用している「Portable Power Station」シリーズ以外の旧モデルを購入するメリットはないので注意しましょう。

新シリーズの「Solixシリーズ」がちょうどいい感じの性能になっているので、これから購入するのであれば、そちらの方がいいでしょう。

旧モデルの中でも、唯一持ち運ぶようとして「Anker PowerHouse 100」はいいと思います。

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