大きいビニールプールを膨らますのに、以前から四苦八苦していたのですが、ついに電動空気入れを購入しました。
空気入れの選び方とポータブル電源についてまとめておきます。
電動空気入れの選び方
タイプが2種類
電動空気入れには大きく分けて2種類あります。
- コンセントタイプ
- バッテリータイプ
それぞれのメリットとデメリットをまとめておきます。
コンセントタイプ
コンセントタイプは、コンセントがないと使えないのがデメリットです。
逆に、コンセントがあればさっと使用できるのと、必要なくなったときにそのまま燃えないゴミに捨てれるのがメリットです。
- メリット:コンセントがあればさっと使える、簡単に捨てられる
- デメリット:コンセントがないと使えない
バッテリータイプ
バッテリータイプは、コンセントがなくても使えるのがメリットです。
ただ、あらかじめ充電しておく必要があるのと、バッテリーが切れてそのまま放置しておくと使用できなくなること、壊れたときや使えなくなったときに手軽に捨てることができないことがデメリットです。また、炎天下の車内に置いておくと発火する可能性もあるので注意が必要です。
夏に、浮き輪やビニールプールの空気を入れるときにしか使わないという人には不向きですね。
- メリット:コンセントがなくても使える
- デメリット:
- 充電しないと使えない
- 使ったあとに充電しないまま放置すると使えなくなる
- 壊れたときに気軽に捨てられない
- 炎天下の車内に置くと発火する可能性がある
オススメはコンセントタイプ
オススメは、コンセントタイプのものです。
ホームセンターなどでも夏時期であれば購入できるのですが、値段が高いのと5分以上の連続使用ができないものだったので、Amazon.co.jpで購入しました。
こちらも15分以上の連続使用はできないので、心配していたのですが、5分もかからずに空気を入れきることができビックリです。
以前、マキタの充電式空気入れで挑戦したときは中々空気が入らなかったのですが、やはり専用のものは空気を入れるのが早いですね。
かつてないぐらいパンパンまで空気を入れられました。
空気入れ用のポータブル電源
電動空気入れは、消費電力50Wなので、ポータブル電源の定格出力が50W以上あれば使えます。ただ、そんなに定格出力が低いものはないので300Wのポータブル電源をまとめておきます。
Jackery 240New
Jackery | 240new |
---|---|
本体定価(税込) | 32,800円 |
容量(Wh) | 256 |
定格出力(W) | 300 |
瞬間最大出力(W) | 600 |
重量(kg) | 3.6 |
充電(時間) | 2 |
充電(サイクル) | 4000 (70%) |
Jackeryから出ている定格出力300Wのポータブル電源「Jackery 240 New」です。旧モデル「Jackery 240」のパワーアップ版になってます。
容量については、256Whと他の同出力のポータブル電源と同じぐらいの容量になってます。
重量については、約3.6kgと片手で運べる重さです。
リン酸鉄リチウムイオン電池を使用しているため、Jackery旧モデル(Basicシリーズ)に比べて寿命が大幅に伸びました。充電時間も更に短くなり使い勝手が上がってます。
ソーラーパネルを使用する場合は、USB-typeCでの充電になっているので、「トランスジャック(DC8020→USB-C)」で変換して充電しましょう。※トランスジャックは別売りなのですが、公式サイトでは売り切れているようです。
Jackery 300Plus
Jackery | 300Plus |
---|---|
本体定価(税込) | 39,800円 |
セール時 | 33,830円 (15%OFF) |
容量(Wh) | 288 |
定格出力(W) | 300 |
瞬間最大出力(W) | 600 |
重量(kg) | 3.75 |
充電(時間) | 2 |
充電(サイクル) | 3000 (80%) |
Jackeryから出ている定格出力300Wのポータブル電源「Jackery 300 Plus」です。旧モデル「Jackery 240」のパワーアップ版になってます。
容量については、288Whと他の同出力のポータブル電源に比べて少しだけ多いです。
重量については、約3.75kgと片手で運べる重さです。
リン酸鉄リチウムイオン電池を使用しているため、Jackery旧モデル(Basicシリーズ)に比べて寿命が大幅に伸びました。充電時間も更に短くなり使い勝手が上がってます。
「Jackery 240 New」との違いですが、容量以外だと、ソーラーパネルで充電するときのトランスジャックが付属しているところです。
EcoFlow RIVER2
EcoFlow | RIVER 2 |
---|---|
本体定価(税込) | 29,900円 |
セール時 | 20,271円 (33%OFF) |
容量(Wh) | 256 |
定格出力(W) | 300 |
サージ(W) | 600 |
X-Boost(W) | 450 |
重量(kg) | 3.5 |
充電(時間) | 1 |
充電(サイクル) | 3000 |
EcoFlowから出ている定格出力300Wのポータブル電源「EcoFlow RIVER 2」です。
X-Boost機能があり、消費電力450Wまでの電化製品を動かすことができます。ただ、消費電力が400W前後の電気製品はあんまりないというか知らないので、消費電力が300Wの電気製品を使いつつスマホなどの充電もできるかなというぐらいで思っておきましょう。
容量については、256Whと他の同出力のポータブル電源と同じぐらいの容量になってます。
重さについては、約3.5kgと他のポータブル電源と同じぐらいの重さになってます。
リン酸鉄リチウムイオン電池が使われているので、充電時間が短く、寿命が長いです。
BLUETTI AC2A
BLUETTI | AC2A |
---|---|
本体定価(税込) | 29,800円 |
セール時 | 19,800円 (33%OFF) |
容量(Wh) | 204.8 |
定格出力(W) (電力リフト) | 300 (600) |
瞬間最大出力(W) | 600 |
簡易UPS | ○ |
重量(kg) | 3.6 |
充電時間(時間) | 1 |
充電回数(サイクル) | 3000 |
BLUETTIから出ている定格出力300Wのポータブル電源「BLUETTI AC2A」です。
電力リフト機能搭載で、消費電力600Wまでの電化製品を動かすことができます。
容量については、204.8Whと他のポータブル電源と比べて少ないです。
重さについては、約3.6kgあり、容量は少ないけれど他のポータブル電源と同じぐらいの重さになってます。
簡易UPSに対応しているので、停電時にパソコンなどをそのまま使用することもできます。
また、リン酸鉄リチウムイオン電池を使用しているので、充電時間が短く、寿命が長いです。
PowerArQ mini2
PowerArQ | mini 2 |
---|---|
本体定価(税込) | 44,000円 |
容量(Wh) | 307 |
定格出力(W) | 300 |
瞬間最大出力(W) | 800 |
重量(kg) | 4.7 |
充電(時間) | 5 |
充電(サイクル) | 500 |
PowerArQから出ている定格出力300Wのポータブル電源「PowerArQ mini2」です。
何W使用しているかの表記がなく、バッテリー残量が5段階表示とわかりにくいです。
容量については、307Whと他の同出力のポータブル電源より少し多いです。
重さについては、約4.7kgと片手で持ち運ぶには少々重たい感じになってます。
また、リン酸鉄リチウムイオン電池を使用しているのに充電サイクル数の表記が少ない理由は、謎です。
充電時間についてですが、5時間と他のポータブル電源に比べてかなり多いです。あまりに短時間で充電するのは負担がかかるので長くてもいいのですが、それでも少し長いです。
また、他のポータブル電源と違い「コヨーテタン」「オリーブドラブ」「レッド」と3色から色を選択することができます。
値段についてですが、公式サイトから購入するよりもAmazon.co.jpや楽天などで購入するほうが圧倒的に安いので、そちらで購入するようにしましょう。
簡易LEDランタンや停電対策BOOKなどが付属しているので、防災対策用に購入してもいいと思います。
Anker 521 Portable Power Station
Anker | Anker 521 |
---|---|
本体定価(税込) | 29,900円 |
容量(Wh) | 256 |
定格出力(W) | 200 |
瞬間最大(W) | 450 |
簡易UPS | ◯ |
重量(kg) | 3.7 |
コンセント入力W数 | 65 |
充電(時間) | 4.9 |
充電(サイクル) | 3000 |
Ankerから出ている定格出力200Wのポータブル電源「Anker 521 Portable Power Station」です。定格出力が200Wしかないため、使用できる電化製品は少ないです。電気毛布と扇風機ぐらいですね。
容量については、256Whと他の同出力のポータブル電源と同じぐらいの容量です。
重さについては、約3.7kgと他のポータブル電源と同じぐらいの重さになってます。
リン酸鉄リチウムイオン電池を使用しているため、寿命が長いですが、容量の割に充電時間が長めの4.9時間です。(充電時間は計算して出しました。容量÷入力W数÷0.8です。)
また、セール時に大幅に値段が下がるため、購入する際はAnker公式サイトや楽天、Amazon.co.jpなどをチェックしてセールのときに購入しましょう。
あとがき
使っているのは、EcoFlow「RIVER2」です。
軽くて持ち運びも便利なのですが、取っ手部分が少し出っ張っているので、これから購入するのであれば「Jackery300Plus」かなと思ってます。性能はほとんど変わらないので、買い替えることはないですがね。
質問やコメントはこちら