EcoFlowのポータブル電源「DELTA Pro 3」について、性能を簡単にまとめてみました。
合わせて、同じぐらいの性能のポータブル電源も載せておきます。
EcoFlow DELTA Pro 3 性能まとめ
DELTA Pro 3のスペック簡単まとめ
EcoFlow | DELTA Pro 3 |
---|---|
本体定価(税込) | 539,000円 |
容量(Wh) | 4096 |
定格出力(W) | 3600 |
X-Boost(W) | 5100 |
UPS | 10ms |
重量(kg) | 51.5 |
充電(時間) | 変動 |
充電(サイクル) | 4000 |
EcoFlowから出ている定格出力6000Wのポータブル電源「EcoFlow DELTA Pro 3」です。
容量については、単体で4096Whとこれ1つで十分な容量ですが、バッテリーを追加することでさらに増やすことができます。
重さについては、約51.5kgです。キャスターがついているので、平面での移動時には転がしていけますが、持ち運ぶときは2人で、さらにインバーターとバッテリーを分けて運ぶようにしましょう。
リン酸鉄リチウムイオン電池を使用しているため、充電時間が短く、寿命も長いです。
拡張バッテリーについて
本体1台に、2台まで拡張バッテリーを取り付けることができます。
バッテリー | 容量(Wh) | (kWh) |
---|---|---|
1台 | 4096 | 4.09 |
2台 | 8192 | 8.19 |
容量は本体と同じで、本体と合わせると最大12,288Whまで容量を増やすことができます。
簡易UPS機能あり
コンセントにポータブル電源を接続し、電化製品のコンセントをポータブル電源に接続しておく(コンセントと電化製品の間にポータブル電源が入る)ことで、停電時でも瞬時に電気を供給可能です。
ただ、瞬時ではなく10ms(0.010秒)以内に切りかわります。
電源が切れるとダメなデータサーバーや、医療用の命に関わるようなものについては使用できないので注意です。
ソーラーパネルについて
ソーラーパネルの電圧によって充電の接続部分がわかれているようです。
- 低圧PV入力:11-60V 最大20A 最大1000W
- 高圧PV入力:30-150V 最大15A 最大1600W
ソーラーパネルの枚数については、電圧や電流で自分で計算をして考える必要があります。
直列で接続する場合、電圧の方が加算されていき、並列で接続する場合、電流の方が加算されていきます。
- 持ち運び用400Wソーラーパネル:(開放電圧48V、短絡電流11A)
- 据置型400Wソーラーパネル:(開放電圧37V、短絡電流13.79A)
400Wのソーラーパネルを2枚使用する場合は、高圧PV入力の方に直列で接続するようにしましょう。
- 持ち運び用400Wソーラーパネル:直列最大3枚
- 据置型400Wソーラーパネル:直列最大4枚
詳しい情報や導入にかかる費用については公式サイトに
DELTA Pro 3および切替分電盤の詳しい情報や導入にかかる費用等をお知りになりたい方は、「EcoFlow DELTA Pro 3」商品ページ内にある「サポート」からEcoFlow公式に直接確認するようにしましょう。
取扱説明書はこちら
取扱説明書は、こちらから確認できるようになっているので、気になる人は購入前に読んでおきましょう。
「EcoFlow DELTA Pro 3 商品ページ」→「サポート」→「マニュアル」
DELTA Pro,Pro Ultraとの違いは?
「DELTA Pro」「DELTA Pro 3」「DELTA Pro Ultra」との違いを簡単にまとめると以下の通りになります。
EcoFlow DELTA | Pro | Pro 3 | Pro Ultra |
---|---|---|---|
本体定価(税込) | 440,000円 | 539,000円 | 1,430,000円 |
容量(Wh) | 3600 | 4096 | 6144 |
拡張最大(Wh) | 10,800 | 12,288 | 30,720 |
定格出力(W) | 3000 | 3600 | 6000 |
X-Boost(W) | 3750 | 5100 | なし |
UPS | 30ms | 10ms | 0ms |
ソーラー入力(W) | 1600 | 1600 | 4000 |
重量(kg) | 45 | 51.5 | 82.4 |
充電(時間) | 3.1 | 変動 | 変動 |
充電(サイクル) | 3500 | 4000 | 3500 |
「Pro Ultra」のスペックが高く、その分値段も高いです。
旧モデル「Pro」からは、それほどスペックが高くなったという感じはないです。見た目は「DELTAシリーズ」の無骨な感じから、スタイリッシュな感じに変わってます。
「DELTA Pro 3」は、公式サイトでの購入で超早割30%OFF(377,300円)になっているので、購入を考えている人は早めに入手するのがオススメです。
旧モデル DELTA Proもおすすめ
EcoFlow | DELTA Pro |
---|---|
本体定価(税込) | 440,000円 |
セール時 | 220,000円 (50%OFF) |
容量(Wh) | 3600 |
定格出力(W) | 3000 |
サージ(W) | 6000 |
X-Boost(W) | 3750 |
重量(kg) | 45 |
充電(時間) | 3.1 |
充電(サイクル) | 3500 |
EcoFlowから出ている定格出力3000Wのポータブル電源「EcoFlow DELTA Pro」です。
自己発熱機能がないので、マイナスの気温になるようなところでは使用できませんが、こちらの方が安くてオススメです。
詳しくは、こちらの方にまとめてあります。
発売から時間が経っていて、セール時に半額で購入することができるようになってます。
容量も、3600Whあり、同容量の拡張バッテリーを2つ連結することで容量を増やせます。
さらに「ダブルボルテージハブ」を使うことで、本体を2つ連結でき21.6kWhまで容量を増やすことができます。
DELTA Pro | 容量(Wh) | 値段 |
---|---|---|
本体 | 3600 | 220,000円 |
拡張1台 | 7200 | 385,000円 |
拡張2台 | 10800 | 550,000円 |
セール時に購入すれば、フルセット21,600Whまで増やしたとしても110万円ちょいと、「EcoFlow DELTA Pro Ultra」の1セットよりも安く購入することができます。
電気屋さんに頼めば家のソーラーパネルと分電盤とも接続してもらえるはずなので、「EcoFlow DELTA Pro Ultra」と同様に家の蓄電池として使用可能です。
こちらも、購入前にEcoFlow公式サイトに連絡をしていろいろ相談してみるといいでしょう。
ポータブル電源として使用するならこちらがオススメ
「EcoFlow DELTA Pro 3」をポータブル電源として持ち運んで使用するのであれば、定格出力が2000Wのポータブル電源を購入するほうが使い勝手がいいです。
正直、1人で運べない重さのものは手軽に持ち運べないものと思っていいと思います。
定格出力が2000Wのポータブル電源でオススメのものは以下にまとめました。
Jackery 1000 Plus
Jackery | 1000Plus |
---|---|
本体定価(税込) | 168,000円 |
セール時 | 117,600円 (30%OFF) |
容量(Wh) | 1264.64 |
定格出力(W) | 2000 |
瞬間最大出力(W) | 4000 |
重量(kg) | 14.5 |
充電(時間) | 1.7 |
充電(サイクル) | 4000 (70%) |
Jackeryから出ている定格出力2000Wのポータブル電源「Jackery 1000 Plus」です。
容量が1264.64Whと他の同出力のポータブル電源に比べて少なくなっていますが、拡張バッテリー(Jackery Battery Pack 1000 Plus)があるので足りない場合は追加すると良いでしょう。
容量が少ない分、重量が軽くなっているので持ち運びやすくなってます。
また、リン酸鉄リチウムイオン電池を使用しているため、Jackery旧モデルに比べて寿命が大幅に伸びました。充電時間も更に短くなり使い勝手が上がってます。
EcoFlow DELTA2 Max
EcoFlow | DELTA 2 Max |
---|---|
本体定価(税込) | 254,100円 |
セール時(税込) | 152,460円 (40%OFF) |
容量(Wh) | 2048 |
定格出力(W) | 2000 |
サージ(W) | 4000 |
X-Boost(W) | 2400 |
重量(kg) | 23 |
充電(時間) | 1.6? |
充電(サイクル) | 3000 |
EcoFlowから出ている定格出力2000Wのポータブル電源「EcoFlow DELTA2 Max」です。
X-Boost機能があり2400Wまでの消費電力の電気製品を動かすことができます。ただ、家庭用コンセントで使えない(消費電力が1500Wを超える)ような電気製品は普通に購入しないので、同時に電気製品を使用したときの合計消費電力が少し増えるぐらいに思っておきましょう。
容量については、2048Whと他の同出力のポータブル電源と同じぐらいの容量です。拡張バッテリー(DELTA 2 Max専用エクストラバッテリー)があるので足りない場合は追加すると良いでしょう。
重さについては、約23kgと持ち運ぶには少々重たい感じになってます。移動時に足の上に落とすことがないように注意したいですね。
リン酸鉄リチウムイオン電池を使用しているため、充電時間が短く、寿命も長いです。
また、セール時に定格出力2000Wのポータブル電源と思えないほど大幅に値段が下がるため、購入する際はEcoFlow公式サイトなどをチェックしてセールのときに購入しましょう。
BLUETTI AC200L
BLUETTI | AC200L |
---|---|
本体定価(税込) | 219,800円 |
セール時 | 159,800円 (28%OFF) |
容量(Wh) | 2048 |
定格出力(W) | 2000 (3000) |
瞬間最大出力(W) | 3000 |
簡易UPS | ○ |
重量(kg) | 28.3 |
充電(時間) | 1.5 |
充電(サイクル) | 3000 |
BLUETTIから出ている定格出力2000Wのポータブル電源「BLUETTI AC200L」です。旧モデルの「AC200P」「AC200MAX」の正当進化版のような位置づけです。
電力リフト機能があり3000Wまでの消費電力の電気製品を動かすことができます。ただ、家庭用コンセントで使えない(消費電力が1500Wを超える)ような電気製品は普通に購入しないので、同時に電気製品を使用したときの合計消費電力が少し増えるぐらいに思っておきましょう。
容量については、2048Whと他の同出力のポータブル電源と同じぐらいの容量です。拡張バッテリーに対応しているので足りない場合は追加すると良いでしょう。
重さについては、約28.3kgと持ち運ぶには少々重たい感じになってます。できれば1人ではなく2人で運びたい重さです。
リン酸鉄リチウムイオン電池を使用しているため、充電時間が短く、寿命も長いです。
また、セール時に定格出力2000Wのポータブル電源と思えないほど大幅に値段が下がるため、購入する際は公式サイトや楽天、Amazon.co.jpなどをチェックしてセールのときに購入しましょう。
EENOUR P2001
EENOUR | P2001 |
---|---|
本体定価(税込) | 262,560円 |
セール時 | 109,980円 (68%OFF) |
容量(Wh) | 2000 |
定格出力(W) | 2000 |
瞬間最大(W) | 4000 |
簡易UPS | ◯ |
重量(kg) | 22 |
入力W数 | 1100 |
充電(時間) | 1.8 |
充電(サイクル) | 3500 |
EENOURから出ている定格出力2000Wのポータブル電源「EENOUR P2001」です。
容量については、2000Whと他の同出力のポータブル電源と同じぐらいの容量です。拡張バッテリーには対応していません。対応しているのは「F2000」の方なので間違えないようにしましょう。
重さについては、約22kgと持ち運ぶには少々重たい感じになってます。
リン酸鉄リチウムイオン電池を使用しているため、充電時間が短く、寿命も長いです。
値段についてですが、公式サイトの値段が前触れもなく変更されるだけでなく、公式サイトから購入するよりもAmazon.co.jpや楽天などで購入するほうが圧倒的に安いので、そちらで購入するようにしましょう。
また、充電入力W数が変更できるようになり画面が見やすくなった「EENOUR P2001 Plus」が出てます。その他の性能の違いはほとんどない(容量が48Wh増えて、アプリ対応ぐらい)です。
PowerArQ MAX
PowerArQ | MAX |
---|---|
本体定価(税込) | 264,000円 |
セール時 | 198,000円 (25%OFF) |
容量(Wh) | 2150 |
定格出力(W) | 2000 |
瞬間最大出力(W) | 4800 |
重量(kg) | 28.2 |
充電(時間) | 6 |
充電(サイクル) | 3000 |
PowerArQから出ている定格出力2000Wのポータブル電源「PowerArQ MAX」です。
容量については、2150Whと他の同出力のポータブル電源より少し多いです。拡張バッテリーには対応していません。
重さについては、約28.2kgと持ち運ぶには少々重たい感じになってます。
リン酸鉄リチウムイオン電池を使用しているため、寿命が長いです。
充電時間についてですが、6時間と他のポータブル電源に比べてかなり多いです。あまりに短時間で充電するのは負担がかかるので長くてもいいのですが、それでも少し長いです。
値段についてですが、公式サイトから購入するよりもAmazon.co.jpや楽天などで購入するほうが圧倒的に安いので、そちらで購入するようにしましょう。
また、他のポータブル電源と違い「コヨーテタン」「オリーブドラブ」と2色から色を選択することができます。
Anker 767 Portable Power Station
Anker | Anker 767 |
---|---|
本体定価(税込) | 299,900円 |
セール時 | 189,900円 (37%OFF) |
容量(Wh) | 2048 |
定格出力(W) | 2000 |
瞬間最大出力(W) | 記載なし |
簡易UPS | ◯ |
重量(kg) | 30.5 |
コンセント入力W数 | 1200 |
充電(時間) | 2.1 |
充電(サイクル) | 3000 |
Ankerから出ている定格出力2000Wのポータブル電源「Anker 767 Portable Power Station」です。
容量については、2048Whと他の同出力のポータブル電源と同じぐらいの容量です。拡張バッテリー(Anker 760 Portable Power Station Expansion Battery)があるので足りない場合は追加すると良いでしょう。
重さについては、約30.5kgと持ち運ぶのは無理な重さなので、タイヤと持ち手がついています。
リン酸鉄リチウムイオン電池を使用しているため、充電時間が短く、寿命も長いです。
また、セール時に大幅に値段が下がるため、購入する際はAnker公式サイトや楽天、Amazon.co.jpなどをチェックしてセールのときに購入しましょう。
あとがき
家のソーラーパネルを撤去した方が結果的に安上がりな気がしますが、昨今の電気料金の値上げを見ているとこの10年でどうなることやらと心配になるところです。
すでにソーラーパネルを設置していて卒FITするタイミングなのであれば、EcoFlow「DELTA Pro」「DELTA Pro 3」に変えてもいいかもしれませんね。
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