ポータブル電源は充電しっぱなしでいい?発火リスクと寿命への影響を使い方別に解説

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ポータブル電源をコンセントに充電しっぱなしでよいのか、発火しないかが気になったので、公式情報もあわせて調べてまとめました。

この記事では、つないだまま運用しやすいケースと、避けたほうがよいケースを分けて説明します。あわせて、最近増えているUPSやパススルー運用、リン酸鉄バッテリーの傾向も踏まえます。

目次

結論|充電しっぱなしは使い方次第で変わる

ポータブル電源を「日常的に待機させる」のか、「しばらく使わず保管する」のかで、考え方が変わります。つないだままの利用を想定した機種も増えていますが、長期保管では満充電付近の固定を避けたほうが無難です。

UPSやパススルー前提のモデルは、つないだまま運用しやすい

最近のJackery Newシリーズには、コンセントに接続したまま家電へ給電しつつ、停電時にバッテリーへ切り替える設計のモデルがあります。たとえば Jackery ポータブル電源 1000 New は、UPS機能(20ms未満)とパススルー機能の搭載が明記されています。停電対策として冷蔵庫などにつないでおく使い方も想定されています。

ただし、この種の機能は0msで切り替わる本格的なUPSとは別物です。Jackery 2000 New の製品ページでも、切替は20ms以下としつつ、データサーバーやワークステーションのような無停止電源を求める機器には向かない注意書きがあります。
つないだまま使う前提かどうかは、製品ページの注意書きまで含めて確認しておくのが安全です。

UPSについては以下にまとめてます。

長期保管は満充電の固定を避けるほうが無難

つないだまま運用できる機種でも、使わずに放置するなら話が変わります。満充電付近の状態が続くと、一般論としてバッテリーの負荷になりやすいとされます。

さらにメーカーによっては、長期保管ではアダプターをつないだままにしないよう案内しています。Jackeryのサポートでは、充電完了後に接続したままだと放電と充電を繰り返し、劣化が早まる原因になると説明されています。

最近では、満充電付近の固定が気になる場合に、Newシリーズの一部にある「バッテリー節約モード」のように、充電上限を85%程度にして運用できる仕組みも出ているので活用するようにしましょう。

発火リスクが気になるときに知っておきたいこと

BMSで過充電は止まるのが基本

ポータブル電源は、過充電などを防ぐためにBMSを搭載するのが一般的です。高性能なBMS搭載の近年モデルは、過充電の心配はほとんどなく、充電しっぱなしでも基本的に安全という趣旨の説明もあります。
ただし、安全性は「BMSがあるから絶対に大丈夫」という話ではなく、温度環境や損傷の有無も前提になります。

バッテリー種類で傾向は違う

現行モデルはリン酸鉄リチウムイオン電池(LFP)搭載が増えており、三元系などに比べて安全性が高い傾向があると説明されることが多いです。
EUのJRCレポートでも、LFPセルは熱暴走時の発熱が小さく、発火しにくい傾向が示されています。

ただし、どの電池でも異常加熱や損傷があればリスクは残ります。発火が気になるなら、直射日光の当たる場所や高温の車内、通気の悪い場所での使用と保管は避けたほうが安心です。

充電しっぱなしで寿命が縮みやすいパターン

100%付近の維持が続く

多くのポータブル電源はBMSで過充電を防ぐため、満充電になれば充電が止まる仕組みになっています。ただ、充電が止まることと、バッテリーに負担がかからないことは別です。

リチウムイオン電池は、満充電に近い状態が長く続くほど内部の負担が増えやすいといわれます。充電しっぱなしの運用では、常に100%付近に張り付いた状態になりやすく、結果として劣化が早まる可能性があります。

さらに、コンセントに挿したままの状態だと、機種によっては微小な放電と充電を繰り返すことがあります。表示上は100%でも、細かい充放電が積み重なると負荷になりやすいため、長期間の「満充電固定」は避けたいところです。

防災目的で常に満充電待機にしたい場合は、メーカーがその運用を想定しているかで判断が分かれます。上限充電の設定や節約モードが用意されている機種なら、満充電付近に固定しない運用がしやすくなります。逆に、充電完了後はコンセントから外すよう案内しているメーカーもあるため、説明書やFAQの方針に合わせるのが安全です。

高温環境での放置

高温はバッテリーの劣化を早めやすく、トラブルの要因にもなります。充電中は本体が発熱しやすいので、周囲の温度が高い環境だと熱が逃げにくくなり、負担が増える傾向があります。

特に気をつけたいのは、直射日光が当たる場所、夏の車内、壁や家具に密着した置き方です。熱がこもると温度が上がりやすく、保護機能が働いて充電が止まったり、出力が制限されたりする場合もあります。

つないだまま運用するなら、通気を確保できる場所に置き、吸排気口をふさがないようにします。周囲に放熱スペースを取り、布や収納ボックスの中に入れたまま使わないほうが安心です。室温が高い時期は、つないだままの運用を続けるより、必要なときだけ充電する使い方のほうが合う場合もあります。

保管の目安

60〜80%が基本になりやすい

長期間使わずに置くなら、60〜80%程度で保管という目安がよく挙げられます。
また、0%のまま放置すると劣化しやすく、充電できなくなる場合があるため、残量ゼロの放置も避けたいところです。

メーカーの推奨が優先

保管残量や点検頻度はメーカーの方針が分かれるので、最終的には取扱説明書とFAQに合わせるのが確実です。Jackeryのサポートでは、長期保管では残量80%以上を推奨し、3カ月に1回程度の動作確認を案内しています。

充電しっぱなしに向く使い方

冷蔵庫やルーターをつないで待機させる

停電対策として使うなら、UPS機能やパススルー機能があるポータブル電源は相性がよいです。コンセントにつないだ状態で家電へ給電し、停電したら内蔵バッテリーに切り替える使い方を想定しているモデルがあります。

ただし、切り替え時間は0msではありません。メーカーの製品ページや取扱説明書でも、データサーバーなど「無停止」が必要な機器には向かないと案内されている場合があります。重要な機器に使う前に、あなたのモデルがUPS対応か、切り替え時間が何msかを確認しておくと安心です。

UPSに対応しているかどうかは、以下のリンク先で整理しています。

上限充電設定がある場合は活用する

モデルによっては、アプリなどで「何%まで充電するか」を設定できます。

満充電の状態をずっと続けたくない人は、充電上限を設定できるかどうかも選び方のポイントになります。

あとがき

最近のポータブル電源は、BMSやパススルー、EPSなどの機能が増え、つないだまま使える前提の製品も目立ってきました。加えてリン酸鉄バッテリー搭載モデルが増えたことで、発火リスクは下がる傾向にあります。

ただし、長期保管の推奨はメーカーや機種で変わります。日常運用としての「つないだまま」と、防災備蓄としての「放置保管」を分けて考えると失敗しにくいです。

ポータブル電源はレンタルという選択肢もあります

ポータブル電源は価格が高く、
「たまにしか使わない」「購入するほどではない」
と感じる方も少なくありません。

そうした場合は、レンタルを利用するのもひとつの方法です。
1万円以下で借りられることもあり、
「まずは一度使ってみたい」という方にも向いています。

おすすめのレンタルサービス

Rentio[レンティオ]

Rentioでは、ポータブル電源だけでなく、
充電器などの小物から冷蔵庫・洗濯機といった大型家電まで、
幅広い製品をレンタルできます。

気に入った場合は、差額を支払ってそのまま購入できる商品もあり、
試してから選びたい方には便利です。

また、
Jackery、EcoFlow、BLUETTI、PowerArQ、Anker など、
有名メーカーのポータブル電源やソーラーパネルも取り扱われています。

利用時の注意点

月額制プランでは、
2カ月未満で解約すると手数料が発生する場合があります。
利用前に条件を確認しておきましょう。

サイト内検索で「ポータブル電源」と入力すると、
あまり知られていないメーカーの製品が見つかることもあります。
ラインアップの幅広さも、Rentioの特徴です。

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