ポータブル電源は、コンセントがない場所でも家電を使える便利な道具です。一方で、使い道がはっきりしないまま買うと、持ち腐れになったり、放置していざというときに使えなかったりします。
この記事では、買ってから後悔しやすいポイントを先に押さえたうえで、購入前に確認したい点を順番にまとめます。
ポータブル電源は便利だが、いらない人もいる
使う場面がないと持ち腐れになる
ポータブル電源は、屋外などコンセントがない場所で使うことが前提になりやすいです。ふだん外で電化製品を使わない人は、そもそも出番がほとんどありません。
結果として、買ったまま置きっぱなしになり、必要なときに充電が空になっているケースも出てきます。使う予定が具体的に浮かばない場合は、購入を急がないほうが安心です。
スマホやノートパソコンの充電にしか使わない
スマホやノートパソコンの充電だけが目的なら、ポータブル電源ではなく高出力の充電器やモバイルバッテリーで足りることがあります。
災害対策として考えるときの落とし穴
避難時に持ち出せるかを想定する
家が倒壊するような規模や、床上浸水のような規模の災害では、ポータブル電源自体が無事とは限りません。水没を避けるなら、保管場所は2階以上などを意識したほうがよいです。
また、ポータブル電源は重さがあるため、徒歩避難で持ち出すのは現実的に厳しいことがあります。防災目的で買うなら、自宅で使う想定か、車で避難できる想定かを先に決めておくと判断しやすくなります。
停電中の充電手段を用意する
停電時にポータブル電源を使うと、当然ながら本体の電気を消費します。中の充電がなくなったあと、停電が続いているとコンセントでの充電ができません。
そこでソーラーパネルを合わせて用意する考え方がありますが、他社製パネルを使う場合は入力条件(電圧・電流)に加えて、接続端子の形状が合うかの確認も必要です。端子やケーブルの考え方は機種で違うため、購入前に仕様を見ておくのが安全です。
同じメーカーの組み合わせは、この確認が楽になる傾向があります。
保管と安全面で気をつけたいこと
高温と直射日光は避ける
ポータブル電源は、暑くなりすぎる場所に置きっぱなしにできません。屋外で使うときも、直射日光が当たらない場所に置くことが勧められています。夏の車内に放置する使い方は避けたほうがよいです。
保管場所も、直射日光が当たらず、密閉されすぎない環境のほうが安心です。
寒い環境では性能が落ちる
寒すぎる環境では使用できない場合があります。冬の屋外や冷え込む場所で使う想定があるなら、使用条件は取扱説明書で確認しておくのが確実です。
出力不足で動かないケースがある

電化製品には、動作に必要な消費電力(W)が書かれています。一方でポータブル電源には出力できるW数の上限があり、上限が高いほど価格も上がりやすいです。
使いたい家電のW数を確認せずに買うと、購入したのに動かせないことがあります。また、消費電力だけでなく起動時に大きな電力が必要な機器もあり、表面上は範囲内でも動かないケースが出ます。電動工具を使う場合は特に注意が必要です。
◆【Jackery】ポータブル電源1500でマキタの丸のこって使えるの?途中でシャットダウン。
おすすめのポータブル電源は?
おすすめのポータブル電源についてはこちらにまとめました。
これから購入を考えているのであれば「Jackery 600 Plus」が1つ目にちょうどいいかと。
まとめ
ポータブル電源の良い点
コンセントがない場所でも家電を使えるのが大きな利点です。災害時の備えとしても、想定する使い方に合えば心強い道具になります。
ポータブル電源が合わない人
外で家電を使う機会が少ない人は、買っても使わず持ち腐れになりやすいです。停電時に充電が尽きたあとの充電手段を用意できない場合や、暑さ寒さの環境条件を満たしにくい場合、出力不足で使いたい家電が動かない場合も後悔につながります。
また、スマホとノートPCの充電が中心なら、ポータブル電源より高出力の充電器やモバイルバッテリーのほうが合う場合があります。
ポータブル電源が向いている人
屋外や車中泊など、コンセントがない環境で家電を使う予定がある人に向きます。防災目的なら、自宅で使う想定か車で移動できる想定かを決めたうえで、必要な出力と停電中の充電手段までセットで考えられる人が選びやすいです。
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