おすすめのポータブル電源は?出力別にまとめてみた。

各メーカーの性能を比較したものはこちらです。

たくさん情報があってもわかりにくいので、各ワット数別におすすめのポータブル電源をまとめておきます。

おすすめのポータブル電源 出力別 まとめ

スマホやノートパソコンの充電であればこちら

スマホやノートパソコンの充電だけに使用したいのであれば、ポータブル電源は必要ないです。

「Anker 733 Power Bank」であれば、持ち運び時は「Type-C で 30W出力」「TypeA で22.5W出力」で充電できます。

コンセントに差したときは、「Type-C で 最大65W出力」「TypeA ではそのままの22.5W」に対応しています。

高速充電に対応していないものでいいのであれば、「Anker PowerCore Essential 20000」がオススメです。

300W

引用画像:Amazon.co.jp
製品名RIVER 2
本体定価(税込)29900円
容量(Wh)256
定格出力(W)300
サージ(W)600
X-Boost(W)450
重量(kg)3.5
充電時間(時間)1
充電回数(サイクル)3000
公式サイト

出力が300Wでおすすめは「RIVER 2」です。

小型のポータブル電源によくある充電時間の長さを解消し、3.5kgと持ち運びやすい重さになってます。「RIVER2」の上面は平らになっており、小物を置くことができるようになっているところもポイントです。

USB-TypeCの出力も60Wと高く、ノートパソコンの充電にも問題なく使用できます。

リン酸鉄リチウムイオン電池を搭載しており、長寿命なのも魅力です。

次点で、「PowerArQ mini 2」ですね。

1000W以下

出力が600Wでおすすめなのは「EcoFlow RIVER Pro」です。

ポータブル電源本体定価
(円/税込み)
容量
(Wh)
定格出力
(W)
サージ
(W)
重量
(kg)
充電
(時間)
充電回数
(サイクル)
公式サイト

EcoFlow
RIVER Pro
79,800720600
(X-Boost
1200W)
12007.61.6800

BLUETTI
EB3A
59,980268.860012004.61(高速)
2(標準)
2500

持ち手があるのでポータブル電源の上にものは置きにくいですが持ち運びはしやすいです。

充電時間が短く、容量もそこそこあるので、車中泊とかを考えている人はこちらのモデルが視野に入ってくるのではないかと思います。

また、EcoFlowのRIVERシリーズには、X-Boost機能があり1200Wまでの機械を電圧を下げて使用可能になっているので、出力600W以上のポテンシャルを持ってます。

UPS機能のある「BLUETTI EB3A」もなかなかいいのですが、容量が半分以下しかないため車中泊など長時間の使用には向いていないです。

1000W以上2000W未満

引用画像:Amazon.co.jp

1000W以上2000W未満の出力であれば、EcoFlowの「DELTA 2」一択になります。

EcoFlow本体定価
(円)
容量
(Wh)
定格出力
(W)
サージ
(W)
X-Boost
(W)
重量
(kg)
充電
(時間)
充電回数
(サイクル)
公式サイト
DELTA mini115,500882140021001800111.6800
EFDELTA139,500126016003100141.6800
DELTA 2143,0001024150022501900121.33000

瞬間最大出力(サージ)が低いのが気になるところですが、この定格出力で使えないのであれば、サージが4000あったところで結局足りないので、より上のモデルを選択する必要があります。

また、EcoFlowのポータブル電源には「X-Boost機能」があり1500Wを超えても1900Wまでであれば電圧を上げて使用することができるので、特殊なコンセントが必要になる機械(エアコンとか)ではない限り動かすことができます。

寿命がいきなり多くなっているのは、「DELTA2」からリン酸鉄リチウムイオン電池を使用しているのが理由になってます。

値段も手頃で、そこそこの重量で、何より充電時間が短いので「DELTA2」は使いやすいと思います。

この2つの間に「DELTA 1000」があるのですが、性能がどっちつかずなので購入するのであれば「DELTA 2」の方がオススメです。

Jackery本体定価
(円)
容量
(Wh)
定格出力
(W)
瞬間最大出力
(W)
重量
(kg)
充電
(時間)
充電回数
(サイクル)
公式サイト
1000139,80010021000200010.67.5500
1000Pro149,80010021000200011.51.81000
1500179,8001534.6818003600167.5800

また、出力1000Wであれば「Jackery 1000Pro」がなかなかいい感じなのですが、値段的に「DELTA 2」の方が安いので、購入するのであれば「DELTA 2」になるかなと思います。

デメリットとして容量が少ないことが気になるところですが、「DELTA 2専用エクストラバッテリー」および「DELTA Max専用エクストラバッテリー」に対応しています。出力は十分だけど容量が気になる場合は、エクストラバッテリーとセットで購入するのがオススメです。

2000W以上3000W未満

2000W以上3000W未満の大容量になってくると出力以外に、値段や重さが気になるところです。

ポータブル電源本体定価
(円/税込み)
容量
(Wh)
定格出力
(W)
瞬間最大出力
(W)
重量
(kg)
充電
(時間)
充電回数
(サイクル)
公式サイト

Jackery
2000Pro
285,50021602200440019.521000

EcoFlow
DELTA Max1600
187,000161220004200221.7500

EcoFlow
DELTA Max2000
242,000201620004200222800

BLUETTI
AC200MAX
249,98020482200480028.12.5
(2口充電)
3500

ASAGAO
AS2K-JP
199,8002028200040002222000

重さが軽いほどいいのであれば、「Jackery 2000Pro」です。

値段の安さであれば、EcoFlow「DELTA Max1600」「DELTA Max2000」のいずれかです。

こちらは拡張バッテリーをつなげることで容量が増やせます。

長く使用したいのであれば、重たいけれど「BLUETTI AC200MAX」です。

こちらも拡張バッテリーをつなげることで容量が増やせます。

拡張せず、定格出力2000Wで十分なのであれば、ASAGAO「AS2K-JP」もいいと思います。値段も安めですしね。

ASAGAOは見た目がものすごく似ているものがあるので、購入時は間違えないように気をつけましょう。

3000W

引用画像:Amazon.co.jp

定格出力が3000W欲しいのであれば、「EcoFlow DELTA Pro」です。

DELTAシリーズDELTA Pro
本体定価(税込)440000円
容量(Wh)3600
定格出力(W)3000
サージ(W)6000
X-Boost(W)3750
重量(kg)45
充電時間(時間)3.1
充電回数(サイクル)3500
公式サイト

このあたりになってくると値段が高く、重さもすごいです。

ただ、動かない機械は殆ど無いでしょう。

これさえあれば、家が流されない限り大丈夫だと思います。

3000W以上

3000W以上になると、「BLUETTI AC300+B300」一択になります。

BLUETTI本体定価
(円/税込み)
容量
(Wh)
定格出力
(W)
瞬間最大出力
(W)
重量
(kg)
充電
(時間)
充電回数
(サイクル)
公式サイト

AC300+B300
499,8803072~3000600021.6+36.12.53500

こちらは、同じ商品「AC300+B300」を連結することで倍の200V、定格出力6000Wに対応するためすべての電子機器を動かすことができます。

また、拡張バッテリー「B300」を増設していくことで、その分容量をどんどん増やせるので、容量が足りなくなったら増設していくことができます。

LiFePO4(リン酸鉄リチウムイオン電池)を使用しているので、長く使用できますし、バッテリーが駄目になればその部分だけを買い替えていけるため、本体が壊れたり製品が販売中止になったりしない限り半永久的に使用できます。

その分重量は半端ないので、持ち運ぶのには向かないです。

UPS(無停電電源装置)に対応しているため、コンセントにさしっぱなしで使用できます。バックアップ電源としても優秀です。

番外編

BLUETTI本体定価
(円/税込み)
容量
(Wh)
定格出力
(W)
瞬間最大出力
(W)
重量
(kg)
充電
(時間)
充電回数
(サイクル)
公式サイト

EP500
588,0005100200048007610.66000

「AC300+B300」のように定格出力が3000Wも必要ないけれど、バックアップ電源として使用したい場合は「EP500」がオススメです。

重量が76kgと完全に設置しての使用が推奨されてそうなサイズのものですが、本体のみで大容量に対応しています。

こちらも同製品「EP200」を連結すれば200V定格出力4000Wに対応し、UPS(無停電電源装置)に対応しているので、2台あればすべての電子機器が動きます。

充電回数も多いので、シェルターや電気のない小屋などに設置するといい感じです。

あとがき

購入するときは基本的に公式サイトが安いのですが、たまにAmazonでビックリするぐらいのクーポン(20%OFF)とかがあるので、購入するときはそれぞれの販売店を確認するようにしたほうがいいと思います。

使う電子機器や使う場所、持ち運ぶのか持ち運ばないのかによって選択が変わってくるため、どう使用するのかをきちんと考えたほうがいいと思います。

特に考えたくないというのであれば、「BLUETTI AC200MAX」で容量が足りなそうなら拡張バッテリーを随時購入という流れになるのではないかと思います。

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