ニチコンのポータブル蓄電池「ESS-P1S1」が気になったのでまとめておきます。
蓄電池とポータブル電源の違いは?
蓄電池とポータブル電源の違いですが、持ち運べる蓄電池がポータブル電源です。
蓄電池と聞くと大掛かりな装置を思い浮かべますが、持ち運びできるタイプ(ポータブル電源)もあり、片手で運べるものなどバリエーション豊かです。
工事の必要もないので、非常時用に家庭に1個おいておくのもいいと思います。
ニチコンのポータブル蓄電池「ESS-P1S1」について
ニチコン「ESS-P1S1」簡単スペックまとめ
ニチコン | ESS-P1S1 |
---|---|
本体価格(税込) | 425,000円 |
容量(Wh) | 2000 |
定格出力(W) | 800 |
重量(kg) | 38 |
充電(時間) | 6(90%) |
蓄電池と聞くと値段が高いイメージが有り、42万5千円というのは妥当なのかなと思ってしまいますが、そんんなことはないです。思った通りめちゃくちゃ高いので気をつけましょう。
スペック表を見てもそれがどれぐらいなのかは色々と調べてみないとわからないと思うので、ニチコン「ESS-P1S1」についてまとめておきます。
保証10年は長い
保証10年というのは、他のポータブル電源のメーカーに比べて非常に長いところは安心できます。
他のメーカーは3~5年ぐらいです。
三元系リチウムイオン電池使用っぽい
最近普及し始めた安全性が高くて寿命の長い「リン酸鉄リチウムイオン電池」ではなく、旧式の「三元系のリチウムイオン電池」が使われていると思われます。
公式サイトで充電サイクル数の記載がないのでわかりません。ただ、別サイトで6000サイクルと書かれていますが、これは最後まで使い切った寿命かなと思います。
ソーラーパネルから充電できない
ニチコン「ESS-P1S1」は、ソーラーパネルからの充電はできません。
コンセントに挿しっぱなしでの使用を想定しているせいだと思います。
38kgは重たい
容量2000Whで、出力が800Wなのにたいして、重量がありすぎます。
キャスターがあったとしても、38kgは移動が大変です。
他社のポータブル電源と比較
同じぐらいの性能(容量が2000Wh前後)のポータブル電源は、以下に紹介しているとおりです。
BLUETTI AC200MAX
BLUETTI | AC200MAX |
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本体定価(税込) | 239,800円 |
セール時 | 179,800円 (25%OFF) |
容量(Wh) | 2048 |
定格出力(W) | 2200 |
瞬間最大出力(W) | 4800 |
簡易UPS | なし |
重量(kg) | 28.1 |
充電(時間) | 2.5(2口充電) |
充電(サイクル) | 3500 |
BLUETTIのポータブル電源には、簡易UPS機能がついているものがありますが、こちらはついていません。
また、リン酸鉄リチウムイオン電池を使用しているので、寿命が長いです。
Jackery 2000 Pro
Jackery | 2000Pro |
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本体定価(税込) | 285,000円 |
セール時 | 228,000円 (20%OFF) |
容量(Wh) | 2160 |
定格出力(W) | 2200 |
瞬間最大出力(W) | 4400 |
重量(kg) | 19.5 |
充電(時間) | 2 |
充電(サイクル) | 1000 |
Jackery「2000Pro」も同じぐらいのスペックで、重量が20kg無いぐらいと軽く、こちらであれば持ち運ぶことが何とか可能です。
中国製ではないので値段が高めです。ただ、安心感があります。
また、Jackery「2000Pro」は、リン酸鉄リチウムイオン電池を使用していないので、寿命が短めです。UPS機能もありません。
拡張バッテリーに対応した「Jackery2000Plus」もあります。こちらはリン酸鉄リチウムイオン電池を使用しています。
EcoFlow DELTA2 Max
EcoFlow | DELTA 2 MAX |
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本体定価(税込) | 254,100円 |
セール時 | 215,990円 (15%OFF) |
容量(Wh) | 2048 |
定格出力(W) | 2000 |
サージ(W) | 4000 |
X-Boost(W) | 2400 |
重量(kg) | 23 |
充電(時間) | 1.6? |
充電(サイクル) | 3000 |
EcoFlow「DELTA2Max」も同じぐらいのスペックで、重量も23kgと軽めです。リン酸鉄リチウムイオン電池を使用しているので寿命が長いです。ただ、UPS機能はないです。
EcoFlowのポータブル電源には「X-Boost機能」というものがあり、消費電力2400Wまでの電気製品まで動かすことができます。1つの電気製品で2400Wはなかなか無いですが、1つではなく複数使用するときにその分使えるものが増えるという感じです。
PowerArQ MAX
PowerArQ | MAX |
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本体定価(税込) | 264,000円 |
セール時 | 211,200円 (20%OFF) |
容量(Wh) | 2150 |
定格出力(W) | 2000 |
瞬間最大出力(W) | 4800 |
重量(kg) | 28.2 |
充電(時間) | 6 |
充電(サイクル) | 3000 |
PowerArQ「MAX」は、性能面は同じぐらいですが、重量が少し重めです。
一番の違いは、「コヨーテタン」「オリーブドラブ」と色を選択することができます。
また、充電時間が6時間とかなり多いのが、他のポータブル電源との大きな違いです。
あとがき
2000Whの容量があるポータブル電源の出力は約2000Wあり、コンセントで使用できる電気製品をほとんど全て使用可能です。
また、ポータブル電源には、容量を拡張できるものがあるため、容量が足りないなと思う人は買い足すという選択肢を取ることも可能です。
↓他のポータブル電源について知りたいという人はこちらにまとめてます。
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