日本製のポータブル電源で探してみると、値段が高いけれどスペックが低く、見た目も無骨でなかなか手が出ません。
そんな中で、JVC KENWOODのVictorから出ているポータブル電源がけっこういい感じだったのでまとめておきます。
JVC KENWOOD Victor ポータブル電源 特徴まとめ
リン酸鉄リチウムイオン電池を使用
リン酸鉄リチウムイオン電池を使用しているので、充電サイクル数3000回と寿命が長いです。
AC出力が50/60Hzに対応
旧モデル(JVC Powered by Jackery)では対応していなかった50Hzに対応しました。
コンセントで充電すると自動的に対応のHzに設定されるみたいですが、コンセントで充電しない場合は手動で設定する必要があるようです。
自動給電切り替え機能対応
UPSやEPSのような自動給電切り替え機能に対応していますが、具体的な秒数などの記載はなく、Q&Aには「UPS(無停電電源)対応ではありません」と記載があります。
完全なUPS機能が必要なもの(データーサーバーや命に関わるようなもの)以外で、少しぐらい途切れても大丈夫なもので使用しましょう。
パソコンなどの精密機器についてはやめておいたほうが良さそうです。
コンセントは挿したままでOK
充電した後に引っこ抜かなくても、コンセントに挿しっぱなしで大丈夫な設計になっているみたいです。
持ち運ぶ必要が出たときにコンセントから引っこ抜いて持っていったらいいし、家で使用するときはポータブル電源のコンセントを使用するようにしたらいいみたいです。
ソーラーパネルはどれが使えるの?
JVCから出ているソーラーパネルはどれも使用可能ですが、「BH-SV180」がオススメです。
詳しい充電時間などはこちらを参考にしてください。
JVC KENWOOD Victor ポータブル電源 性能まとめ
性能一覧表
Victor | 本体価格 (税込) | 容量 (Wh) | 定格出力 (W) | 瞬間最大 (W) | UPS | 重量 (kg) | 充電 (時間) | 充電 (サイクル) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
BN-RF250 | 53,900円 | 256 | 300 | 600 | ✕ | 4 | 1.8 | 4000 |
BN-RF510 | 86,900円 | 512 | 600 | 1200 | ✕ | 6.7 | 1.5 | 4000 |
BN-RF800 | 118,800円 | 806 | 700 | 1400 | ✕ | 11 | 2.5 | 3000 |
BN-RF1100 | 198,000円 | 1152 | 1500 | 3000 | ✕ | 18.3 | 2.4 | 3000 |
BN-RF1500 | 264,000円 | 1536 | 1500 | 3000 | ✕ | 21.6 | 3.2 | 3000 |
Victorシリーズの性能を一覧で表示するとこんな感じです。
Victorシリーズ発売前に発売していた旧モデルで、JackeryとJVC KENWOODが業務提携してできたポータブル電源「JVC Powered by Jackery」シリーズについて一覧で表示するとこんな感じです。
こちらは三元系のリチウムイオン電池を使用しているので、充電サイクル数が約500回ぐらいと少なめです。
他のポータブル電源との比較はこちら
他のメーカーで、同じぐらいのスペックのポータブル電源はこちらにまとめました。
あとがき
日本製のポータブル電源で探してもなかなか探せませんし、〇〇JAPANとついているものはほとんどが中国の会社という罠です。
値段が他のメーカーに比べて少し高めですが、国産のものがいいという人は、Victorのポータブル電源を選択するといいと思います。
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