ポータブル電源は普段使いできる?続く人の条件と使い道を具体例で紹介

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ポータブル電源は非常時やアウトドア向けの道具という印象が強いですが、家の中でも普段使いできるのか気になる人は多いと思います。

結論として、屋内での普段使いは一般的な家庭では無理が出やすいです。使ったあとに充電が必要になり、置き場所や配線も含めて手間が増えやすいからです。結果として「なくても困らない日」が続くと、出番が減ってしまいます。

なお、屋外の仕事やキャンプ、車中泊などで電気を使う機会が多い人は、結果的に日常的に使う可能性があります。ただ、それは屋内の普段使いというより、屋外での使用が生活に組み込まれているケースに近いため、この記事ではいったん分けて考えます。

目次

普段使いの前に決めたい充電手段

コンセント充電は手間が増えやすい

コンセントから充電する場合、使った分をあとで充電する工程が増えます。電気代の面でも、コンセントで充電するだけなら基本的に節約にはつながりません。

室内でポータブル電源を使う場面としては、コンセントが少ない、位置が悪くて使いにくい、といった状況が出発点になります。古い家でブレーカーの回路数が少ない場合、電子レンジと別の家電を同時に使うとブレーカーが落ちることがあり、この回避策として使う選択肢はあります。

ただ、電子レンジが使えるクラスのポータブル電源は本体価格が上がりやすいです。状況によっては、ブレーカーの交換やコンセント増設の工事のほうが安く済むこともあります。

ソーラーパネル充電は設置の手間が鍵

ソーラーパネルで充電する場合、パネルを出して設置し、日が陰ったり雨が降ったりしたら片付ける必要があります。普段使いを目指すなら、この手間をどう減らすかがポイントになります。

毎回設置するのではなく、常設する方法もあります。ただし台風などで飛ばないようにする工夫が必要になり、ここでも手間が増える可能性があります。

電気代節約目的では元を取りにくい

1kWhは約20〜30円が目安

東京電力の電気料金で考えると、1kWh(1000Wh)の値段は約20〜30円ぐらいです。ここでは計算をしやすくするため、1kWhを約30円として話を進めます。

一般家庭の一人あたりの電気消費量の平均が約6.1kWh(6100Wh)のようです。

容量1000Whモデルでざっくり試算

電気代の計算がし易いので、容量が1000Wh(1kWh)のポータブル電源を基準にして考えます。

電子レンジも使えて、容量が1000Whとなると、EcoFlowの「DELTA 2」が考えるのにちょうどいいので、そちらで考えてみます。

EcoFlowの「DELTA 2」のスペックはこんな感じです。

EcoFlow本体定価
(税込)
容量
(Wh)
定格出力
(W)
サージ
(W)
X-Boost
(W)
重量
(kg)
充電
(時間)
充電回数
(サイクル)
DELTA 2143,000円1024150022501900121.33000

1サイクル(100%→0%→100%)使用するごとに約30円節約することができると仮定します。

ポータブル電源の値段が143,000円(税込)なので、元を取るためには約4767サイクル使う必要があるのですが、充電サイクル数(バッテリー残量80%になる回数)を遥かに上回ります。本体代に加えてソーラーパネルの費用もかかるので、セールのときに安く購入したとしても電気代の元を取ることは現実的ではないです。

30円で考えてそれなのですから、20円で考えたときはさらに現実的ではなくなります。

また、1日に充電できるのにも限りがあるため、できたとしても1日1サイクルですね。それで、元を取るためには13年ぐらいはかかるという感じです。

電気代節約のために購入するのは良くないです。

普段使いが向く人のパターン

コンセントがない環境で過ごすことが多い

コンセントのない小屋で過ごすことが多い人や、小屋暮らしの人なら、ポータブル電源で電気のある生活に近づけます。電線のない山奥などでオフグリッド生活をしている人にも向く場面があります。

屋外の仕事やキャンプや車中泊で電気が必要

屋外の仕事でどうしても電気が必要な人や、キャンプや車中泊で電気を使いたい人は、ポータブル電源のメリットが出やすいです。扇風機やライトなどを、コンセント位置を気にせず使えます。

人が集まる場で電源を分散させたい

家に人を呼ぶ機会が多い人は、音楽やライトアップなどをコンセント位置に縛られずに行えます。大勢でゲームをする場面でも、充電のために壁沿いへ移動する手間が減ります。

実際に年末に兄弟でゲームをしたときは、Switchの充電でコンセントを取り合うことが減り、遊ぶ場所が固定されにくくなりました。

野外ライブや路上ライブで機材を動かす

野外ライブや路上ライブでは、延長コードを持たなくてもアンプやマイクの電力を確保できます。電源の場所が読めない場面ほど、価値が出やすいです。

車やバイクのバッテリー充電が多い

車やバイク、原付きなどで、たまにしか乗らずバッテリーを充電する機会がある人は、小型のポータブル電源があると便利です。

あとがき

屋内でポータブル電源を普段使いしようとすると、どうしても充電の手間が増えやすく、生活の動線に乗せるのが難しいと感じます。コンセントの位置が悪い、回路が少なくてブレーカーが落ちやすいといった事情があるなら選択肢になりますが、一般的な家庭では「なくても困らない日」が多く、結局使わなくなるケースも出やすいです。

また、電気代を節約する目的で考えると、試算のとおり本体価格を回収するまでに必要なサイクル数が現実的ではありません。ソーラーパネル代も加わるため、節約のために買うという考え方はおすすめしにくいと思います。

一方で、冒頭で除外したように、屋外での仕事やキャンプ、車中泊など「外で電気を使う機会が多い人」にとっては、結果的に日常的に使う可能性があります。ただ、それは家の中での普段使いというより、生活の拠点が屋外にも広がっている人の運用に近いです。この記事で扱った「屋内の普段使い」とは枠が少し違うため、混ぜて考えないほうが判断しやすいと思います。

ポータブル電源はレンタルという選択肢もあります

ポータブル電源は価格が高く、
「たまにしか使わない」「購入するほどではない」
と感じる方も少なくありません。

そうした場合は、レンタルを利用するのもひとつの方法です。
1万円以下で借りられることもあり、
「まずは一度使ってみたい」という方にも向いています。

おすすめのレンタルサービス

Rentio[レンティオ]

Rentioでは、ポータブル電源だけでなく、
充電器などの小物から冷蔵庫・洗濯機といった大型家電まで、
幅広い製品をレンタルできます。

気に入った場合は、差額を支払ってそのまま購入できる商品もあり、
試してから選びたい方には便利です。

また、
Jackery、EcoFlow、BLUETTI、PowerArQ、Anker など、
有名メーカーのポータブル電源やソーラーパネルも取り扱われています。

利用時の注意点

月額制プランでは、
2カ月未満で解約すると手数料が発生する場合があります。
利用前に条件を確認しておきましょう。

サイト内検索で「ポータブル電源」と入力すると、
あまり知られていないメーカーの製品が見つかることもあります。
ラインアップの幅広さも、Rentioの特徴です。

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