
※引用画像:Amazon.co.jp
Jackeryのポータブル電源「5000 Plus」について、性能を簡単にまとめてみました。
合わせて、同じぐらいの性能のポータブル電源も載せておきます。
Jackery ポータブル電源 5000 Plus 性能まとめ
5000 Plus のスペック簡単まとめ
Jackery | 5000 Plus |
---|---|
本体定価(税込) | 799,000円 |
容量(Wh) | 5040 |
定格出力(W) | 6000 |
UPS | 0ms |
重量(kg) | 60 |
充電(時間) | 4 |
DC入力(W) | 4000 |
充電(サイクル) | 4000 |
Jackeryから出ている定格出力6000Wのポータブル電源「Jackery 5000 Plus」です。
容量が5040Whと、もはやポータブルとは言えない容量になっています。
重さが約60kgとなっていて、持ち運ぶのが難しい重さになっており、キャスターが付属しています。
また、リン酸鉄リチウムイオン電池を使用しているので、Jackery旧モデルに比べて寿命が大幅に伸び、充電時間も更に短くなり使い勝手が上がってます。

定格出力6000W
定格出力が6000Wあり、「単相100V/200V AC出力」に対応なので、家庭用コンセントで使用できる電気製品はすべて使用可能です。
200VのAC出力ポートは、側面にあります。
拡張バッテリー対応
最大5台の拡張バッテリーに対応しており、合計で最大30,240Whまで拡張できます。
拡張バッテリーは後日発売のようで、今はまだ購入できないようです。
充電サイクル数4000回
充電サイクル数4000回と大幅に増えましたが、これは70%と他のポータブル電源(だいたい80%)に比べて基準が下がっているので、80%を基準にすると4000回もなく、3000~3500回ぐらいと同じでしょう。
ただ、そうだとしても毎日充放電して10年間使用できるのは凄いです。
UPS機能あり
コンセントにポータブル電源を接続し、電化製品のコンセントをポータブル電源に接続しておく(コンセントと電化製品の間にポータブル電源が入る)ことで、停電時でも瞬時に電気を供給可能です。
バックアップUPS機能の方は、簡易UPS機能なので、瞬時ではなく20ms(0.020秒)以内に切りかわります。
オンラインUPSであれば、0msで瞬時に自動で切り替わります。
DC入力プラグのサイズ径
「Jackery ポータブル電源 5000Plus」の低電圧入力ポートで使用できるDC入力プラグ「8020」のサイズは、以下のとおりです。
- 外径:8.0mm
- 内径:5.5mm
- 内芯:2.0mm
内壁は正極、外壁は負極のようです。

ソーラーパネルはどれが使えるの?
ソーラーパネルで充電しようと思っている人は、ポータブル電源のソーラーパネルが関係するスペックを確認する必要があります。
低電圧入力ポート
Jackery | 5000Plus |
---|---|
DC入力 | 16-60V⎓10.5A |
電流制限 | 21A(2ポート) |
対応電圧 | 11-60V |
ポート数 | 2 |
最大充電W数 | 1200 (600×2) |
ソーラーパネル 最大枚数 | 6枚 (200W×6) |
最大充電W数は1200Wです。Jackeryのソーラーパネルであればどれでも使用可能です。
ソーラーパネルは最大6枚まで使用できます。6枚使用するときは別途「ソーラーパネル直列アダプター」が必要になります。

高電圧入力ポート
Jackery | 5000Plus |
---|---|
入力 | 135-450V⎓15A |
電流制限 | 15A(2ポート) |
対応電圧 | 135-450V |
ポート数 | 2 |
最大充電W数 | 4000 (2000×2) |
家庭用の太陽光パネルから充電することも可能です。
ただ、高電圧を扱うため、手順が多いのと、太陽光パネルから充電できるようにするためには電気工事士の人に工事して貰う必要があります。
個人で手軽にできないので、注意しましょう。
他社のポータブル電源と比較
同じぐらいの性能(出力が6000Wぐらい)のポータブル電源は、以下に紹介しているとおりです。
EcoFlow DELTA Pro Ultra

※引用画像:Amazon.co.jp
EcoFlow | DELTA Pro Ultra |
---|---|
本体定価(税込) | 1,430,000円 |
容量(Wh) | 6144 |
定格出力(W) | 6000 |
X-Boost(W) | なし |
EPS | UPS |
重量(kg) | 82.4 |
充電(時間) | 変動 |
充電(サイクル) | 3500 |
EcoFlowから出ている定格出力6000Wのポータブル電源「EcoFlow DELTA Pro Ultra」です。
インバーター(上部分)とバッテリー(下部分)に分かれていて、セットで購入する必要があります。
容量については、単体で6144Whとこれ1つで十分な容量ですが、バッテリーを追加することでさらに増やすことができます。
重さについては、インバーター(約31.7kg)とバッテリー(約50.7kg)で、合わせて約82.4kgです。キャスターがついているので、平面での移動時には転がしていけますが、持ち運ぶときは2人で、さらにインバーターとバッテリーを分けて運ぶようにしましょう。
リン酸鉄リチウムイオン電池を使用しているため、充電時間が短く、寿命も長いです。

Anker Solix F3800

引用画像:Anker公式サイト
Anker | Solix F3800 |
---|---|
本体定価(税込) | 699,900円 |
容量(Wh) | 3840 |
定格出力(W) | 5000 |
瞬間最大出力(W) | 7500 |
簡易UPS | ○ |
重量(kg) | 60 |
コンセント入力W数 | 1500 |
充電(サイクル) | 3000 |
Ankerから出ている定格出力5000Wのポータブル電源「Solix F3800」です。
この本体と拡張バッテリーを使用して、オフグリッドな生活をするため用のもので、持ち運びとか用ではないですね。
移動用のキャスターはついていますが、約60kgあるので相当重たいです。
また、購入は公式サイトからの購入のみ対応しているようです。

あとがき
高出力に対応しているものは、このあたりですね。
BLUETTIでも容量の多いものはあるのですが、そちらは定格出力が単体で3000Wなので、省いています。
太陽光パネルでオフグリッドしたい場合の選択肢が、Jackeryからも出てきたのは魅力ですね。他メーカーよりも値段が安いですが、それでも高いのと、フルで性能を活用しようとした場合、電気工事士の人に工事してもらうのと、消防への届け出が必要になるので、お金に余裕がある人じゃないとちょっと手が出ませんね。

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