2023年5月25日にEcoFlow「DELTA2Max」が発売開始されました。
ぱっと見は「DELTA2」と変わらないです。
性能などについてどんな感じなのか、他社のポータブル電源と比較して違いをまとめておきます。
EcoFlow DELTA2 Max 性能まとめ
DELTA 2 Maxのスペック簡単まとめ
EcoFlow | DELTA 2 Max |
---|---|
本体定価 (税込) | 254,100円 |
セール時 (税込) | 215,990円 (15%OFF) |
容量 (Wh) | 2048 |
定格出力 (W) | 2000 |
サージ (W) | 4000 |
X-Boost (W) | 2400 |
重量 (kg) | 23 |
充電時間 (時間) | 1.6? |
充電回数 (サイクル) | 3000 |
公式サイト |
出力が2000Wあるので、家庭で使用している電化製品はほぼすべて使用可能(200Vのものはダメ)です。
重さが23kgあるようなので、持ち運ぶのには少々重たいです。5月中に購入すれば「キャリーカート」がついてくるので、それで持ち運ぶ感じですね。
拡張バッテリー対応
エクストラバッテリー | DELTA2Max専用 |
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本体定価(税込) | 149,600円 |
セール時 | 119,680円 (20%OFF) |
容量(Wh) | 2048 |
最大容量(Wh) | 4096 |
重量(kg) | 23 |
充電(サイクル) | 3000 |
同時接続台数 | 2台 |
DELTA2Max用の拡張バッテリー(エクストラバッテリー)のスペックはこんな感じです。
2台まで接続可能なので、本体と合わせて6144Whの容量になります。
定格出力が2000Wですが、普通の電化製品で2000Wを超えるようなものはないため、なんの問題もないと思います。
EPS機能あり
EPS機能搭載で、コンセントにポータブル電源を接続し、ポータブル電源に電気製品を接続して使用することで、停電時など30ms(ミリ秒)以内でDELTA2 Maxのバッテリーに切り替わります。
定格出力が1500Wあるので、家庭で使用できる電気製品のほとんど全てが使用できます。停電したときに止まると困るような電気製品に接続しておくと安心です。
ソーラーパネルはどれが使えるの?
ソーラーパネルで充電しようと思っている人は、ポータブル電源のソーラーパネルが関係するスペックを確認する必要があります。
- DC 入力:11 ~ 60V 最大15A
- 最大入力電力: 500W
- XT60(EcoFlow MC4 to XT60変換ケーブル)
電圧60Vのソーラーパネルまで使用できます。EcoFlowのソーラーパネルで使えるのは、「EcoFlow 400Wソーラーパネル」ですね。それ以下のW数のソーラーパネルも使用できるのですが、充電時間がかかりすぎるのでおすすめはできません。
また、EcoFlow製のポータブル電源は、EcoFlowのソーラーパネルを使用して充電するのが安心です。
他のポータブル電源との比較
旧モデルDELTA Maxとの比較
DELTA2シリーズ | DELTA Max1600 | DELTA Max2000 | DELTA 2 MAX |
---|---|---|---|
本体定価(税込) | 187,000円 | 242,000円 | 254,100円 |
容量(Wh) | 1612 | 2016 | 2048 |
定格出力(W) | 2000 | 2000 | 2000 |
サージ(W) | 4200 | 4200 | 4000 |
X-Boost(W) | 2400 | 2400 | 2400 |
重量(kg) | 22 | 22 | 23 |
充電時間(時間) | 1.7 | 2 | 1.6? |
充電回数(サイクル) | 500 | 800 | 3000 |
公式サイト |
旧モデルとの性能と比較してみると、重さはあまり変わらず、充電サイクル数が大幅に増えています。
旧モデルは三元素リチウムイオン電池だったのが、新モデルになりリン酸鉄リチウムイオン(LiFePO4)電池に変更になったのが理由です。
「DELTA 2 Max」の登場によって、旧モデルの「DELTA Max」が選ばれることがなくなりますね。
他のメーカーとの比較
出力2000Wのポータブル電源と比較してみます。
メーカー | Jackery | ASAGAO | BLUETTI | PowerArQ | EcoFlow |
---|---|---|---|---|---|
製品名 | 2000Pro | AS2000-JP | AC200MAX | MAX | DELTA 2 MAX |
本体定価(税込) | 285,000円 | 249,800円 | 239,800円 | 264,000円 | 254,100円 |
容量(Wh) | 2160 | 1920 | 2048 | 2150 | 2048 |
定格出力(W) | 2200 | 2000 | 2200 | 2000 | 2000 |
サージ(W) | 4400 | 5000 | 4800 | 4800 | 4000 |
X-Boost(W) | 2400 | ||||
重量(kg) | 19.5 | 20.5 | 28.1 | 28.2 | 23 |
充電(時間) | 2 | 2 | 2.5(2口充電) | 6 | 1.6? |
充電(サイクル) | 1000 | 2000 | 3500 | 3000 | 3000 |
公式サイト |
値段は大体似ていて、重いポータブル電源と軽いポータブル電源のちょうど間ぐらいの重さになってます。
EcoFlowのものだけ、X-Boost機能があり消費電力が多少多くても問題なく使用できます。ただ、そこまで大きな消費電力の電化製品はあまりないので、そんなに気にしなくても良さそうです。
他の拡張バッテリー対応のポータブル電源との比較
Jackery 2000Plus
Jackery | 2000Plus |
---|---|
本体定価(税込) | 285,000円 |
セール時 | 242,250円 (15%OFF) |
容量(Wh) | 2048.8 |
定格出力(W) | 3000 |
瞬間最大出力(W) | 6000 |
重量(kg) | 27.9 |
充電(時間) | 2 |
充電(サイクル) | 4000 (70%) |
定格出力が3000WとJackeryのポータブル電源の中で最大スペックになっています。
拡張バッテリーのスペックはこんな感じです。
Jackery | Battery Pack 2000 Plus |
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本体定価(税込) | 175,000円 |
容量(Wh) | 2042.8 |
重量(kg) | 19.8 |
充電(時間) | 2 |
充電(サイクル) | 4000 |
最大5個まで取り付けることができるため、2042.8~10214Whを追加可能です。
BLUETTI 「AC300+B300」
BLUETTI | AC300 +B300 |
---|---|
本体定価(税込) | 459,800円 |
セール時 | 339,800円 (26%OFF) |
容量(Wh) | 3072 |
定格出力(W) | 3000 |
瞬間最大出力(W) | 6000 |
簡易UPS | ○ |
重量(kg) | 57 |
充電(時間) | 2.5 |
充電(サイクル) | 3500 |
BLUETTI「AC300+B300」のスペックはこんな感じです。
拡張バッテリー | B300 |
---|---|
本体定価(税込) | 259,800円 |
セール時 | 189,800円 (26%OFF) |
容量(Wh) | 3072 |
最大容量(Wh) | 12288 |
重量(kg) | 36.1 |
同時接続(台数) | 4 |
拡張バッテリーのスペックはこんな感じです。
最大4台まで取り付けることができるので、3,072~12,288Whまで容量を変更できます。
注意点ですが、BLUETTI「AC300+B300」は、本体「AC300」単体では使用できないため必ずセット購入が必要になります。
また、重すぎるので、完全に持ち運ぶのには向いておらず、家で使う用ですね。
EENOUR F2000
EENOUR | F2000 |
---|---|
本体定価(税込) | 259,980円 |
セール時 | 181,986円 (30%OFF) |
容量(Wh) | 2048~ |
定格出力(W) | 2900 |
瞬間最大(W) | 4000 |
簡易UPS | ◯ |
重量(kg) | 23.6 |
入力W数 | 1500 |
充電(時間) | 1.6 |
充電(サイクル) | 3500 |
拡張バッテリーに対応したタイプのポータブル電源です。グリーンとブラックの2色を選べます。
また、定格出力が2900Wもあるので、複数台の電気製品を同時に使用しても安心です。
F2000用の拡張バッテリー「EENOUR エクストラバッテリー X2000」のスペックはこんな感じです。
EENOUR | X2000 |
---|---|
本体定価(税込) | 199,980円 |
セール時 | 139,986円 (30%OFF) |
容量(Wh) | 2048 |
重量(kg) | 18.6 |
充電(時間) | 1.6 |
充電(サイクル) | 3500 |
最大7台の増設に対応していて、2,048~14,336Whまで容量を追加できます。
あとがき
定格出力が2000W必要であれば、「DELTA 2 Max」は選択肢に入ってきますが、それ以下でいいのであれば、ちょっと大きすぎるかなと言う感じです。重たいしね。拡張バッテリーに対応した「Jackery1000Plus」の方が使い勝手がいいと思います。
また、オフグリッドにしたいという場合は、EcoFlow以外のメーカーの方が容量が多いです。
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