DABBSSONのポータブル電源「DBS2100Pro」について、性能を簡単にまとめてみました。
合わせて、同じぐらいの性能のポータブル電源も載せておきます。
DABBSSON DBS2100Pro 性能まとめ
DBS2100Proのスペック簡単まとめ
DABBSSON | DBS2100Pro |
---|---|
本体定価(税込) | 218,800円 |
容量(Wh) | 2150 |
定格出力(W) | 2400 |
P-boost(W) | 3000 |
EPS | 15ms |
重量(kg) | 24.5 |
AC入力(W) | 1500 |
PV入力(W) | 1200 |
充電(サイクル) | 4000 |
拡張 | ◯ |
DABBSSONから出ている定格出力2400Wのポータブル電源「DBS2100Pro」で、「DBS1400Pro」と比べて容量が768Wh増えているモデルになります。
容量については、2150Whと他の同出力のポータブル電源と同じぐらいです。
重量については、約24.5kgと二人で持つのが安心という感じの重さです。
半固体リン酸鉄リチウムイオン電池を使用しているため、三元系やリン酸鉄リチウムイオン電池に比べて長寿命になってます。
P-boost機能で定格出力3000W
P-boost機能をオンにすると、消費電力3000Wの電気製品を使用することができます。
電圧要件が厳しく、定格電力が1200Wを超える電化製品とは互換性がないようなので注意しましょう。といっても、普通の家庭用コンセントで使用できるものならばそんなに気にしなくてもいいです。エアコンや特殊な電動工具類、精密機械は無理だと思っておけば大丈夫です。
EPS機能あり
コンセントにポータブル電源を接続し、電化製品のコンセントをポータブル電源に接続しておく(コンセントと電化製品の間にポータブル電源が入る)ことで、停電時でも瞬時に電気を供給可能です。
ただ、UPS機能ではなくEPS機能なので、瞬時ではなく15ms(0.015秒)以内に切りかわります。
電源が切れるとダメな、データサーバーや医療用の命に関わるようなものについては使用できないので注意です。
EV用半固体リン酸鉄リチウムイオン電池を使用
通常のリン酸鉄リチウムイオン電池よりも発火する危険性が少ない電池を使用しているようです。
寿命も通常のリン酸鉄リチウムイオン電池に比べて、4500回(80%)と長いです。
ただ、取扱説明書や公式サイトの製品仕様を見てみると、4000回(80%)と記載されているのでどちらが正しいのかは謎です。
並列接続できる
「DABBSSON DBS2100Pro」本体を2台接続することができ、出力が3600Wになり容量は2倍にできます。
拡張バッテリーは1台につき2台まで接続できるため、最大4台の拡張バッテリーを接続することができます。
※「並列接続ボックス(型番A20S)」の別途購入が必要になります。
拡張バッテリーに対応
DABBSSON | DBS2100B |
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本体定価(税込) | 159,000円 |
容量(Wh) | 2150 |
重量(kg) | 18 |
拡張バッテリーに対応していて、最大2台まで取付可能です。
容量を2150~4300Whまで追加可能です。
本体と合わせると、4300Whになります。2台拡張で合計6450Whです。
本体は2台並列接続できるので、2セットで最大12,900Whまで拡張可能です。
ソーラーパネルはどれが使えるの?
ソーラーパネルで充電しようと思っている人は、ポータブル電源のソーラーパネルが関係するスペックを確認する必要があります。
- DC 入力:12-60 V 最大25A
- 最大入力W数:1200W
- MC4 XT60 コネクタ
DABBSSONのソーラーパネル「DBS210S」を最大6枚まで接続できます。(6枚の接続は難しいので、取扱説明書をよく読みましょう。)
「Dabsson DBS420S ソーラーパネル | 420W」も使用可能です。
他のポータブル電源と比較
Jackery 2000 New
Jackery | 2000New |
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本体定価(税込) | 239,800円 |
先行予約 | 131,890円 (45%OFF) |
容量(Wh) | 2042 |
定格出力(W) | 2200 |
UPS | 20ms |
重量(kg) | 17.9 |
充電(時間) | 1.7 |
DC入力(W) | 200×2 |
充電(サイクル) | 4000 |
Jackeryから出ている定格出力2200Wのポータブル電源「Jackery 2000 New」です。旧モデル「Jackery 2000 Pro」のパワーアップ版になってます。
容量については、2042Whと他の同出力のポータブル電源と同じぐらいです。こちらは拡張バッテリーに対応していないので注意しましょう。
重量については、約17.9kgと定格出力2000W帯のポータブル電源の中ではかなり軽いです。容量1500Whぐらいのポータブル電源と同じぐらいの軽さになっているので使い勝手がいいですね。
リン酸鉄リチウムイオン電池を使用しているため、Jackery旧モデル(Basicシリーズ)に比べて寿命が大幅に伸びています。充電時間も更に短くなり使い勝手が上がってます。
EcoFlow DELTA2 Max
EcoFlow | DELTA 2 Max |
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本体定価(税込) | 254,100円 |
セール時(税込) | 152,460円 (40%OFF) |
容量(Wh) | 2048 |
定格出力(W) | 2000 |
サージ(W) | 4000 |
X-Boost(W) | 2400 |
重量(kg) | 23 |
充電(時間) | 1.6? |
充電(サイクル) | 3000 |
EcoFlowから出ている定格出力2000Wのポータブル電源「EcoFlow DELTA2 Max」です。
X-Boost機能があり2400Wまでの消費電力の電気製品を動かすことができます。ただ、家庭用コンセントで使えない(消費電力が1500Wを超える)ような電気製品は普通に購入しないので、同時に電気製品を使用したときの合計消費電力が少し増えるぐらいに思っておきましょう。
容量については、2048Whと他の同出力のポータブル電源と同じぐらいの容量です。拡張バッテリー(DELTA 2 Max専用エクストラバッテリー)があるので足りない場合は追加すると良いでしょう。
重さについては、約23kgと持ち運ぶには少々重たい感じになってます。移動時に足の上に落とすことがないように注意したいですね。
リン酸鉄リチウムイオン電池を使用しているため、充電時間が短く、寿命も長いです。
また、セール時に定格出力2000Wのポータブル電源と思えないほど大幅に値段が下がるため、購入する際はEcoFlow公式サイトなどをチェックしてセールのときに購入しましょう。
BLUETTI Elite 200 V2
BLUETTI | Elite 200 V2 |
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本体定価(税込) | 249,800 |
容量(Wh) | 2073.6 |
定格出力(W) | 2200 |
電力リフト(W) | 3300 |
簡易UPS | 15ms |
重量(kg) | 24.2 |
AC入力(W) | 1500 |
PV入力(W) | 1000 |
充電(サイクル) | 6000 |
BLUETTIから出ている定格出力2000Wのポータブル電源「BLUETTI Elite 200 V2」です。旧モデル「AC200P」をフルモデルチェンジしたものになります。
容量については、2073.6Whと同出力のポータブル電源の中では少なめになってます。
重さについては、約24.2kgと持ち運ぶのはしんどい重さですが、BLUETTIの他のポータブル電源と比べると軽めです。
リン酸鉄リチウムイオン電池を使用していますが、自動車グレードLFPセル採用で、さらに寿命が長くなってます。
PowerArQ MAX
PowerArQ | MAX |
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本体定価(税込) | 264,000円 |
セール時 | 198,000円 (25%OFF) |
容量(Wh) | 2150 |
定格出力(W) | 2000 |
瞬間最大出力(W) | 4800 |
重量(kg) | 28.2 |
充電(時間) | 6 |
充電(サイクル) | 3000 |
PowerArQから出ている定格出力2000Wのポータブル電源「PowerArQ MAX」です。
容量については、2150Whと他の同出力のポータブル電源より少し多いです。拡張バッテリーには対応していません。
重さについては、約28.2kgと持ち運ぶには少々重たい感じになってます。
リン酸鉄リチウムイオン電池を使用しているため、寿命が長いです。
充電時間についてですが、6時間と他のポータブル電源に比べてかなり多いです。あまりに短時間で充電するのは負担がかかるので長くてもいいのですが、それでも少し長いです。
値段についてですが、公式サイトから購入するよりもAmazon.co.jpや楽天などで購入するほうが圧倒的に安いので、そちらで購入するようにしましょう。
また、他のポータブル電源と違い「コヨーテタン」「オリーブドラブ」と2色から色を選択することができます。
Anker 767 Portable Power Station
Anker | Anker 767 |
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本体定価(税込) | 299,900円 |
セール時 | 189,900円 (37%OFF) |
容量(Wh) | 2048 |
定格出力(W) | 2000 |
瞬間最大出力(W) | 記載なし |
簡易UPS | ◯ |
重量(kg) | 30.5 |
コンセント入力W数 | 1200 |
充電(時間) | 2.1 |
充電(サイクル) | 3000 |
Ankerから出ている定格出力2000Wのポータブル電源「Anker 767 Portable Power Station」です。
容量については、2048Whと他の同出力のポータブル電源と同じぐらいの容量です。拡張バッテリー(Anker 760 Portable Power Station Expansion Battery)があるので足りない場合は追加すると良いでしょう。
重さについては、約30.5kgと持ち運ぶのは無理な重さなので、タイヤと持ち手がついています。
リン酸鉄リチウムイオン電池を使用しているため、充電時間が短く、寿命も長いです。
また、セール時に大幅に値段が下がるため、購入する際はAnker公式サイトや楽天、Amazon.co.jpなどをチェックしてセールのときに購入しましょう。
ALLPOWERS R2500
ALLPOWERS | R2500 |
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本体定価(税込) | 219,999円 |
容量(Wh) | 2016 |
定格出力(W) | 2500 |
UPS | 15ms |
重量(kg) | 29 |
AC入力(W) | 1500 |
PV入力(W) | 1000 |
充電(サイクル) | 3500 |
拡張 | ◯ |
ALLPOWERSから出ている定格出力2500Wのポータブル電源「R2500」です。
容量については、2016Whと定格出力2000Wのポータブル電源と同じぐらいになってます。
重量については、約29kgと他のポータブル電源と比べると重たいです。
リン酸鉄リチウムイオン電池を使用しているため、旧モデル(Sシリーズ)に比べて寿命が大幅に伸びています。充電時間も更に短くなり使い勝手が上がってます。
あとがき
「DBS1400Pro」の容量アップ版です。その分値段が高いですが、768Whのポータブル電源を別に購入するよりはかなり安いです。
重量が少しあるので、1人では持ち運ぶのが大変かもしれませんが、車に頻繁に積み込みしないで家においておくのであれば問題ないかなと思います。
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