
※引用画像:Amazon.co.jp
飛行機での出張やカフェでのテレワーク中、ノートパソコンのバッテリー残量にヒヤヒヤした経験を持つ人は少なくありません。 「外でPCを充電したいから大容量のバッテリーが欲しい。でも、一般的なポータブル電源はACコンセントがある分、何キロもあって重すぎて持ち歩けない…」と悩む方に適した製品があります。
2025年8月に発売されたALLPOWERSの「SOLAX P100」は、そのような悩みを解決するACコンセントを持たない大容量モバイルバッテリーです。
国際線の機内持ち込み制限ギリギリの99.2Whという容量を確保しつつ、重量はわずか約950gに抑えられています。ペットボトル2本弱の軽さでありながら、USB Type-Cから最大100W(合計最大128W)の高速充電でノートPCをしっかりと充電できます。
この記事を読むと、SOLAX P100のスペックや実際の使いどころ、そして直接のライバルである「Jackery Explorer 100 Plus」や、コンセントが付いている最軽量クラス「BLUETTI AORA 10」と比べた場合にどれを選ぶべきかがわかります。
ALLPOWERS SOLAX P100 はどんなポータブル電源か
「SOLAX P100」はポータブル電源というカテゴリで販売されていますが、大きな特徴としてAC出力(コンセントを挿す穴)がありません。 その代わり、USB端子(Type-CとType-A)での給電能力を高めることで、使いやすい軽さと高い出力を両立しています。
- ノートPCやスマホの急速充電に向けた合計最大128W(Type-C単ポートで最大100W出力)
- 飛行機内への手荷物持ち込み制限(100Wh以下)をクリアする99.2Whの容量
- コンセント機能などを省いたことで実現した約950gという軽さ
- 寿命が長く安全性の高いリン酸鉄リチウムイオン電池を採用
ポータブル電源メーカーが作った、大容量で実用性の高いモバイルバッテリーといえます。
スペック早見表
| 項目 | ALLPOWERS SOLAX P100 |
|---|---|
| 発売日 | 2025年8月1日 |
| 容量 | 99.2Wh (31,000mAh ※3.2V時) |
| 定格出力(合計) | 128W |
| USB-C出力 (2口) | 1口ごと最大100W(PD対応) |
| USB-A出力 (1口) | 最大18W |
| AC出力(コンセント) | なし(非搭載) |
| 入力(本体充電) | Type-C PD:最大100W ソーラー:最大100W(Type-C経由) |
| 電池素材 | リン酸鉄リチウムイオン電池 |
| 充放電サイクル | 2,000回以上(残存容量80%) |
| 重量 | 約950g |
| サイズ | 約128 × 90 × 88 mm |
使いどころのイメージ
出張族・ノマドワーカーの機内・カフェでのPC充電所として
この製品のメリットは、99.2Whという航空会社の機内持ち込み制限をクリアできる容量設計にあります。 仕事用のリュックに入れておくだけで、コンセントのないカフェ席や飛行機の機内など、どこにいても自分専用の100W電源として活用できます。消費電力が高いノートPCでも、急速充電でスムーズにバッテリーを回復させることが可能です。
防災バッグの中に入れる長寿命なスマホ充電器として
一般的なモバイルバッテリーの寿命(約500回)と異なり、SOLAX P100は大型機と同じリン酸鉄リチウムイオン電池を使用しているため、繰り返し使っても劣化しにくい特徴を持ちます。 スマホを複数回フル充電できる余裕を、1kg未満の重さで防災バッグに追加できるのは大きな利点です。
ここで読者の状況に合わせて選べるよう、SOLAX P100の詳細を確認できるリンクを用意しました。出張先でのPCバッテリー切れに悩んでいる人は、この軽量モデルを検討してみてください。
良かった点
約950gという、実用的な持ち運びやすさ
ACインバーター(コンセント用の変換装置)を排除したことで、100Whクラスの容量を持ちながら約950gと片手で持ち上げられる軽さを実現しています。さらに本体には持ち運びに便利なハンドストラップが付いており、移動時の負担を減らしてくれます。
Cケーブル1本で自己完結する機動力
大型のポータブル電源を使う場合、本体を充電するための専用ACアダプターや太いケーブルを一緒に持ち歩く必要があります。しかしSOLAX P100はType-C端子からの直接充電(最大100W)に対応しているため、ノートPCの充電にも本体の充電にも、普段使っているType-Cケーブル1本あればすべて完結します。荷物を最小限に減らしたい人にとって、この身軽さは大きな武器となります。
気になった点
ACコンセントがないため家電は一切動かせない
注意すべき点は、コンセントを挿す穴がないことです。そのため、出張先でカメラの専用充電器をコンセントに挿して使いたい場合や、小型の電気毛布(AC駆動)を使いたいといった用途には適していません。 あくまでUSBケーブル(Type-CやA)が直接挿さる機器しか充電できない点は、購入前によく確認する必要があります。
他社モデル・ライバル機と比べた立ち位置
同じく機内持ち込み可能サイズのライバル機たちと比較して、SOLAX P100の立ち位置を確認してみます。
| モデル | 容量 | AC出力 (コンセント) | USB-C出力 (最大) | 重量 |
|---|---|---|---|---|
| ALLPOWERS SOLAX P100 | 99Whクラス | なし | 100W | 約950g |
| Jackery Explorer 100 Plus | 99Whクラス | なし | 100W | 約965g |
| BLUETTI AORA 10 | 120Whクラス | あり | 100W | 約1.8kg |
スペックが酷似するJackery Explorer 100 Plus
SOLAX P100とほぼ同じ、コンセントなし・最大100W出力というスペックを持っているのがJackery Explorer 100 Plusです。 どちらもできる事は似ていますが、大きな違いは本体サイズやデザインの好み、そして価格です。後発であるALLPOWERSの方がセール時に価格が安くなる傾向にあるため、コストパフォーマンス重視ならSOLAX P100が有力な選択肢となります。

コンセントが必要ならBLUETTI AORA 10
飛行機に持ち込みたいけれど、出張先でカメラのバッテリー充電等にどうしてもコンセント(AC出力)が必要だという方は、重さが約1.8kgになってもBLUETTI AORA 10を選ぶべきです。 AORA 10は機内持ち込み可能ライン(160Wh以下の制限等)に収まる容量でありながら、ACコンセントを備えています。コンセントを使うかどうかが、SOLAX P100とAORA 10を分ける基準になります。

どんな人に向くか
ALLPOWERS SOLAX P100 が向く人
- ノートPCを外で頻繁に急速充電したい人
- コンセントを使う予定はなく、リュックに入れても負担にならない1kg未満の軽さを求める人
- カフェのコンセント席の空き状況を気にしたくないノマドワーカー
- 出張や旅行で飛行機への持ち込みを前提としている人
- 普段モバイルバッテリーの劣化が早くて不満に思っている人
別の選択肢が合いやすい人
- 専用充電器などコンセントのプラグを挿して使いたい人(BLUETTI AORA 10などが候補)
- 扇風機や小型冷蔵庫など、消費電力の大きな家電を動かしたい人(大型のポータブル電源が必要)
重いポータブル電源は持ち歩けないけれど、心許ないスマホ用バッテリーではPC作業に不安があるという方は、コンセントがないことを割り切った超軽量大容量モデルが向いています。ここまでの条件に当てはまるなら、以下のリンクから詳細をチェックしてみてください。
まとめ
総評として、ALLPOWERS SOLAX P100はあえてコンセント機能をなくす判断により、約950gという携行性とノートPCをしっかり充電できる128Wの出力を持たせた製品です。
良かった点
- 機内持ち込み基準をクリアした安心の容量
- バックパックに入れても気になりにくい約950gの軽さ
- ノートPCへの負担が少ないTYPE-C最大100Wの出力
- リン酸鉄リチウムイオンによる安全性と長寿命
気になった点
- ポータブル電源という名称だがACインバーター非搭載のためコンセント機器は使えない
重たい電源を持ち運ぶ煩わしさを避けつつ、しっかりPCで作業をしたい現代のモバイルワーカーの要望に応えてくれる製品といえます。外出先での電源確保に悩んでいるなら、カバンに入れておく頼もしい相棒になるはずです。

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