【Jackery】3000 Newのスペック簡単まとめ。他のポータブル電源との違いは?

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※引用画像:Amazon.co.jp

Jackeryから発売されたポータブル電源「3000 New」について、基本性能をわかりやすくまとめました。

あわせて、同程度の出力を持つ他社製品や旧モデルとの違いも紹介しています。

目次

Jackery ポータブル電源 3000 New スペックまとめ

項目内容
本体定価(税込)359,800円
容量3072Wh
定格出力3000W
UPS20ms
重量約27kg
フル充電時間約2.5時間
DC入力最大500W×2ポート
バッテリー寿命約4000サイクル
(70%維持)

「Jackery 3000 New」は、従来モデル「3000 Pro」よりも進化した最新モデルです。定格出力は3000Wと非常に高く、大型家電や工具類にも対応できるパワーを備えています。

特徴1:軽量設計で取り回ししやすい

容量3072Wh・定格出力3000Wというハイスペックながら、重量はわずか27kg。

これは同等スペックの他社製品よりも軽く、容量2000Whクラスのモデルとほぼ同等の重さです。キャンプや非常時の持ち運びにも適しています。

特徴2:バッテリー性能と寿命の向上

使用されているのは「リン酸鉄リチウムイオン電池(LiFePO4)」です。

従来の三元系リチウムイオン電池に比べて、

  • 発火リスクが低い
  • サイクル寿命が長い(約4000回)

という特長があり、長期間の使用にも安心です。

なお、Jackeryの「Plus」「New」シリーズでは、サイクル寿命の基準を「70%容量維持」としているため、一般的な「80%維持・3000回」基準と比較して、実質的には大きな差はないと考えてよいでしょう。

補足:アプリによるバッテリー寿命の延長機能あり
Jackeryの専用アプリを使うことで「バッテリー節約モード(85%充電で停止)」を設定でき、バッテリー寿命を最大1.5倍まで引き延ばすことが可能です。

特徴3:簡易UPS機能あり

UPS(無停電電源装置)機能により、コンセントと機器の間に本製品を挟むことで、停電時にも20ms以内で電力供給を継続できます。

※ただし、0.020秒の切り替え時間があるため、サーバー機器や医療機器など、瞬断が許されない機器には不向きです。使用時は注意しましょう。

特徴4:ソーラーパネル対応

「Jackery 3000 New」はソーラー充電にも対応しており、以下のスペックになっています。

Jackery3000 New
DC入力12-16V⎓8A
16-60V⎓12A
対応電圧12-60V
ポート数2
最大充電W数500W
使用可能なパネル数最大4枚まで接続可能

基本的にはJackery純正のソーラーパネルが使用できますが、2枚以上を1ポートに接続する際は専用の「SolarSagaアダプター(Pro/Plus専用)」が必要です。

やや複雑なので、はじめから200W級のパネルを用意するのが無難でしょう。

また、ソーラーパネルとキャリーカートがセットになったものがあるので、これを機に購入を考えている人はそちらのセットを購入するのがいいでしょう。

DC入力プラグのサイズ径

DC入力プラグのサイズは「8020」で、以下のとおりです。

  • 外径:8.0mm
  • 内径:5.5mm
  • 内芯:2.0mm

内壁は正極、外壁は負極のようです。

旧モデルとの違いは?

Jackery3000Newには、似たような名前の製品がいくつかあります。

  • Jackery 3000 Pro
  • Jackery 3000 New

性能を比較したものは以下です。

Jackery本体定価
(税込)
容量
(Wh)
定格出力
(W)
UPS重量
(kg)
充電
(時間)
DC入力
(W)
充電
(サイクル)
3000Pro419000円3024300020ms292.8700×22000
3000New359800円3072300020ms272.5500×24000

性能はあんまり変わりないなさそうに見えるので、簡単に違いをまとめておきます。

主な違い

  • 電池種別の違い:3000 Proは「三元系」、3000 Newは「リン酸鉄系」
  • 寿命と安全性:3000 Newは寿命が長く、発火しにくい
  • 重量と充電性能:3000 Newのほうが軽量で、充電時間も短縮

定格出力3000Wの利点とは?

家庭用コンセントは、基本的に1口1500Wまで使用でき、合計で2000Wを超えるとブレーカーが落ちるようになってます。

Jackery 3000 Newは3000Wの出力が可能なため、家庭用の家電製品を複数同時に使用したり、電動工具などの高出力機器にも対応できます(ただし、起動電力が大きい機器には注意)。

コスパ重視なら「整備済製品」もおすすめ

旧モデルが気になる方や、価格を抑えたい方は、Jackery公式サイト内で販売されている「整備済製品」も検討してみてください。新品よりも安価に購入できるチャンスがあります。

それほど頻繁に製品が出ているわけではないですが、チェックしてみるといいでしょう。

他のポータブル電源と比較

同じような性能のポータブル電源を載せておきます。

Jackery 2000Plus

※引用画像:Amazon.co.jp

Jackery2000Plus
本体定価(税込)285,000円
セール時242,250円
(15%OFF)
容量(Wh)2048.8
定格出力(W)3000
瞬間最大出力(W)6000
重量(kg)27.9
充電(時間)2
充電(サイクル)4000
(70%)

定格出力が3000WとJackeryのポータブル電源の中で最大スペックになっています。

拡張バッテリーのスペックはこんな感じです。

JackeryBattery Pack 2000 Plus
本体定価(税込)175,000円
容量(Wh)2042.8
重量(kg)19.8
充電(時間)2
充電(サイクル)4000

最大5個まで取り付けることができるため、2042.8~10214Whを追加可能です。

BLUETTI 「AC300+B300」

※引用画像:Amazon.co.jp

BLUETTIAC300
+B300
本体定価(税込)459,800円
セール時339,800円
(26%OFF)
容量(Wh)3072
定格出力(W)3000
瞬間最大出力(W)6000
簡易UPS
重量(kg)57
充電(時間)2.5
充電(サイクル)3500

BLUETTI「AC300+B300」のスペックはこんな感じです。

拡張バッテリーB300
本体定価(税込)259,800円
セール時189,800円
(26%OFF)
容量(Wh)3072
最大容量(Wh)12288
重量(kg)36.1
同時接続(台数)4

拡張バッテリーのスペックはこんな感じです。

最大4台まで取り付けることができるので、3,072~12,288Whまで容量を変更できます。

注意点ですが、BLUETTI「AC300+B300」は、本体「AC300」単体では使用できないため必ずセット購入が必要になります。

また、重すぎるので、完全に持ち運ぶのには向いておらず、家で使う用ですね。

EcoFlow DELTA Pro 3

※引用画像:Amazon.co.jp

EcoFlowDELTA Pro 3
本体定価(税込)539,000円
容量(Wh)4096
定格出力(W)3600
X-Boost(W)5100
UPS10ms
重量(kg)51.5
充電(時間)変動
充電(サイクル)4000

EcoFlowから出ている定格出力6000Wのポータブル電源「EcoFlow DELTA Pro 3」です。

容量については、単体で4096Whとこれ1つで十分な容量ですが、バッテリーを追加することでさらに増やすことができます。

重さについては、約51.5kgです。キャスターがついているので、平面での移動時には転がしていけますが、持ち運ぶときは2人で、さらにインバーターとバッテリーを分けて運ぶようにしましょう。

リン酸鉄リチウムイオン電池を使用しているため、充電時間が短く、寿命も長いです。

DABBSSON DBS3500

※引用画像:Amazon.co.jp

DABBSSONDBS3500
本体定価(税込)436,000円
クーポン適用後253,000円
(42%OFF)
容量(Wh)3430
定格出力(W)3000
サージ(W)6000
重量(kg)40.7
充電(時間)2.5
充電(サイクル)4500

DABBSSONから出ている定格出力3000Wのポータブル電源「DBS3500」です。

容量については、3430Whと他の同出力のポータブル電源と比べて少し多いです。

重量については、約40.7kgと二人で持っても重たいぐらいです。

半固体リン酸鉄リチウムイオン電池を使用しているため、三元系やリン酸鉄リチウムイオン電池に比べて長寿命になってます。

ALLPOWERS R3500

※引用画像:Amazon.co.jp

ALLPOWERSR3500
本体定価(税込)380,000円
容量(Wh)3168
定格出力(W)3200
UPS15ms
重量(kg)42
AC入力(W)1500
PV入力(W)2000
充電(サイクル)3500
拡張

ALLPOWERSから出ている定格出力3200Wのポータブル電源「R3500」です。

容量については、3168Whと同出力のポータブル電源と同じぐらいになってます。

重量については、約42kgと他のポータブル電源と比べると重たいです。

リン酸鉄リチウムイオン電池を使用しているため、旧モデル(Sシリーズ)に比べて寿命が大幅に伸びています。充電時間も更に短くなり使い勝手が上がってます。

あとがき

Jackery 3000 Newは、以下のような方におすすめです。

  • 長寿命で安全なポータブル電源を探している
  • 大型家電を停電時にも使いたい
  • ソーラー充電も活用したい
  • 持ち運びやすさも重視したい

旧モデルよりも軽量かつ高性能で、使い勝手が大きく向上しています。選択肢としては非常にバランスの取れたモデルと言えるでしょう。

ポータブル電源はレンタルも可能です

「本体を購入するのは高すぎる」
「たまに行くキャンプくらいしか使い道がない」
「購入してもあまり使わないから、もったいない」

――このように感じている方には、レンタルの利用がおすすめです。
1万円以下で借りられることも多く、「まずは一度使ってみたい」という方にもぴったりです。

おすすめのレンタルサイト:Rentio[レンティオ]

Rentio[レンティオ]

幅広い製品ラインアップ

こちらのサイトでは、ポータブル電源だけでなく、充電器などの小物から冷蔵庫や洗濯機といった大型家電まで、さまざまな製品をレンタルできます。

そのまま購入もできる

気に入った場合は、本体価格の残額を支払うことでそのまま購入できる商品も多く、気軽に試してから選べるのが魅力です。
意外な製品がレンタル対象になっていることもあるので、眺めているだけでも楽しめます。

有名メーカーのポータブル電源もレンタル可能

Jackery」「EcoFlow」「BLUETTI」「PowerArQ」「Anker」など、有名なメーカーのポータブル電源とソーラーパネルもレンタル可能になってます。(各メーカーへのリンクは、「Rentio[レンティオ]」での検索結果ページに接続されています。)

月額制のプランも用意されていますが、2カ月未満で解約すると解約手数料が発生することがあるため、事前に注意事項をよく確認してから利用しましょう。

検索機能も活用しよう

サイト内の検索欄に「ポータブル電源」と入力すると、あまり知られていないメーカーの製品も表示されることがあります
ラインアップの幅広さも、Rentioの魅力のひとつです。

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