マキタ18V急速充電器は600Whクラスで使える?Jackery 600 Plus実測レビュー

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マキタの18Vバッテリーを、畑や現場で充電したいと考えたとき、
「どのポータブル電源なら使えるのか」「600Whクラスで足りるのか」で迷う人は多いと思います。

本記事では、
2口急速充電器DC18RDを実際に使った実測結果と、
Jackery 600 Plusを草刈りで継続運用した体験をもとに、

・マキタ18V急速充電に必要な出力の考え方
・Jackery 600 Plusで本当に足りるのか
・草刈りでローテーションが成立する条件

を整理しました。

結論から言うと、使い方を理解していればJackery 600 Plusで十分実用になります

2026.1.10更新:付け足し付け足しして見にくくなっていたので書き直しました。

目次

マキタ18Vバッテリーをポータブル電源で充電できるか

この記事の結論(Jackery 600 Plusで十分)

マキタ18Vの急速充電器は消費電力が高く、
一見すると中型以上のポータブル電源が必要に思えます。

しかし、実際の消費電力は定格どおりに張り付くわけではなく、
充電の進行に合わせて上下します。

この挙動を踏まえると、
定格出力800WクラスのJackery 600 Plusで草刈り用途は十分対応可能です。

検証した充電器とバッテリー(DC18RD/BL1860B)

今回検証したのは、
マキタ18V用の2口急速充電器DC18RDと、
18V 6.0AhバッテリーBL1860Bです。

BL1860Bの容量は108Whとなります。

充電前に押さえるべき仕様と注意点

DC18RDの定格消費電力は690W

DC18RDの定格消費電力は690W(VA=W)です。
この数値だけを見ると、600Whクラスでは厳しそうに感じます。

ただし、この690Wは最大値であり、
常にこの出力を要求されるわけではありません。

発電機・昇圧器が前提にならない理由

取扱説明書上では、発電機の使用にバツ表記があります。
調べてみると、インバーター発電機であれば使用可能なケースもあるようです。

とはいえ、現場での手軽さを考えると、
発電機前提の運用は現実的とは言えません。

本記事では、ポータブル電源で完結する運用に絞っています。

取扱説明書の探し方(マキタ公式で検索)

マキタの取扱説明書は、公式サイトから検索できます。
充電器の場合は「充電器」でキーワード検索すると見つかります。

現在使っている充電器がある場合は、
事前に仕様を確認しておくと安心です。

18Vマキタ充電器の選び方

18V充電器一覧(RD/RF/SH/SD)

代表的な18V充電器は以下の4種類です。

18V充電器口数出力電流消費電力満充電時間
DC18RD29A690W約55分
DC18RF112A330W約40分
DC18SH22.6A140W約130分
DC18SD12.6A125W約130分

草刈り用途ならDC18RFが現実的な理由

消費電力が低いSH・SDは、
満充電まで2時間以上かかるためローテーションには不向きです。

草刈り用途では、
1口でも充電が速いDC18RFの方が現実的と感じました。

互換品が多いので純正を選ぶ

マキタの充電器は互換品が多く、見分けがつきにくいです。
安全面を考えても、必ず純正品を選ぶようにしましょう。

Jackery 1500でDC18RDを使った実測レビュー

充電中の消費電力は約673Wだった

Jackery 1500でDC18RDを使用したところ、
充電中の消費電力は約673Wでした。

バッテリー残量がそれほど減っていない状態だったため、
この程度に収まった可能性があります。

消費電力が上下して安定しにくい

充電途中からは466W前後まで下がる場面もあり、
消費電力は頻繁に上下していました。

定格値どおりに張り付く挙動ではありません。

充電完了後は約5Wまで下がる

充電が終わると、
消費電力は約5W程度まで下がります。

この挙動を見る限り、
最大出力を長時間要求されるわけではないと分かります。

Jackery 600 Plusを草刈りで使った結論

持ち運びやすさが大きい(16kg→7.3kg)

Jackery 1500は約16kgあり、
車から畑へ運ぶだけでもそれなりに体力を使います。

特に草刈り後は腕や腰に疲労が溜まっているため、
作業後に16kgを持ち上げて運ぶのは正直しんどいと感じました。
足元が不安定な場所では、持ち上げる動作そのものがリスクになります。

その点、Jackery 600 Plusは約7.3kgと半分以下の重量です。
片手でも持ち上げやすく、
「今日は持って行くのをやめよう」と思うことがなくなりました。

現場に気軽に持ち出せるかどうかは、
実用性を大きく左右するポイントだと感じています。

バッテリー3個だと冷却待ちで詰まりやすい

18V 6.0Ahバッテリーを3個で回すと、
使い切った直後のバッテリーが高温になり、
すぐに充電できない場面が出てきます。

この冷却待ちの時間が、
草刈りローテーションでは意外と大きなロスになります。

特に夏場は冷えるまでに時間がかかり、
「次に使うバッテリーが充電できていない」という状態が起きやすくなります。

バッテリーを増やせば解決しますが、
個数が増えるほど管理も大変になるため、
運用方法の工夫が必要だと感じました。

DC18RDよりDC18RFが回しやすい

  • DC18RD:約55分(フル充電)
  • DC18RF:約40分(フル充電)

2口急速のDC18RDは一見便利そうですが、
草刈り用途では必ずしも効率的とは限りません。

2口同時に挿しても、
実際には冷却待ちでフル活用できない場面が多く、
消費電力も大きくなります。

その点、1口急速のDC18RFは、
冷えたバッテリーを1本ずつ確実に充電でき、
消費電力も抑えられます。

結果として、
草刈りではDC18RFの方がテンポよく回せると感じました。

草刈りで回せたローテーション方法

満充電を狙わず75%前後で回す

当初は満充電を前提にしていましたが、
80%を超えてから満充電までに時間がかかりすぎる点が気になりました。

そこで、
「満充電にこだわらず、75%程度で次に回す」
という運用に切り替えました。

この割り切りによって、
待ち時間が減り、作業全体の流れがスムーズになりました。

3個ローテの具体的な回し方

18V6.0Ahのバッテリーを3個でローテーションします。
充電器は1口急速充電の「DC18RF」です。

基本的な流れは以下の通りです。

1個目を使い切ったら充電
2個目を使う
使い切ったバッテリーは冷ます

3個目を使い切る頃には、
1個目がある程度充電されており、
ここから充電と使用のサイクルが噛み合い始めます。

この段階に入ると、
大きく待たされることなく作業を続けられるようになります。

75%でも体感の稼働時間が変わりにくい理由

満充電でも75%充電でも、
実際に草刈りをしていると体感の稼働時間はほとんど変わりません。

これは、長時間使用による発熱で、
バッテリーが先に制限をかけてしまうためだと考えています。

結果として、
「満充電しても結局同じくらいで止まる」
という感覚になり、75%運用の方が合理的に感じました。

現場運用で困ったことと対策

直置きは蟻・朝露・直射日光が問題になる

草の上にポータブル電源を直置きすると、
蟻が入り込んだり、朝露で底面が濡れたりします。

さらに、直射日光が当たると本体温度が上がり、
動作環境としてもあまり良くありません。

実際に、蟻の襲撃にあったことで、
直置きは避けた方がいいと痛感しました。

段ボールで敷物兼日除けにする

いろいろ探した結果、
2L飲料を箱買いしたときの段ボールがちょうど良いサイズでした。

敷物として地面から離せるうえ、
向きを変えることで簡易的な日除けにもなります。

軽くて折りたため、
持ち運びの邪魔にならない点も気に入っています。

アプリのバッテリー節約モードを使う

Jackeryのアプリで、
バッテリー節約モードを有効にしています。

85%以上は充電せず、
15%未満で給電を停止する設定です。

使える容量は減りますが、
寿命が約1.5倍になるとされており、
草刈り用途では十分な使用時間が確保できています。

結果として、
電源がちょうど切れるタイミングで作業終了となり、
運用バランスとしても悪くありません。

DC18RF運用ならJackery 500 Newも選択肢

※引用画像:Amazon.co.jp

サイズ感と重量がちょうどいい

Jackery 500 Newは、Jackery 600 Plusとほぼ同じ設置面積ですが、
高さが約4cm低くなっているため、見た目以上に取り回しが良く感じます。

重量も約5.7kgと、600 Plusより1.6kgほど軽く、
草刈り現場への持ち運びや車への積み下ろしがかなり楽になります。
実際に何度も持ち運ぶ用途では、この差は意外と無視できません。

節約モード中の600 Plusより容量が多い

Jackery 600 Plusをバッテリー節約モードで使うと、
実際に使える容量はおよそ7割程度になります。

その点、500 Newは512Whをそのまま使えるため、
実効容量で見ると600 Plus(節約モード)よりも多いという逆転現象が起きます。

DC18RFのように消費電力が330W程度に収まる充電器であれば、
この容量差は草刈りのローテーションにそのまま効いてきます。

1口急速で回すならこちらが合理的

DC18RF前提で運用するなら、
出力・容量・重量・価格のバランスが非常に良いモデルです。

2口同時充電を考えないのであれば、
あえて600 Plusを選ぶ理由は薄く、
1口急速充電に割り切るなら500 Newの方が合理的な選択といえます。

バッテリー追加よりポータブル電源が有利な場面

寿命(充電サイクル)の考え方

マキタの18Vバッテリーは三元系リチウムイオン電池で、
充電サイクルはおおよそ500回とされています。

一方、最近のポータブル電源はリン酸鉄リチウムイオン電池が主流で、
3000〜6000回と、寿命に大きな差があります。

毎日使うわけではないにしても、
長期的に見るとポータブル電源の方が
「いつまで使えるか」という安心感があります。

セールで価格が下がりやすい

マキタの純正バッテリーは、
セールで大きく値下がりすることがほとんどありません。

それに対してポータブル電源は、
発売から半年〜1年ほどで大幅に値下がりすることが多く、
セール時には半額近くになることもあります。

同じ予算でも、
タイミング次第で選択肢が大きく広がる点は大きな違いです。

バッテリー個数と価格の目安(4個が分岐点)

マキタの18V6.0Ahのバッテリー1個の値段を15,000円として考えると以下のようになります。

個数容量
(Wh)
価格
(円)
110815,000
221630,000
332445,000
443260,000
554075,000
664890,000
7756105,000
8864120,000
9972135,000
101080150,000

18V 6.0Ahバッテリーを1個15,000円とすると、
4個で約60,000円になります。

このあたりが、
「バッテリーを買い足すか、ポータブル電源に切り替えるか」の分岐点です。

草刈り以外の電動工具や、防災用途も考えると、
4個以上を検討する段階でポータブル電源を選ぶ方が
用途の広さという面では有利になります。

大容量18Vバッテリー(BL1890/BL18120)の扱い

容量と重量の一覧

大容量の18Vバッテリー「BL1890」「BL18120」が発売されました。

品番容量(Ah)容量(Wh)重さ
BL1815N1.5Ah27Wh350g
BL1820B2.0Ah36Wh380g
BL1830B3.0Ah54Wh643g
BL1850B5.0Ah90Wh640g
BL1860B6.0Ah108Wh670g
BL18909.0Ah162Wh約970g
BL1812012.0Ah216Wh約1.3kg

BL1890やBL18120は、
従来の6.0Ahバッテリーに比べて容量が大きく、
単体での作業時間は確実に伸びます。

ただし、その分重量も増え、
特にBL18120は約1.3kgと、
手持ち作業ではずっしりとした重さになります。

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草刈りローテでは重さと充電時間がネック

草刈りのように長時間使う作業では、
重量増による腕や腰への負担が無視できません。

また、容量が増えた分、充電時間も長くなるため、
ポータブル電源運用ではローテーションが組みにくくなります。

結果として、
複数の6.0Ahバッテリーを回す方が
全体の作業効率は良いと感じました。

長時間作業ならBAP18Eで腰装着も検討

どうしても大容量バッテリーを使いたい場合は、
バッテリーアダプタBAP18Eを使い、
腰に装着して重さを分散する方法があります。

腕への負担は減らせますが、
装備が増える点や取り回しを考えると、
万人向けとは言いにくい運用です。

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まとめ

良かった点

・Jackery 600 Plusで実用になる
・軽くて現場に持ち出しやすい
・2時間程度の草刈りにちょうどいい

気になった点

・冷却待ちがネック
・満充電を狙うと待ち時間が長い

向いている人

・畑や山林でマキタ18V工具を使う人
・草刈りをまとめて行う人
・発電機を使いたくない人

あと、電動の草刈り機を実際に使用してみたときのことは以下にまとめてあります。長時間の草刈りをする場合は、バッテリーの持ちがあまり良くないのでバッテリーが4個ぐらいないとローテーションできない感じです。3個だとバッテリーが冷えるまでの時間の関係で2時間ぐらいが限界かなと思います。

また、以前はスプリットモーターを使用していたのですが、18V充電式草刈機「MUR195LDZ」の方が使い勝手がいいので、今は主にそちらを使用してます。軽いのは正義です。

ポータブル電源はレンタルという選択肢もあります

ポータブル電源は価格が高く、
「たまにしか使わない」「購入するほどではない」
と感じる方も少なくありません。

そうした場合は、レンタルを利用するのもひとつの方法です。
1万円以下で借りられることもあり、
「まずは一度使ってみたい」という方にも向いています。

おすすめのレンタルサービス

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Rentioでは、ポータブル電源だけでなく、
充電器などの小物から冷蔵庫・洗濯機といった大型家電まで、
幅広い製品をレンタルできます。

気に入った場合は、差額を支払ってそのまま購入できる商品もあり、
試してから選びたい方には便利です。

また、
Jackery、EcoFlow、BLUETTI、PowerArQ、Anker など、
有名メーカーのポータブル電源やソーラーパネルも取り扱われています。

利用時の注意点

月額制プランでは、
2カ月未満で解約すると手数料が発生する場合があります。
利用前に条件を確認しておきましょう。

サイト内検索で「ポータブル電源」と入力すると、
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ラインアップの幅広さも、Rentioの特徴です。

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