
マキタの電動草刈り機「MUR195LDZ」を使って草刈りをしています。

マキタの18Vバッテリーを使用しているのですが、なんせ値段が高いのでそれだったらポータブル電源を持っていって草刈りをすればいいんじゃないかと思って、Jackery 600 Plus を購入して使ってます。
この記事では、同じように、電動の草刈り機でポータブル電源を使いたい人向けに選び方をまとめておこうと思います。
ポータブル電源に必要なスペック
定格出力400W以上
マキタの18Vバッテリーの急速充電器「DC18RF」の消費電力は330Wなので、それ以上の定格出力が必要になります。
そのため、少し余裕をもって定格出力400W以上が必要になります。
また、2口充電の方は、690W必要になるため、その分定格出力が大きいモデルが必要になります。
容量は草刈りの時間で計算

18V6.0Ahだと、18×6=108Whになっています。
電動草刈り機は、夏場は約20分ぐらい使用できるので、3個で大体1時間ぐらい使用できる計算です。
使い切ったバッテリーはかなり熱を持っており、そこそこ冷えないと充電が始まりません。そのため、バッテリーを充電しながらループさせるためには、最低3個の18V6.0Ahバッテリーが必要になります。1個使って、1個冷やして、1個充電という感じですね。
充電するときに少しロスが出ることも考えて、大体1時間あたり350Whぐらい容量が必要になると思っておきましょう。
Jackery 600 Plusをバッテリー節約モード(70%使用なので442Wh使用)で使って、18V6.0Ah3個、18V2.0Ah1個の4個ループで使うと、3時間草刈りできます。
計算があわないので、どうやらバッテリーが熱を持ちすぎて、まだ残っているけど使えなくなるっぽいのと、100%充電と80%充電で、それほど使用時間に差が出ないのではないかという疑惑が出てます。
オススメのポータブル電源
オススメは以下の3つのポータブル電源になります。
それ以外のポータブル電源になると重いので持ち運びしにくいかと思います。
Jackery 500 New

※引用画像:Amazon.co.jp
Jackery | 500 New |
---|---|
本体定価(税込) | 59,800円 |
容量(Wh) | 512 |
定格出力(W) | 500 |
UPS | 10ms |
重量(kg) | 5.7 |
充電(時間) | 1.3 |
DC入力(W) | 200 |
充電(サイクル) | 6000 |
Jackeryから出ている定格出力500Wのポータブル電源「Jackery 500 New」です。
「Jackery 600 Plus」と比べて、大体のサイズは変わらず4cm高さが低くなっているモデルです。
それでいて、容量が512Whと「バッテリー節約モード」中の「Jackery 600 Plus(442Wh)」よりも多く、寿命がバッテリー節約モードの「Jackery 600 Plus」と変わらないぐらい長くなっています。
さらに、5.7kgと約1.6kgも軽いので、持ち運びしやすく値段が2万ぐらいやすいという感じです。
発売は2025年7月下旬からなのですが、これが去年出ていたらこっち買ってましたね。「DC18RF」の1口急速充電器でローテーションするならこちらのモデルがオススメです。

Jackery 600 Plus

※引用画像:Amazon.co.jp
Jackery | 600Plus |
---|---|
本体定価(税込) | 86,000円 |
容量(Wh) | 632.3 |
定格出力(W) | 800 |
瞬間最大出力(W) | 1600 |
重量(kg) | 7.3 |
充電(時間) | 1 |
充電(サイクル) | 4000 |
Jackeryから出ている定格出力800Wのポータブル電源「Jackery 600 Plus」です。
容量が632.3Whと他の同出力のポータブル電源に比べて少なめです。
容量が少ない分、重量が軽くなっているので持ち運びやすくなってます。
また、リン酸鉄リチウムイオン電池を使用しているため、Jackery旧モデルに比べて寿命が大幅に伸びました。充電時間も更に短くなり使い勝手が上がってます。
Jackery 500 New の一回り、サイズと性能が上のモデルです。2口急速充電器を使用しないのであれば、定格出力500Wの「Jackery 500 New」がいいでしょう。

Jackery 1000 New

※引用画像:Amazon.co.jp
Jackery | 1000new |
---|---|
本体定価(税込) | 139800円 |
容量(Wh) | 1070 |
定格出力(W) | 1500 |
UPS | 20ms |
重量(kg) | 10.8 |
充電(時間) | 1.7 |
DC入力(W) | 200×2 |
充電(サイクル) | 4000 (70%) |
Jackeryから出ている定格出力1500Wのポータブル電源「Jackery 1000 New」です。
容量については、1070Whと先ほど紹介した「Jackery 500 New」「Jackery 600 Plus」と比べて2倍ぐらいあります。
重量については、約10.8kgと少し重たいのですが、計算上6時間ぐらい草刈りできることになります。
モデル名 | 幅(mm) | 奥行(mm) | 高さ(mm) |
---|---|---|---|
Jackery 500New | 311 | 205 | 157 |
Jackery 600Plus | 300 | 219 | 197 |
Jackery 1000New | 327 | 224 | 247 |
サイズ感としては、同じぐらいのサイズで「Jackery 600 Plus」と比べて、上に5cm高くなったような感じになっています。

この価格より安かったら買い
マキタの18V6.0Ahのバッテリー1個の値段を15,000円として考えると以下のようになります。
個数 | 容量 (Wh) | 価格 (円) |
---|---|---|
1 | 108 | 15,000 |
2 | 216 | 30,000 |
3 | 324 | 45,000 |
4 | 432 | 60,000 |
5 | 540 | 75,000 |
6 | 648 | 90,000 |
7 | 756 | 105,000 |
8 | 864 | 120,000 |
9 | 972 | 135,000 |
10 | 1080 | 150,000 |
4個ぐらいまでなら、マキタの18V6.0Ahバッテリーを購入し、それ以上必要になるならポータブル電源がお得です。

また、参考にセール時の値段は、以下のようになってます。
- Jackery 500 New(512Wh):35,800円(40%OFF)
- Jackery 600 Plus(632.3Wh):55,900円(35%OFF)
- Jackery 1000 New(1070Wh):69,900円(50%OFF)
Jackery 1000 Newのコスパの良さが気になるところですが、3時間ぐらいしか草刈りをしないとすると必要ないので、Jackery 500 Newがいいかなと思います。
あとがき
もっと早く出ていれば「Jackery 500 New」を購入してましたね。
定格出力500Wというのは、炊飯器がちょうど動かせないぐらいの中途半端な存在なのですが、ことマキタのバッテリー充電用と考えるとすごくちょうどいい感じですね。
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