
※引用画像:Amazon.co.jp
BLUETTIのポータブル電源「Apex 300」について性能を簡単にまとめてみました。
合わせて、同じぐらいの性能のポータブル電源も載せておきます。
BLUETTI Apex 300 性能まとめ
Apex 300 簡単スペック表
BLUETTI | Apex 300 |
---|---|
本体定価(税込) | 332,600円 |
容量(Wh) | 2764.8 |
定格出力(W) | 3200 |
電力リフト(W) | 6400 |
簡易UPS | 20ms |
重量(kg) | 38 |
AC入力(W) | 1440 |
PV入力(W) | 1200 |
充電(サイクル) | 6000 |
BLUETTIから出ている定格出力3200Wのポータブル電源「BLUETTI Apex 300」です。
容量については、2764.8Whと3000W出力のポータブル電源の中では少なめになってますが、これは拡張バッテリーB300Kと同じ容量になってます。
重さについては、約38kgと持ち運びできないぐらい重いので、家庭用のバックアップ電源用途になってます。
リン酸鉄リチウムイオン電池を使用しているのと、EnerBalance AIシステムにより高効率・安定・長寿命になってます。

簡易UPS機能搭載
「簡易UPS機能」搭載です。(20ms切り替え)
雷など何らかのアクシデントで急に電気が供給されなくなったときでも、瞬時に切り替わることで、継続して電化製品を使用することができます。
ポータブル電源をコンセントに挿して、ポータブル電源に継続して使用したい電化製品を接続しましょう。普段使用する電気は、ポータブル電源のバッテリーを経由せずに直接コンセントから流れ、電気が供給されなくなった瞬間にバッテリーから供給されるように切り替わるようです。
電力リフトモードで6400Wまで動く
電力リフトモードは、電化製品の定格電圧を下げることによって、消費電力の高い電化製品でも動かすことができる機能です。EcoFlowのX-Boost機能と同じと思っていいです。
消費電力1500W以上の家電製品はないので、単体で使用する性能ではなく、複数の電化製品の合計がこれぐらいまで使えるかなと思っていればいいと思います。
もちろん、定格出力3200Wを超えてしまうと、その電化製品の完全な性能は発揮できなくなり、威力が下がることは頭に入れておきましょう。
防水防塵性能なし
防水防塵性能はないです。
拡張バッテリー対応

※引用画像:Amazon.co.jp
拡張バッテリー「B300K(2,764.8Wh)」を最大6台まで連結することができます。
本体も合わせると7台分の容量で、最大19,353.6Whになります。

ソーラーパネルはどれが使えるの?
ソーラーパネルで充電しようと思っている人は、ポータブル電源のソーラーパネルが関係するスペックを確認する必要があります。
- 開回路電圧:12 ~ 60 V
- 最大入力電力:1200W
- MC4 コネクター付き
電圧が60Vまで対応しているので、充電量の多いソーラーパネルが使用可能です。容量の少ないポータブル電源では使えなかった「BLUETTI PV350」も使用できます。

他社のポータブル電源と比較
同じような性能のポータブル電源を載せておきます。
Jackery 2000Plus

※引用画像:Amazon.co.jp
Jackery | 2000Plus |
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本体定価(税込) | 285,000円 |
セール時 | 242,250円 (15%OFF) |
容量(Wh) | 2048.8 |
定格出力(W) | 3000 |
瞬間最大出力(W) | 6000 |
重量(kg) | 27.9 |
充電(時間) | 2 |
充電(サイクル) | 4000 (70%) |
Jackery製で拡張バッテリーに対応したモデルです。
本体単体でも使用可能です。出力は同じぐらいで容量が少なめです。

Jackery | Battery Pack 2000 Plus |
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本体定価(税込) | 175,000円 |
容量(Wh) | 2042.8 |
重量(kg) | 19.8 |
充電(時間) | 2 |
充電(サイクル) | 4000 |
拡張バッテリーは最大5個まで取り付けることができるため、2042.8~10214Whを追加可能です。

EcoFlow DELTA Pro 3

※引用画像:Amazon.co.jp
EcoFlow | DELTA Pro 3 |
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本体定価(税込) | 539,000円 |
容量(Wh) | 4096 |
定格出力(W) | 3600 |
X-Boost(W) | 5100 |
UPS | 10ms |
重量(kg) | 51.5 |
充電(時間) | 変動 |
充電(サイクル) | 4000 |
EcoFlowから出ている定格出力6000Wのポータブル電源「EcoFlow DELTA Pro 3」です。
容量については、単体で4096Whとこれ1つで十分な容量ですが、バッテリーを追加することでさらに増やすことができます。
重さについては、約51.5kgです。キャスターがついているので、平面での移動時には転がしていけますが、持ち運ぶときは2人で、さらにインバーターとバッテリーを分けて運ぶようにしましょう。
リン酸鉄リチウムイオン電池を使用しているため、充電時間が短く、寿命も長いです。

バッテリー | 容量(Wh) | (kWh) |
---|---|---|
1台 | 4096 | 4.09 |
2台 | 8192 | 8.19 |
本体1台に、2台まで拡張バッテリーを取り付けることができます。
容量は本体と同じで、本体と合わせると最大12,288Whまで容量を増やすことができます。

DABBSSON DBS3500

※引用画像:Amazon.co.jp
DABBSSON | DBS3500 |
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本体定価(税込) | 436,000円 |
クーポン適用後 | 253,000円 (42%OFF) |
容量(Wh) | 3430 |
定格出力(W) | 3000 |
サージ(W) | 6000 |
重量(kg) | 40.7 |
充電(時間) | 2.5 |
充電(サイクル) | 4500 |
DABBSSONから出ている定格出力3000Wのポータブル電源「DBS3500」です。
容量については、3430Whと他の同出力のポータブル電源と比べて少し多いです。
重量については、約40.7kgと二人で持っても重たいぐらいです。
半固体リン酸鉄リチウムイオン電池を使用しているため、三元系やリン酸鉄リチウムイオン電池に比べて長寿命になってます。

DABBSON | DBS5300B |
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本体定価(税込) | 436,000円 |
容量(Wh) | 5320 |
重量(kg) | 42.9 |
拡張バッテリーに対応していて、最大2台まで取付可能です。
容量を5320~10640Whまで追加可能です。
本体と合わせると8750Wh。2台拡張で合計14070Whになります。
本体は2台並列接続できるので、2セットで最大28140Whまで拡張可能です。

ALLPOWERS R3500

※引用画像:Amazon.co.jp
ALLPOWERS | R3500 |
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本体定価(税込) | 380,000円 |
容量(Wh) | 3168 |
定格出力(W) | 3200 |
UPS | 15ms |
重量(kg) | 42 |
AC入力(W) | 1500 |
PV入力(W) | 2000 |
充電(サイクル) | 3500 |
拡張 | ◯ |
ALLPOWERSから出ている定格出力3200Wのポータブル電源「R3500」です。
容量については、3168Whと同出力のポータブル電源と同じぐらいになってます。
重量については、約42kgと他のポータブル電源と比べると重たいです。
リン酸鉄リチウムイオン電池を使用しているため、旧モデル(Sシリーズ)に比べて寿命が大幅に伸びています。充電時間も更に短くなり使い勝手が上がってます。

ALLPOWERS | B3000 |
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本体定価(税込) | 309,999円 |
容量(Wh) | 3168 |
UPS | 15ms |
AC入力(W) | 1500 |
重量(kg) | 39.5 |
充電(サイクル) | 3500 |
R3500は、拡張バッテリーを取り付けられる部分があります。
公式サイトには、拡張バッテリー「B3000」のページが同じページ内にあるためわかりにくいです。(在庫切れのせいか「R3500」のページに行こうとすると、自動で「B3000」のページに飛ぶ。)
最大2台まで取り付けられるようになっています。
本体と合わせると、容量は最大9,504Whになります。

あとがき
BLUETTIの家庭用バックアップ電源には「AC300+B300K」や「AC500+B300S」があるのですが、こちらの方がいいですね。何より寿命が長いのがいい。
また、BLUETTIは何でも取り入れるのが早い(リン酸鉄の導入もBLUETTIが早い)です。これからは、AI制御を他のメーカーが真似ていき主流になっていくのでしょうか。
何にせよ、消費者としては長く使えることに越したことはないですね。

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