迷ったらこれ。EcoFlow RIVER 3 Max等シリーズ3種の使い分けと、買わないほうがいい人の条件

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※引用画像:Amazon.co.jp

EcoFlowの「RIVER 3 Plus」「RIVER 3 Max」「RIVER 3 Max Plus」は、3つの異なるポータブル電源に見えますが、実は「RIVER 3 Plus」という1つの本体に、専用バッテリーをガチャンと追加して容量を増やしただけのシリーズです。

この記事を読むと、これら3モデルの仕組みと違い、定格出力600Wでできること・できないこと、そして「JackeryやAnkerなどの他社製品と迷ったときに、どう選び分ければよいか」が明確に判断できます。

「最初は安く本体だけ買って、足りなくなったら後から容量を足す」という買い方ができる、非常に合理的なポータブル電源です。

目次

RIVER 3 Plusシリーズはどんなポータブル電源か

「RIVER 3 Plus」「Max」「Max Plus」と名前が3つありますが、基本となるポータブル電源本体は「RIVER 3 Plus」の1種類だけです。この本体の下に、専用のエクストラバッテリー(EB290 または EB580)を重ねて合体させることで、名前と容量が変わる仕組みになっています。

  • RIVER 3 Plus(286Wh):本体のみ
  • RIVER 3 Max(572Wh):本体 + 拡張バッテリー(EB290)
  • RIVER 3 Max Plus(858Wh):本体 + 拡張バッテリー(EB580)

この仕組みの最大のメリットは、「定格出力(動かせる家電のパワー)は600Wのままで、使用できる時間(容量)だけを自分の用途に合わせて選べる・後から増やせる」という点です。


スペック早見表

項目RIVER 3 PlusRIVER 3 MaxRIVER 3 Max Plus
容量286Wh572Wh858Wh
バッテリー構成本体のみ本体 + EB290本体 + EB580
定格出力600W(3モデル共通)
X-Boost出力1200W(3モデル共通)
AC入力最大650W最大650W最大650W
AC充電時間約60分約60分約60分
PV入力(ソーラー)最大220W最大220W最大220W
重量約4.7kg約8.2kg約10.0kg

性能の根幹である「定格出力(600W)」「充電の速さ(約60分)」「動かせる家電の種類」は3モデルすべて同じです。変わるのは「容量(使える時間)」と「重さ」だけなので、自分の用途(日帰りか、1泊か、連泊か)に合わせて容量を選ぶだけで失敗しません。


使いどころのイメージ

ちょっとしたお出かけ・デスクワーク(RIVER 3 Plus / 286Wh)

約4.7kgと非常に軽いため、片手で気軽に持ち出せます。公園でのピクニック、カフェ代わりの車内テレワークなど、スマホやPCの充電、小型扇風機を使う程度の用途であれば本体のみの「Plus」で十分に事足ります。

1泊のキャンプや車中泊(RIVER 3 Max / 572Wh)

夏場のポータブル冷蔵庫や扇風機、冬場の電気毛布(1枚〜2枚)を一晩使うなら「Max」の容量(572Wh)が必要です。本体とバッテリーを分離して2回に分けて車に積めるため、約8.2kgという総重量ほどの重さを感じずに持ち運べます。

自宅の停電対策・連泊キャンプ(RIVER 3 Max Plus / 858Wh)

台風などの停電時に、照明やルーター、スマホの充電を数日間にわたって維持したい場合や、連泊キャンプには最も容量の大きな「Max Plus」が安心です。UPS(無停電電源装置)機能(10ms切替)も搭載しているため、水槽のポンプなどを繋いでおく防災用途にも適しています。


良かった点

配線(ケーブル)なしでガチャンと拡張できる

これまでのポータブル電源の拡張バッテリーは、太くて邪魔な極太ケーブルで接続するのが一般的でした。RIVER 3 Plusシリーズは本体の底面にコネクタがあり、上に乗せるだけで合体・拡張が完了します。ケーブルを見失う心配もなく、見た目も非常にスマートで場所を取りません。

GaNテクノロジーによる「静かさ」と「高い電力効率」

充電器などでおなじみの新素材「GaN(窒化ガリウム)」がポータブル電源に搭載されました。これにより電気の変換ロスが減り、同じ容量の旧モデルよりも体感で長く家電が使えます。しかも発熱が減ったことで冷却ファンが回りにくくなり、動作音は30dB(深夜の郊外やささやき声レベル)と非常に静か。テント内や寝室での使用でも音が気になりません。

約60分で完了する超爆速のAC充電

EcoFlowの代名詞ともいえる急速充電は健在です。AC入力により、0%から100%まで約60分でフル充電できます。キャンプ当日の朝、準備をしている間に完了してしまうスピードは、一度体験すると元には戻れない快適さです。

拡張バッテリー単体でもType-C経由で使える

専用のエクストラバッテリー(EB290等)にはUSB Type-Cポートが搭載されており、本体と合体させなくても、巨大なモバイルバッテリーとして単体でスマホやタブレットの充電に使えます(※ACコンセントは使えません)。


気になった点

定格出力はあくまで「600W」である

X-Boost機能を使えば一時的に1200Wまでの家電を動かすことはできますが、これは電圧を下げて無理やり動かす仕組みのため、電子レンジの温めが弱くなったりドライヤーの風量が落ちたりします。基本的に「熱を出す高出力家電(IHクッキングヒーターや電気ケトルなど)」を快適に使いたい人には、出力不足で不向きです。

データサーバーなどの精密機器のUPSとしては使えない

停電時に10ms(0.01秒)以内でバッテリー駆動に切り替わる簡易的なUPS機能があります。一般的な家電であれば問題なく動き続けますが、デスクトップパソコンやデータサーバー、医療機器など「一瞬でも電気が途切れるとアウト」な精密機器のバックアップ用途としては推奨されていません。


他社モデルと比べた立ち位置

同じ中容量・中出力帯には、「Jackery 600 Plus」「BLUETTI AC70」「Anker Solix C800」といった強力なライバルが存在します。これらと迷ったときの選び分けは以下の通りです。

「容量の後付け」と「静音性」ならRIVER 3 Plusシリーズ 

「今はそんなに容量いらないけど、将来キャンプにはまるか分からない」という人にとって、無駄な初期投資を抑え、後からケーブルレスで容量だけ買い足せる柔軟性は圧倒的な強みです。また、寝室や車中泊でのファンの静かさを求めるなら、GaN搭載の本機が頭一つ抜けています。

「最初から高出力」が欲しいならBLUETTIやAnker 

ドライヤーやお湯を沸かすケトルなど、熱を出す家電を最初から使いたいと決まっているなら、定格出力1000Wの「BLUETTI AC70」や定格1200Wの「Anker Solix C800」を選ぶべきです。RIVER 3 Plusシリーズをいくら拡張しても、定格出力は600Wから増えないためです。


充電・入力で注意する点

ソーラー充電時の仕様制限

ソーラーパネルで充電する場合の入力上限は「最大220W(11~55V 最大13A)」です。 EcoFlow純正の「220W片面ソーラーパネルGen2」などを使用するのが最も安心ですが、他社製を使用する場合は電圧に注意し、接続端子が「MC4 to XT60」の変換ケーブルを持っているか確認してください。


どんな人に向くか

RIVER 3 Plus / Max / Max Plusが向く人

  • 最初は予算を抑えて本体だけ買い、必要になったら(またはセールが来たら)後から容量を足したい人
  • 車中泊やテント内など、狭い空間で使うため「ファンの音が静かなポタ電」を探している人
  • ケーブルのごちゃごちゃした配線が嫌いで、すっきりとしたスマートなデザインが好きな人

別の選択肢が合いやすい人

  • キャンプでドライヤー、電子レンジ、IH調理ヒーターなどをガッツリ使いたい人(定格1000W以上の別モデルが必要です)
  • デスクトップPCやサーバー用の完全な無停電電源装置(切替0ms)を探している人
  • 本体とバッテリーが合体・分離するギミックよりも、最初から1つの箱にまとまっているシンプルな構造が好きな人

まとめ

良かった点

  • ベースモデル(Plus)にバッテリーを上に乗せるだけで、ケーブルレスで簡単に容量を拡張できる
  • GaNテクノロジー搭載により、従来機より実稼働時間が長く、ファン音も静か(30dB未満)
  • ACコンセントから約60分で0〜100%まで完了する超急速充電
  • 拡張バッテリー単体でもType-C経由でモバイルバッテリーとして使える

気になった点

  • どれだけ容量を拡張しても、定格出力は600Wのまま(高出力家電は動かせない)
  • X-Boost(1200W)はあくまで電圧を下げる補助機能であり、万能ではない
  • UPS機能(10ms)は、PCやサーバーなどの繊細な精密機器には推奨されない

向いている人

自分の用途(容量)に合わせて後からカスタマイズできるのが最大の魅力です。まずは「RIVER 3 Plus」でポータブル電源デビューを果たし、足りなければ「Max」や「Max Plus」化のバッテリーを買い足す、という無駄のない買い方をしたい方に最も向いています。静音性も高いため、車中泊ユーザーにも強くおすすめできます。

ポータブル電源はレンタルという選択肢もあります

ポータブル電源は価格が高く、
「たまにしか使わない」「購入するほどではない」
と感じる方も少なくありません。

そうした場合は、レンタルを利用するのもひとつの方法です。
1万円以下で借りられることもあり、
「まずは一度使ってみたい」という方にも向いています。

おすすめのレンタルサービス

Rentio[レンティオ]

Rentioでは、ポータブル電源だけでなく、
充電器などの小物から冷蔵庫・洗濯機といった大型家電まで、
幅広い製品をレンタルできます。

気に入った場合は、差額を支払ってそのまま購入できる商品もあり、
試してから選びたい方には便利です。

また、
Jackery、EcoFlow、BLUETTI、PowerArQ、Anker など、
有名メーカーのポータブル電源やソーラーパネルも取り扱われています。

利用時の注意点

月額制プランでは、
2カ月未満で解約すると手数料が発生する場合があります。
利用前に条件を確認しておきましょう。

サイト内検索で「ポータブル電源」と入力すると、
あまり知られていないメーカーの製品が見つかることもあります。
ラインアップの幅広さも、Rentioの特徴です。

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